Which do you like better? Rolex Explorer I & Air King.
今回はロレックスから、形状の似ている2つのモデルを見比べてみようと言う記事です。
で、その2モデルとは、ロレックスの大定番人気スポーツウォッチ エクスプローラーI 214270 と、パイロットウォッチ風にリメイクされたエアキング 116900です。
取り敢えずロレックスを買おうかな?と思われる方の中で、サブマリーナーデイトとエクスプローラーIを選ばられる方の割合は非常に多いと思います。
その理由は、シンプルで頑丈、どんな服装も合わせやすく、有名で価値も大幅に上下しないことが挙げられます。
デイトナを含め、サブマリーナーデイトとエクスプローラーIの3モデルはロレックスの人気アイコンとして確固たる地位を時計ファンから得ていると言えるでしょう。
間違いのない選択ですね。
次にエアキングです。
今回見ていくエアキングは2016年に登場した大型ケースの新作です。
それまではオイスターパーペチュアルと同規格で、ロレックスのエントリー機としてラインナップされていました。
私のファーストウォッチも、14000と言うシンプルなエアキングでした。
いやはや懐かしい。
エントリー機から2016年に少し格上げされ、新しいラインナップとして新エアキング 116900 がリリースされます。
ミルガウスの様に耐磁性を持ち、コックピット内の計器に似たデザインで一躍話題作となります。
ドン、と2モデル並べてみました。
どうでしょう?
似ていませんか?
ご存知かと思いますが、画像の左が214270 エクスプローラーI、右が116900 エアキングです。
ツルっとした鏡面仕上げのスムースベゼルがオイスターケースにセットされており、黒文字盤にはアラビア数字の3.6.9と12時位置には逆三角形、そしてメルセデス針、デイト表示もありません。
もちろん違いもあります。
エクスプローラーIは39mmのケース径に対し、エアキングは40mmとなっています。
搭載するムーブメントも異なり、エクスプローラーIにはキャリバー3132が、エアキングにはキャリバー3131が入っています。
ただ、どちらもキャリバー3130がベースになっていますね(オイスターパーペチュアルやサブマリーナーノーデイトが使っています)。
エアキングはミックスデザインだと思いますが、良いとこ取りで価格も抑えられており、もっと人気があっても良いのに。
耐磁性が強化されたエクスプローラー的なモデル。
サイドビューを見比べます。
明らかに左側のエクスプローラーIの方が薄く、左側のエアキングの方が分厚いです。
もともとの分厚いケースは、ミルガウスの黒・白文字盤(116400)を生産終了し仕上げを替えてエアキング用にしたものと思われ、ミルガウス同様に軟鉄インナーシールドを搭載しています。
分厚いエアキングの厚みは約13-14mm。
エクスプローラーIは約11mmです。
薄いので着けやすい。
コレは重要なポイントです。
続いて重さ。
エアキングは約156グラム。
エクスプローラーIは約135グラム。
20グラム違います。
当然軽い方が長時間疲れず着けられます。
着け心地に関しては人それぞれですが、細腕オジサンの私にはエクスプローラーIの方が合っていました。
エアキング 116900 単体で見れば、シンプルなフォルムでどんなファッションにもフィットしそうです。
イエローとグリーンの差し色が効いていて、1度見たら忘れません。
デザイン元(ブラッドハウンドSSCのクロノグラフ)を思うと仕方ないのですが、アラビア数字の5.10・・・50.55がちょっと煩わしいですね。
IWCのパイロットウォッチの方が、完成度が高い文字盤デザインです。
ロレックスのエアキング 116900 は、やっつけ作業的な印象ですね。
次世代機のエアキングには期待したいと思います。
因みに、エクスプローラーIのブラックアウト文字盤(右)は、不要になったためエアキングの文字盤へと書き換えられたと思われます。
ミルガウス 116400のケースも、エクスプローラーI 214270のブラックアウト文字盤も、どちらも2016年に姿を消し、新エアキングは2016年にリリースされています。
エクスプローラーIはまったくブレませんね。
古いモデルも一目でエクスプローラーIとわかります。
変わらないデザインは、所有者にもこれから購入される方にも安心感を与えます。
木村拓哉さんも14270、114270、214270を着用されているようです(劇中、プライベート)。
格好良い。
ブラックライトを照射。
エアキングの反応箇所が少ないのが気になります。
コックピット内も暗くなることがあるでしょう。
もうすこし夜光塗料を使用した方が良いのではないでしょうか?
3.6.9がブラックアウトなら、5.10・・・50.55に塗っても良さそうですけど。
バーインデックスの代わりがアラビア数字。
王冠、ROLEX、秒針にカラーペイントをして、EXPLORERを消してAir-Kingと書き直す。
ほとんど同じ。
肉厚なミルガウスケースを採用したエアキングのラグと、スッキリしたエクスプローラーIのラグ。
オイスターブレスレットに、プロフェッショナル仕様のフリップ付バックルがエクスプローラーI、シングルバックルのエアキング。
いかがでしょうか?
国内定価はエクスプローラーIは687,500円、エアキングは676,500円。
ほとんど変わりません。
購入制限があるエクスプローラーIに対し、エアキングには制限はありません。
ザ・定番モデルを選ぶか、リミックスを楽しむか。
エアキングは次世代機がブラッシュアップしてしまうと、野暮ったい初代の価値は高まるような気もします。
ダサ格好良い、みたいなノリで。
エクスプローラーIは次世代機も大きな差異無く安定していると思います。
どちらもモデルチェンジを控えています。
次も気になるよね・・・
私は耐磁性に優れたエアキングより、ドノーマルなエクスプローラーIの方が好みです。
やっぱりね、長く使えそうな方が良いんです。
でも、それは私個人的な意見。
皆さんはどうでしょう?
それではまた。




https://zenmai-tokyo.com/2016/08/09/116900_214270_116400/
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