
【レビュー】パテックフィリップ ノーチラス プチコンプリケーション 5712/1A-001 ブルー
Patek Philippe 5712/1A-001 Nautilus Moonphase & Power Reserve Stainless Steel 40mm
2006年にリリースされた5712/1A。もう10年以上経つのですね。
キャリバー 240 PS IRM C LUを搭載する40mmのスティールケースは120m防水。
タペストリータイプのダイヤルは、ノーチラス独特のブラックブルーで、ムーンフェイズ、パワーリザーブ、ポインターデイト機能を持ったプチコンプリケーションモデルです。
4,039,200円が国内定価ですが、やはりプレミアム価格で販売されています。
大きめな箱ですね。
この箱を見るだけでワクワクします。
はい、ドン!
イケメン!もうイケメン!
プチコンの配置は神懸っていますね。
何も邪魔しない。不自然さが何ひとつありません。
こちらは5712G-001。
ホワイトゴールドケースのノーチラスです。
これまた独特のスレートダイヤルが「あっホワイトゴールドだ」とわかるポイントです。
同じ素材・値段でしたら皆さんはどちらが好みでしょう?
やはりブラックブルーかな?
このグラデーションは本当にキレイです。
説明の必要はなさそうですけど、配置された機能と調整ボタンの場所です。
シースルーバックですのでムーブメントが覗けます。
ケースの厚みは8.5mm。
この薄いケースの中に、更に薄いプチコンムーブメントがセットされています。
凄い。
バックル。
調整ピンはマクラの横に入っています。
クラウンにはカラトラバ十字。
マイクロローターは22金製。
パワーリザーブ48時間。
ジャイロマックステンプ。
このプチコンを腕に着けられるのは選ばれし方のみの特権ですね。
値段もさることながら、デリケートな複雑機構ですので紳士的に時計を扱える方でないと問題です。
細やかで一切の妥協が無い作り込みこそが最高であり続けられるメーカーの所以です。
ブレスレットのコマひとつひとつまでキレイに仕上げられています。
着け心地も素晴らしい。
面取り仕上げ磨き上げで言いますとロイヤルオークも凄いですが、パテックフィリップのスティールはホワイトゴールドのような白い輝きがあるのです。
いかがでしょう。
プチコンとは言えスティール素材で400万円以上の腕時計です。
自動車が買えてしまいますね。
それでも最高であり、資産価値として長く持つことをオススメしたい。
とにかく生産数が少ないモデルですので、手に入れることも難しいので買える時が買い時です。
5711/1A-001の値段がここ1年急激に上がっています。
白文字盤との差は100万円にまで開いてしまいました。(ブラックブルーには文字盤交換できません)
とにかく在庫が無いのです。
今ではこの5712/1A-001と相場はさほど変わりません。
でもこちらはプチコン、あちらはノーマル3針。
どちらがお得でしょうか?
まぁ、考えるまでもない!と言いたいところなのですが、オーソドックスなベーシックモデルはいつの時代も重宝されますからね。
最後は好みでしょうか。
イケメン・プチコンプリケーション 5712/1A-001、いつかは欲しいと思える三大ブランドのスポーティモデルです。
それでは。
https//zenmai-tokyo.com/2017/05/29/audemars-piguet-royal-oak-extrathin-15202st/
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