2021年1月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!GMTマスターII イエローロレゾール 16713
Follow Rolex 16713 Rolesor GMT Master II’s price.
人気モデルの相場を追うシリーズから、ロレゾールのGMTマスターII 16713です。
昨日の16613の勢いで、同じくイエローゴールドとのコンビネーションモデル 16713ですが、サブマリーナーに比べ知名度も人気もあまり無かったイメージです。
そもそも現在と違って、日本ではGMTマスターがあまり人気がありませんでしたので、2000年頃にこのモデルを着けてた方は、少し変わった方・・・
GMTマスターIIと言えば3カ国の時間帯をベゼルと短針の操作で瞬時に確認できるプロフェッショナルツールで、やはり2トーンの回転ベゼルが特徴ですね。
16713には代表的なペプシやコークベゼルは存在しません、代わりに黒いベゼルと黒文字盤、茶とゴールドのベゼルとブラウン文字盤の組み合わせがあります(2トーンは茶金のみ)。
宝飾文字盤もラインナップされていて、サブマリーナーと異なりサファイアではなくルビー3Pとダイヤモンド8Pの組み合わせ(16713RG)、更に黒ベゼルにも茶金ベゼルにもセットされます。シルバー文字盤とシャンパン文字盤は同じですね。
バリエーションの多さは、もう1つブレスレットにもあります。
3連オイスターと5連ジュビリーが用意されており、茶金の16713RGはゴージャスで魅力的、スポーツモデルの中ではドレッシー。
イーストウッドも着用したGMTマスターのブラウン/ゴールド2トーンベゼルは「ルートビア」と呼ばれ親しまれていますね。
ジュビリーブレスレットが似合うプロフェッショナルモデルはコレで決まり。
因みにコレがルートビア。
ソフトドリンクだそうです。
そして、我らが木村拓哉さんもGMTマスターの茶金の魅力にどっぷりハマりました。
映画『検察側の罪人』で着用さてたのはジャックロードさんが用意した物(そのままお買い上げだったんですね)。
ここで敢えてのジュビリーブレスレットは流石。
普段も着けてらっしゃる。
恐らく、この辺りから5桁茶金も見直されたんじゃないでしょうか。
現在のカフェオレ126711CHNR人気の根底には、ルートビア人気があるからでしょう、きっと・・・たぶん。
90年代半ばまではシングルバックル、
トリチウム夜光。
スティールモデルと違って好まれるかは微妙なポイント。
|
こちらが「RG」です。
シルバー文字盤のRGは、なかなかレア。
茶金にはシャンパンの方がフィットしそうですけど、当時敢えてのシルバーを選ばれた方はグッドセンス。
稀少性で言えば、16713にもスティック「II」ダイアルあるんです。
私は見たことありませんけどね。
16713のスペック
製造期間
1990年~2006年
ムーブメント
キャリバー3185 (Zシリアル後期から3186なので存在しないかと思います)
パワーリザーブ48時間
100m防水
ステンレススティール
40mm
両回転ベゼル
と、いう事で中古マーケットから現在の相場をチェックしていきます。
Chrono24を見てみます(Chrono24は税抜き)。
まず「黒」から。
保証書付きですが、年式の古いモノで110万円ほどからと、なかなかな値段ですね。
高年式は150万円を超えます。
続いて「茶金」です。
もうまったく安いモノがありません。
90年代初期でも160万円以上します・・・GMTマスター人気は本当に凄い。
コレより古いモデルでしたが、私は20万円台で茶金の中古を見かけたことがありました。
当時は「フジツボ」が欲しかったのでドットインデックスのその個体はスルーしましたが買っておけば良かった(笑)
Chrono24には「RG」の掲載がほとんど無かったので楽天市場から。
RGもオイスターブレスレットとジュビリーブレスレットを選べますが、やはりジュビリーの方がエレガントで良いですね。
4年前はこんな値段だったのにね・・・
いかがでしょうか?
コンビネーションモデルなのでトリチウム夜光がフィットしているか微妙ですが、ジュビリーブレスレットはグッドポイントですね。
5桁モデルのジュビリーは「ダレ」てしまうので購入時は注意と覚悟が必要です。
ブレスレットを畳んで体育座り(三角座り)できない個体はストラップ交換も視野に入れた方が良いかも。
ちゃんと手に取って選びましょう。
しかし、コンビのGMTマスターは本当に少なくなってきたイメージです。
少し変わったモデルなら尚更。
重い腰を上げて、手の届くうちにどうぞ!
5桁も100万円以下で買える時代は終わろうとしています。
今のうち、今のうち。
欲しいモデル、気になるモデルは早めですよ。
それではまた!