【オートクォーツ】オメガ 2514-50 シーマスター200m オメガマチック Cal.OMEGA 1400 2514.50.00
Seamaster Omegamatic 200m Autoquartz 36mm 1997 2514.50.00 electronic Cal.1400
1997年にオメガからリリースされた自動巻き蓄電型クォーツ(オートクォーツ)シーマスター 200m オメガマティック 2514-50です。
似たデザインで日本限定1997本の2516-50と言うモデルもありますね。
今回は通常版。
オートクォーツってご存知でしょうか?
セイコーのキネティックも似たシステムですけど、振り子が回り蓄電池(キャパシタ)に充電して動くクォーツです。
キャパシタが死なない限り電池交換が不要と言うのが売りですが、機械パーツには注油なども必要なのでオーバーホールが不要と言うわけではありません。
すぐに製造を止めたことから、人気も無く採算も合わなかったのだと推測されます。
セイコーキネティックの性能には勝てなかったしね。
ベースはETA 205.111で、スウォッチグループから似たオートクォーツが他にも出ていると思います。
一応シーマスターです。
36mmの小ぶりなケースに回転ベゼルが搭載され、ねじ込み式のリューズにケースバック、防水性も200mとエアダイビングくらいなら対応してそう。
視認性は良くないけどね。
Chrono24を覗いてみました。
20年以上前のレア個体故、なかなか中古マーケットでもお目にかかりません。
プレミアムプライスにはなっていませんが、まともに動く個体がどれほどあるのか・・・
ちゃんと文字盤の中央にはウェーブが。
スケルトンハンドもシーマスターっぽい。
オートクォーツを未来的なイメージで表現したかったのか、ベゼルが不思議な感じです。
メカっぽいというか、肉の無くなったターミネーターというか。
ポケモンのギギギアルのピカピカ版というか・・・
T表記が無いですけどトリチウムかな・・・
小さいのに意外にズッシリ。
約125グラム。
ケースバックです。
グリップ効果もあるウェーブデザイン。
サイドビュー。
シーマスター120っぽいね。
ダイバーズウォッチとは言えない感じのスライド式の脱着バックル。
Ωマークのパーツがゴールド。
Ωmaticのロゴ。
シーマスターらしいフェイス。
メカメカした近未来風なベゼル。
因みに針の動きはカチッカチッとクォーツの運針になります。
焼けて変色したインデックス。
Tマークは無し。
雰囲気ありますよ。
41mmであれば、もっと注目されたのかも知れません。
ドレスウォッチ風なものを狙っての36mmなのか、パワー不足で36mmにしたのかはわかりませんが、やや小ぶりで世界には通用しなかったのかも。
未来感は満載ですので、好きな人にはハマりそうな・・・
いかがでしょうか?
過去の遺産と言うほどでもないですが、珍しいオートクォーツのシーマスター200m オメガマチック2514-50でした。
傷が付きやすいベゼルの一部を鏡面仕上げとし、さらにそこに数字の目盛りを打つというデザイン。
面白いですよね。
もしどこかで出会いましたら、是非1度手に取って見て下さい。
興味が出るかも知れませんよ(笑)。
それではまた!