【レビュー】オメガ 311.93.44.51.99.001 スピードマスター グレーサイドオブムーン キャリバー9300 44.25mm

OMEGA
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OMEGA Speedmaster Grey Side of the Moon 311.93.44.51.99.001

44.25mmのグレーセラミックケースと言うハイテクな外観が印象的なオメガ スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン 311.93.44.51.99.001。

2014年の新作です。

「人類初の月面着陸のときに収集された月塵にインスピレーションを受けたこの時計」とあり、「月の塵(ちり)」?と思って検索してみると、


1960年代から1970年代にかけて行なわれた『アポロ』計画の際、月面に到達した宇宙飛行士たちは即座に、月の粉塵がきわめて厄介で、かつ避けられない問題だということに気付いた。数時間のうちに、粉塵は飛行士たちの宇宙服(写真)や計器類(写真)を覆いつくし、レンズを傷だらけにしたり、充填材に入り込んだりした。 <WIRED 月面基地計画、最初の障害は「月の塵」?より>


・・・はて?

どのあたりが「オメガの「スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン」は、宇宙探査のためにオメガが長年果たしてきた輝かしい任務を称える時計です。」に当てはまるのだろう?

謎です。

時計自体はハイテクセラミックなケースにうっとりするほど美しいベゼルとクラウンの夜光効果、サンドブラスト(このあたりが塵?)加工のプラチナ文字盤と、高級感ある仕上がりの2カウンターオートマチッククロノグラフ。

国内定価は1,386,000円と高価なモデルです。

因みに「月の裏側のイメージ」がこちら。

2013年にリリースされたブラックカラーのセラミックケースの自動巻きスピードマスター「ダークサイドオブザムーン ピッチブラック」311.92.44.51.01.004。

ホワイトのスーパールミノヴァを塗布したセラミック製ベゼル。

とてもキレイですね。

月の塵感はさっぱりですが、特別な存在感は感じます。

Chrono24を覗いてみました。

中古マーケットでは70万円台と国内定価に比べれば半値近くまで下がっており、欲しい人にとってはグッドプライス。

ただ、スピードマスタープロフェッショナルと比べれば高いので、評価されるかは微妙なところです。

あまり持っている方も見掛けません。

サンドブラスト仕上げされたプラチナ950製ダイアル。(良く見ると文字盤にPt950の文字が)

THE SPEEDMASTER “GREY SIDE OF THE MOON”

人類初の月面着陸のときに収集された月塵にインスピレーションを受けたこの時計は、新的な技術でメタリックグレーへと色を変えたホワイトセラミック製です。この時計は、アポロ8号が月軌道周回中に宇宙飛行士ジム・ラベル船長が語った”The Moon is essentially grey”という言葉を思い起こさせます。<OMEGA HPより>

44.25mmとかなり大きめなケースもポイントとなります。

私くらいの細腕だと手首から飛び出します。

マッチョな方には良い感じ。

手首が細い方は、時計の見た目と自身の見た目を天秤に掛けましょう。

ケースバックもドーム状のサファイアクリスタル。

オメガ コーアクシャル キャリバー9300が覗けますね。

コラムホイール機構搭載の自動巻きクロノグラフ ムーブメント。

パワーリザーブは60時間のデイト表示付オートマチッククロノグラフです。

コーアクシャル・エスケープメントにシリコン製ヒゲゼンマイと現代の最高スペック。

セラミック製の尾錠。

ZrO2(ジルコニア)の文字。

オメガがセラミックを使用する際につかう元素記号。

ホームページではストラップ交換を推奨。

なんだこれ(笑)

文字盤はグリーンルミノバ、ベゼルにはホワイトルミノバ。

ベゼルが光るの本当に格好良い。

セラミックケースは大きいですが軽い!

約108グラム。

イケメン。

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ケースサイド。

クラウントップのオメガマークもホワイトルミノバが塗布されています。

セラミックとチタン素材のフォールディングクラスプ・Dバックル(フォールディングクラスプ)仕様にすると、ぐっと定価が上がります。

国内定価は1,496,000円。

グレーセラミックだからかな。

便利だけどね。

ケースバックにはシリコンヒゲゼンマイについて刻印があります。

「2008年オメガは、私たちの日常生活において拡大する磁気の影響に対抗するために生み出されたSi14シリコン製ヒゲゼンマイを発表しました」

サンドブラスト仕上げの950グレードのプラチナ製ダイアル。

ヨットマスターロレジウムのプラチナ文字盤みたい。

プラチナ950の刻印。

インダイアルが盛り上がってます。

9時位置はスモセコ。

3時位置が12時間積算計と30分積算計が1つになって重なっています。

6時位置はデイト表示。

ホワイトスーパールミノヴァを施したタキメータースケール。

Ωマークにも。

格好良いですね。


スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン“メテオライト”

もう1本、グレーセラミック & レザー ストラップ&フォールディングクラスプ 311.63.44.51.99.001。

国内定価は1,738,000円。

バリエーションの1つメテオライト文字盤。

18K セドナゴールド製のムーンウォッチスタイルの針。

メテオライト格好良い。

夜光塗料もバッチリ。

ブラッシュ仕上げの18K セドナ ゴールド製ベゼル。

シリコンニトライド(セラミック)製ベゼルリングと、セラゴールド技術を採用したブラッシュ仕上げの18K セドナ ゴールド。

なんだか凄そうな説明です。

キャリバー9300。

CERAGOLD(セラゴールド)

「セラミック製部品に18Kゴールドの装飾を施す新素材テクノロジー」

ZrO2 / ZrC

セドナゴールド。

ゴード(75%以上)、銅、パラジウムを混ぜた合金」

セラミックとチタン素材のフォールディングクラスプ。

もう色んな素材使いすぎ・・・

いかがでしょうか?

最先端な感じがするグレーセラミックのムーンウォッチ・オートマチック「スピードマスター グレーサイドオブムーン」でした。

このシリーズはあまり着けられてる画像をSNSなどでは見かけないので人気はいまいちなのかもね。

ロレックスのクロノグラフと言えば「デイトナ」と言うように、オメガのクロノグラフと言えば「スピードマスタープロフェッショナル」のイメージが強いのでしょう。

プロフェッショナル仕様の変化球は人気がありますが、自動巻きモデルは安くないと売れないのかも知れませんね。

オメガの課題かな。

エアジョーダン1の「9ホール OG」仕様にどこか似ています。

メーカーにとっては特別なのでしょう。

それではまた!

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#ZENMAIのココ東京

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