【レビュー】オメガ スピードマスター プロフェッショナル 3569.31 アポロ11号 月面着陸35周年モデル

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「パンダ・クロノ」 3569.31 スピードマスター プロフェッショナル アポロ11号 月面着陸35周年モデル

まるでビンテージ・デイトナの様な雰囲気を持つ、オメガ スピードマスター プロフェッショナル 3569-31はアポロ11号が月に降り立った1969年から35周年を記念してリリースされた限定モデルです。世界で3500本しかないレアピースですね。シルバーダイヤルに3つ目のブラック・インダイヤルは通称「パンダ」と呼ばれ、他メーカー含め人気のあるデザインです。

OMEGA 3569.31 Speedmaster PROFESSIONAL APOLLO 11

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今回レビューしていくのは2004年・05年と2年に渡り販売された

オメガ スピードマスター プロフェッショナル 3569.31です。このモデルは世界限定3500本のレアピースで、
アポロ11号が月面着陸した1969年(7月20日)から35周年の2004年に発表されました。

その偉業が文字盤に赤く「July 20.1969」と誇らしげに記載されています。

PROFESSIONAL "MOONWATCH" 35...

PROFESSIONAL “MOONWATCH” 3569.31.00

定価¥367,500
このモデルの特徴はなんと言っても、ノーマルラインにはない
「シルバーダイヤル/ブラックインダイヤル」の組合せですね。所謂「パンダ」と呼ばれる黒目のクロノグラフは世界中で大人気です。
サイズ感は別物ですが、6263デイトナ的な雰囲気を味わえます。

42mm
手巻きキャリバー1861
50m防水
プラ風防
国内定価367,500円
3500本限定
2004-2005

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特別な仕様のボックスに入っていますが、残念な状態になってしまうのは「オメガ」スタイル。

いつものギャランティーカードとピクトグラムの他、限定の証明書が付属します。

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12角のパイパンダイヤル。
美しい。

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ケースは、いつものスピードマスター・プロフェッショナルなので特別なことはありません。

左右非対称の流れるようなラインがキレイですね。
良い感じ。
大好きです。

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ボックスのプリントは「月着陸船イーグル号」からワシが描かれています。

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赤いレター「July 20.1969」は、6時側インダイヤル(12時間積算計)の上に「DAYTONA」風に描いて欲しかったですね。

デイトナに似せたいのではなく、12時位置の底に描くとちょっと野暮ったく感じるからです。
ややフローティングになっていますけどね(笑)
6時のインダイヤルも大きいから、その上に描くのも難しいし、これはこれで正解なのかもしれません。

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ダブルプッシュでの開閉で楽ちん。
スピマス・プロの中で1番進化したのはバックルではないでしょうか?

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特別なケースバック。
オメガのカラーケースバック(スヌーピーとかも)は本当にキレイですね。
こういうのアートで好きです。
硬派な機械式に、あえて色つきのシールですよ。
このギャップがね、溜まりません。
ロレックスじゃ、ぜったいやらないですね。

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アプライドのΩマーク。
いつものOMEGAに、筆記体のSpeedmaster、ゴシックのPROFESSIONAL。
なぜバラバラなんでしょう。
どなたか、ご存知でしたら教えてください。そしてちょっと邪魔な「July 20,1969」。
1969年生まれの人には嬉しいデザイン。

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逆からもパシャリ。

ハンズの夜光にはハミダシもなくキレイです。

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オメガのプラ風防の伝統「中央部のΩマーク」。

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インダイヤルのレコード溝。
細かい仕事です。アプライドのインデックスの縁には小さいルミノヴァポイント。

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緩やかに丸みを帯びた12角。
アンティーク風なパイパン(パイ皿)ダイヤルは雰囲気があって良いですね。

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真正面から見る文字盤の段差。

インダイヤルが強調されるので、視認性が向上します。

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針のセッティングは下から、時針(短針)・分針(長針)・クロノグラフ針となっています。

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スピードマスター(プロフェッショナル)の2ndモデルから、ずっとタキメーターの数字は変わりませんね。

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使い方は、未だによくわかりません(笑)

以前はテレメーターなどのベゼルも見かけましたが、最近ではとんと見ません。

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クラウンガードと、プッシャー。

デイトナなどと違いねじ込み式ではありません。

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プラスチック製の風防は、こんもりドーム状。

キズは付きやすいですが、交換費用は安く、とても雰囲気が良いので私はサファイアクリスタルよりプラ風防の方が好きですね。

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Ωマークの入ったクラウン(竜頭)。

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バックルに彫られたブランドマーク。

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このプッシュボタンでバックルが開きます。
以前のバックルは爪が取れるんじゃないの?って言うぐらい硬く怖かったですね。ダブルプッシュ開閉になって本当に良かった!

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バックルを留めるフック。

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肉厚になったスピマスのブレスレットですが、未だにピン留め式で高級感は皆無。

さすが「プロフェッショナル」。
無駄に豪華にせず、質実剛健。
シンプルな男と腕時計です。

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ケースバックにはAPOLLO11と誇らしげにプリントされています。

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こちら静かの海、鷲は舞い降りた

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裏蓋のフチに刻印された「限定品」の証。

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ラグ裏に打たれた、シリアルナンバー。

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限定3500本のうち、〇〇本目とナンバリングされています。

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オメガのCEO Stephen Urquhart氏のサイン付き3500本分の〇〇本目が記載された証明書。

大事な資料ですね。

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いやぁ~格好良いですねぇ。

これは本当に格好良い。
中古良品が30万円台(定価以下)で見つかったらマジでラッキーです。

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スーツスタイルには少しだけ大きいですが、プライベートで使うには丁度良い。

土日だけなら手巻きムーブメントも気にならないでしょうし、これはデニムに合うなぁ。

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そんなに厚くもないからね。
着けやすいです。

まとめ

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オメガの限定品は山のようにあるけれど、たまに「これは!」と思えるのが出てきます。

スヌーピーの時は、奥さまがスヌーピー好きだったので自ら予約してましたが購入資金が足りず諦めてました(笑)
今になって思うと勿体なかったなぁなんて思います。

グレー/オレンジのマーク2ダイヤルや、ファーストレプリカ(これは限定じゃないな)、松本 零士氏の月・地球・火星、なんかはとても良いですね。

人とは違うスピードマスター・プロフェッショナルの中でも特に格好良いアポロ11号 月面着陸35周年モデル Ref.3569.31。

いかがでしたでしょうか?
特別であり、イケメンであり、長く着けられるタイムピースです。
気になっちゃった方は、良個体をじっくり探しましょう。

ではまた!

 

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