
【レビュー】オメガ スピードマスター オートマチック 3510.50.00 醜いアヒルの子
Omega Speedmaster Reduced AUTOMATIC 3510.50.00 39mm
私(過去の)は反省しなければならない・・・
スピードマスターのオートマチック39mmを着けてるヤツは「時計をわかっていない」「時計を好きじゃない」そう思ってましたね、そして「ファッション的なアイテムとして捉えているだろう?」「取り敢えず”OMEGA”買っておけ!で安いの買ったんだろう?」と「超~穿った節穴アイズ」で見ていました。
ごめんなさい。
コレ、よく見るとなかなかナイスじゃん!
3510.50.00
最近、じわりじわりと値を上げるスピードマスターオートマチック3510-50。
記憶違いだと申し訳ないのですが、このモデルって78000円とかで売っていましたよね?
キムラヤで新品108000円でしたよね?
それが精算終了になり、気付けば158000円で中古が売っているのです。
あれ?そんなに良い時計だったっけ?
そう思って見てみると、あぁなるほど。
スピードマスタープロフェッショナル3570.50を小さくしてオートマチックで楽ちん。
それでお安くブランド時計が買えますよ!と言うコンセプト、現在のタグホイヤー的な戦術でリリースされていたモデルであることを再認識できました。
やはり、チープさは否めないね。
ETAポン(スウォッチグループだから文句ないけど)。
スペックもいまいち。
機能. クロノグラフ クロノグラフ. スモールセコンド スモールセコンド. タキメーター タキメーター.
技術仕様. ブレスレット: ステンレススティール; ケース: ステンレススティール
ケース直径: 39 mm; ダイアルの色: ブラック; クリスタル風防: 強化プラスチックガラス; 防水: 3 気圧 (30 メートル / 100 フィート).
ムーブメント. キャリバー: オメガ 3220; ロジウムめっき仕上げの自動巻きクロノグラフ・ムーブメント。
パワーリザーブ: 40時間
このバックルも使いづらい。
でもね、そこが良いのよ。
「もう作ってない」って時点で1つ萌えポイントなんだけど、39mmと言うケースサイズでしょ、プラスチック風防でしょ、男女問わず着けられるデザインとサイズでしょ、今風にストラップ交換して楽しめるチープさでしょ。
なんかカジュアルに付き合える感じがするんですよ。
15万円はちょっと高いけどね。
クロノグラフプッシャーとリューズの高さがね、違うのも萌えポイントですね。
雑な感じ(笑)
2階建て(自動巻きの上にクロノグラフを乗せた)のムーブメント・オメガ 3220(ベースムーブメント ETA 2892A2)。
防水性は30mしかないけど、いっちょまえにシーホース。
3510系ファミリー。39mmの萌えクロノグラフですね。
現在は生産終了モデルとなっています。
2007年には3539.50.00(サファイアクリスタル風防/100m防水/オメガ3220)へと引き継がれますがコレも生産終了モデルになってしまいました。
なのでスピードマスタープロフェッショナルの小型版は現在販売されておりません。
どうですか?
大量の出回りがあるのでリサイクルショップなら各店1本くらい置いてあるんじゃないかな?
彼女とお揃いとか、貸してあげたりもできるサイズだし、少し高くなったとはいえそれでも安い方だからね。
海外ではもっと高いんだな。トケマーとか10万円前半で売っているから日本は安い方なんでしょう。
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まとめ
いかがでしょうか?
手ごろにブランド時計を購入できる良いモデルでした。
日本ではスピードマスターオートマチックの名で親しまれていましたが、HPには「Reduced」と掲載されていました。
スピードマスタープロフェッショナルを「再構築」(買いやすようにね)したモデルとして、ファーストスピードマスタ-として、機械式クロノグラフのエントリーモデルとして充分に活躍したのではないでしょうか?
チープで故障が多いところが逆に可愛かったりします。
「みにくいアヒルの子」
いつか超~育っちゃう可能性がありますからね。今のオメガブームが相当なもんです。
まぁ、私は着けないと思いますけどね・・・やっぱり。
では!
#ZENMAIのココ東京