【レビュー】セイコー スピードタイマー クロノグラフ “ブルヘッド” Cal.6138
Seiko Bullhead Speedtimer chronograph with automatic 6138
今回は70年代のセイコー”ブルヘッド”です。
ブル=牡牛、ヘッド=頭ってことですかね。
Bullheadだと頑固者なんて意味もあるようですが、12側のリューズとプッシャーの形状から付けられた愛称です。
国内では「茶馬」なんて呼ばれています。
今度は馬ですか、シチズンなんかにもありますが「ツノクロ」とかね、動物の耳にも角にも見えるっちゃ~見える。
インダイアルも「目」に見えますし、デイデイト窓も「鼻や口」に見えます(笑)
そしてデカくてインパクトが凄い。
格好良いですね~。
70年代に43mmもあるラージケースで、自動巻きでクロノグラフでって、ビンテージのスポーツモデルファンには堪らない仕様でしょう。
Chrono24を覗いてみます。
海外でも人気あるんだな。
状態が良いかはわかりませんけどね。
厚みも15mmほどありまるでパネライケース。
セイコー5スポーツのスピードタイマー。海外向けの製品でした。
一応、クロノグラフですけど、11時側がスタート/ストップ。
1時側がリセットですね。
60と始まるシリアルナンバー。
1976年10月ごろの製造かと思われます。
約45年。
しっかりした作りで頑丈、だからまだ動く。
流石です。
SEIKO SPEEDTIMERの刻印。
リューズの先には特に何も刻印はありません。
横から見ると12時側と6時側で厚みが違うのが分かります。
着けたときに「こちら」向きになるからかな?
セイコーの巻きブレスですけど、ケースの厚みに比べるとペラペラで心もとない。
寄ってみます。
SEIKO Speed-Timer。
なぜブラウンなのか、なぜオレンジなのか、70年代は奇抜で格好良い。
時速500km/hまで計測可能なタキメーターベゼル。
諏訪精工舎マーク。
英語表記の曜日。
セイコー5スポーツ スピードタイマーには自動巻きクロノグラフキャリバー6138が搭載。
世界初の自動巻きクロノグラフCal.6139と比べると、手巻き機能が付いてて便利。
いかがでしょうか?
アメカジスタイルなどにフィットするヴィンテージセイコーのスポーツモデル。
ラージケースで格好良いですよ。
重いけどね。
精度とか、仕上げとかを楽しむモデルではありません。
ガンガンと使えるビンテージとして、そうですね革ジャンやブーツの様なタフなイメージで味を楽しみましょう。
ちょっとくらいの塗料ハゲ、凹みなんかは気にしない。
それではまた!
ワンスアポンアタイムインハリウッド観てきました。
スタントマン役のブラッドピットの左腕にはゴールドの腕時計。
映画は1969年。
たぶんシチズンのツノクロノ「チャレンジタイマー」
チャレンジタイマーは1973年誕生・・・なのかな?
まぁ良いです。
ホラ、格好良い。
メーカー違いますけど、ツノクロノつながりで。
#ZENMAIのココ東京