【レビュー】初代グランドセイコー SBGW253 リミテッドコレクション 世界限定1960本 2017年
The first Grand Seiko, re-created in stainless steel SBGW253 Limited edition of 1,960pcs
2017年のバーゼルワールドで発表された初代グランドセイコーの復刻モデル。
新しい一歩を踏み出すグランドセイコーの門出を祝う記念モデルです。
プラチナ、イエローゴールド、スティールの3種類がリリースされ、それぞれ世界限定136本、353本、1,960本が用意されました。
今回は1番数が多いスティール製のSBGW253を見ていきます。
$5,700 – 9S Mechanical
北米では5700ドル、国内定価は648,000円です。
1960年に誕生した初代のデザインを踏襲しつつ、ケースサイズを35mmから38mmに大型化したのはトレンドを意識してのこと。
着けてみるとやはり「大きいな」と感じます。
ほぼ文字盤と言うデザインなので、目に飛び込んでくるインパクトが凄いです。
シンプルなだけに大きさが際立ちます。
しかし35mmで出していたら良かったのか?と聞かれても難しいですね。
このモデルを気に入った方は38mmで正解で、早々に手放した方は35mmが正解だったのでしょう。
雰囲気は良いですね。
定価もSS+レザー+手巻きで60万円ですからね。
日本のカラトラバと言えなくもないです。
年配の方より、体つきがしっかりした40-50代の男性の方が似合いそうです。
尾錠なども初代オリジナルを踏襲しています。
この際、SSではなく金メッキでも良かった気がしますね。忠実に。
浮き上がるGRANDSEIKOロゴ
SSと金無垢が浮き上がる凸型(オリジナル後期ダイヤル)、プラチナがへこんでいる凹型(オリジナル中期ダイヤル)です。
平面サイドカットの短針長針。
「ダイヤルの外周に向かって緩やかにカーブしているボンベダイヤル」
オリジナルは25Jewels
リューズもオリジナルに忠実に再現しています。
18金のメダリオン!豪華。
保証書は現代風。
歩度証明はオリジナル風にしています。
歩度証明書は「グランドセイコー規格検定合格証明書」って言うんです。
悪くない。
でも高い!そして大きくしなくても良かったかな?って思います。
これは好みだし、値上げも致し方なしなんだけどね。
しかし6年前のSBGW033(35mm)は定価451,500円でしたからね~。
タイムトンネルさんの当時の値段見て下さい。
この差も、ちょっと気になるよね。
今年は更にプロスペックスのファーストダイバーも出しちゃうから。
「初代」「初代」ってね。
私は昔から好きだったんですよ、オリジナルの金メッキ初代グランドセイコー。
20万円くらいでしたかね、本気で何度か買おうかな~って思っていました。
が、前回の復刻の金無垢の方(SBGW040 セイコー創業130周年記念限定モデル)を手に取ったらうっとりしちゃった。
コレだ!と、でもねお金が無かった(笑)
中古のきれいなのでも60万円代でしたかね・・・もったいなかったな。
今回の時計にはまったく関係ない話だな・・・では!
※スペックなんかは下の記事をどうぞ!
【2017年新作】新生GS 初代グランドセイコー リミテッドコレクション SBGW251 / SBGW252 / SBGW253 #バーゼルワールド2017
#ZENMAIのココ東京