パテック・フィリップ 全歴代 ノーチラス 歴史と愛蔵ファイル
Patek Philippe Nautilus
と、言う事で昨日の続き?となります。
以前大まかな歴代ノーチラスの3針モデルを並べてみましたが、今回はノーチラスファミリーの過去作を残しておこうというもの。
皆さんもすべて知っていますか?
メンズサイズだけとなりますが、チェックしていきましょう。
前半戦はこちら。
1976年 3700/1系
カジュアル・エレガンス
丸みを帯びた8角形のベゼル、船の舷窓からインスピレーションを得たケース、水平エンボス文字盤により、ノーチラスは1976年の誕生以来、カジュアル・エレガンスを体現しています。40年後の今日、ノーチラスは、ステンレススチール、ローズまたはホワイトゴールド仕様、またはこれらの組み合せによる、活動的なライフスタイルに適する多彩な紳士用、婦人用モデルを擁しています。<PATEK PHILIPPE HPより>
ロイヤルオークの後を追うように誕生した初代ノーチラス 3700。
耳(ケースを繋ぐヒンジ部位)を入れると42mmもある当時としては巨大なサイズでリリース。
「船窓」をモチーフにした丸みのある八角形、ブレスレットと一体型のデザインは現在まで続くアイコンとなっています。
搭載ムーブメントのキャリバー28-255Cは、初代ロイヤルオークのキャリバー2121と同じルクルトキャリバー920がベースで、2針デイト表示です。
因みにヴァシュロンコンスタンタンの「222」も同じ。
当時としては高めの防水性12気圧を2ピース構造のケースが実現しています。
3700 初代ジャンボ。
初代からスティール、コンビネーション、ゴールド無垢、ダイヤ巻、ダイヤインデックスなどバリエーションがきちんとありました。
スティールと無垢はとんでもない値段になっていますが、コンビネーションは珍しいのに比べると安めです(全然安くないけど)。
キャリバー28-255C搭載、耳含み42mm。
1981年 3800/1系
小さい時計が流行ってた時期で小振りな3800系が登場。
搭載ムーブメントはキャリバー335SCやキャリバー330SCです(3700と違い秒針が付きました)。
カレンダーが黒いのは古いタイプ。
耳含み38mm。
1996年にはコンビネーションの3800/1JAもリリースされます。
因みに1996年はノーチラス誕生20周年。
1998年 3710/1
また大振りになったジャンボケースで更にパワーリザーブインジケーターを搭載した3710/1Aです。
スティールしか見たこと無いですけど、その他のバリエーションはあるんですかね?
2004年 3711/1G
直ぐに生産終了となったホワイトゴールド無垢シースルーバック2ピースケースブラックダイヤルと言う他と特徴が被らないジャンボ 3711/1G-001。
次の新作はこれが復刻されるとか、されないとか・・・?
2005年 3712/1A
初のノーチラス コンプリケーションモデル 3712/1Aです。
5712/1Aの登場でわずか1年で姿を消しますが、記念すべきモデルであることは間違いありません。
ケースは2ピース。
2006年 ノーチラス誕生30周年
5711/1A-001
5711/1A001が登場です。
3ピースケース、シースルーバック、耳が丸みを帯びます。
キャリバー324SC搭載。
初期はブレスレットがネジ留めで、後にピン式に変更。
文字盤も製造時期により微妙なバリエーションが存在。
5712/1A-001
5712/1A-001もノーチラス誕生30周年に登場。
今でもラインナップされています。
5980/1A-001
初のクロノグラフ 5980/1A-001 青文字盤が登場。
自社製ムーブメント キャリバーCH28-520C搭載。
2014年に生産終了。
5800/1A-001
3800/1Aの後継モデルでシースルーバックになっています。
搭載ムーブメントは3800と同じキャリバー330SC。
こちらも短命なレアモデル。
5712G-001 / 5712R-001
RもGも現行モデルです。
こちらは現在生産終了の5712GR。
2007年 5711R / 5711J
ローズゴールド、イエローゴールドにレザーストラップ。
後半戦です。
2008年 5713/1G / 5719/1G / 5722
5713/1G-010
ヒカキンモデル 5719
画像は5724Gですが、この年に出たのは5722Gと5724R。
2010年 5726A-001 / 5980
年次カレンダーの5726Aが登場。
キャリバー324 S QA LU 24H/303搭載。
黒文字盤の5980/1A-014が追加ラインナップ。
2012年 5711/1A-011 / 5726/1A-001 0 / 5726/1A-010/ 5980/1A-019
白文字盤の5711/1A-011が追加ラインナップ。
2019年に生産終了となりました。
年次カレンダーのブレスレットモデル。
白文字盤 5980/1A-019が追加ラインナップ
この年は爽やかなスティールホワイトダイヤルばかり。
2013年 5980/1AR
現行モデルのクロノグラフ 5980/1AR。
2014年 5990/1A-001
2014年登場のノーチラス トラベル タイム クロノグラフ 5990/1A-001。
現行モデルです。
2016年 ノーチラス誕生40周年
2016年、パテック フィリップはカジュアル・エレガンスを体現したノーチラス・コレクションの誕生40周年を祝います。この記念すべき年は、高級タイムピースの数多くの愛好家、コレクターにとってこの上なく重要です。1976年以来、世界の急激な変化は目覚ましいものがありますが、40年の歳月を通じ、ノーチラスは、デザイン、信頼性、人気において揺らぐことのない地位を保持し続けています。これを機にマニュファクチュール パテック フィリップが発表する限定製作のノーチラス誕生40周年記念タイムピース2モデルは、伝説的な性格をまったく犠牲にすることなく、時代の変化に適応できることを、今一度立証したものといえるでしょう。<パテック・フィリップHPより>
40周年はゴージャスな記念モデル。
プラチナ製の5711/1p-001は700本、ホワイトゴールド製クロノグラフ 5976/1G-001は1300本。
破壊力のある価格ですね。
2018年 5740/1G-001
2018年登場のノーチラスの永久カレンダー 5740/1Gー001。
現行モデルです。
2021年 5711/1A-014 5711/1A-018″ティファニー&Co.”
レギュラーモデル最後の5711/1Aとなったグリーン文字盤のスティールノーチラス。
オリーブグリーンソレイユ文字盤。
わずか1年の製造となります。
ティファニーとの蜜月の関係を祝う170本限定モデル 5711/1A-018。
ティファニーブルー文字盤。米国の3つのティファニーブティック内のパテックフィリップブティックで52,635ドルで販売されます。
抜けちゃってるのや、スペックなど時間のある時埋めていきます。
疲れちゃったので終わり。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京