チュードル レンジャー Ref.9050/0 リダン? & プチカスタム
TUDOR Ranger 9050/0 Fake?
2006年頃ヤ○オクで落札したチュードル レンジャー 9050/0。
所謂「リダン」ダイヤルと言う改造品でした。
それが、こうなってしまうんですが、順を追って説明していきます。
ヤ○オクの商品説明にはリダンとの表記はありませんでしたが、そもそもこの文字盤が存在するのかも怪しいと思います。
小バラ、SELF-WINDINGの組み合わせのほとんどが「リダン」でしょう。
9050/0自体はレンジャーのリファレンスですが、プリンスオイスターデイトも同じリファレンス。
ボーイズ・エクスプローラー5500にリダンが多いように、プレミアムの無いエアキング5500の文字盤に差し替えてエクスプローラーとして売る手法がこのレンジャー(仮)9050/0にも多く使われています。
と、言うよりほぼ9050のレンジャーはリダンが出回っているのだと思います。
なぜなら儲かるからですね。
ROLEXの刻印
ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVA
9050の刻印があります。
TUDORのローター。
Cal.2472(ETA)
と、言うことで・・・リダンの時計は要らない!
リダン(文字盤修繕)とリダン(ニセモノコピー文字盤)はまるで別物です。
ひとくくりにしちゃいけないのです。
そんな折、知人の時計職人さんが金メッキをかけてくれるとのことで唯一無二のレンジャー(仮)が出来上がります。
どうせ改造品なら、とことんカスタムを楽しみましょう。
ケースがくすんだゴールドになることで、
一気にビンテージ感が上がります(仮初ですが)。
ロレックスバークラウンも金メッキ。
なんか良い感じでしょう?
35mmくらいのケースサイズも当時の私にはジャストサイズだったのです。
いやぁ、今見ると格好良いかも・・・
K18とは異なる出来もまた一興。
くすんでいるので、真鍮のようにも見えますね。
裏はメッキ加工されてません(笑)
なんか中途半端。
まぁね、メッキ加工はサービスで無料だったんで良いんです。
この時計はメッキを楽しんだ後しばらくして手放してしまいました。
皆さんも万が一ヤ○オクで騙されたら金メッキしてみても良いかも知れませんね。
まぁ、プリンスオイスターデイトの文字盤に戻して使うって手もあると思います。
1番良いのが返品でしょう(笑)
海外の研究家は「赤レンジャー」はすべてリダンとの言っている方もいます。
9050/0の日本ロレックス修理明細があっても、修理後に文字盤交換している可能性もあるので注意が必要です。
#ZENMAIのココ東京