I love Heuer Carrera
今回は中古マーケットで購入出来る「格安」なタグホイヤーのカレラ・クロノグラフを、昨日に引き続き「高過ぎない」「コスパの良い」モデルを激選してピックアップしていきます。
今年2023年はカレラ誕生60周年(ロレックスのデイトナと同級生)ですのでアニバーサリーなモデルが次々に発表されています。
40周年までは1964年誕生だと公式に発表されていましたが後に1963年に改められていますね。
タグホイヤーの中古はとにかく安い!クロノグラフなのに安い!という事で、
「ブランドウォッチが欲しい、長持ちしてメジャーなモデルでそこまで高くないヤツ」そんな願いを叶えるにはちょうど良いのがカレラ・クロノグラフなのです。
と、言う事で今回はタグホイヤーのカレラ・クロノグラフをご紹介(オメガのシーマスターやスピードマスターは前の記事を見てね)。
最初のブランドウォッチでももちろん良いですし、セカンドウォッチでもOK。皆にオススメ。
7つのモデルをピックアップしました。
カレラ クロノグラフ キャリバー16 41mm CV2010.BA0786
まず1本目は、私も愛用中のカレラ クロノグラフ CV2010.BA0786 です。
ブラッド・ピットさんが宣伝してた2004年(カレラ40周年)モデルですねぇ。
バルジュー7750ベースのキャリバー16 を搭載、厚みのある41mmケースはやや重いですが、とにかく価格が安く格好良いので「最初の機械式クロノグラフ」にお勧めしたい1本なんですよ。
10万円台で機械式の自動巻きのデイト表示付きクロノグラフが買えちゃうなんて最高じゃないですか!
ムーブメントが異なるのでオリジナルのカレラ・クロノグラフは横目ですが、CV2010.BA0786も顔のデザインコンセプトは同じ。
シンプルなブラックカラーにバーインデックス、そしてオリジナルには無いブラックベゼルがトレンドのサイズ感と引き締まった印象を与えます。
バリエーションも多く、好みと予算に応じたモデルを探してみてください。
CV201*で検索するとたくさんヒットします(*は0が黒、1がシルバーの様にカラーバリエーションとなっています)
私は最初にブラウンを購入し、売却後にブラックを購入。
ガラスの反射だけ気に入らないですが、写真を撮るとき以外は然程気にならないので、愛用することには変わりありません。
カレラ ヘリテージ クロノグラフ キャリバー16 41mm CAS2110.BA0730
2本目は、2010年に登場した1本目のアップデートバージョン カレラ ヘリテージ クロノグラフ CAS2110.BA0730です。
ベゼルがすっきりして、デイト表示が6時のインダイヤル内に配置されるようになりました。
よりエレガントに、よりドレッシーになりましたのでスーツなどにフィットするでしょう。
シックな黒文字盤は10万円台から見つかります。
白文字盤には青いアラビア数字インデックスがセットされ爽やかな印象。
とは言え、私はベゼルが黒いクロノグラフが好きなんだよな~。
カレラ 1887 クロノグラフ 41mm CAR2110.BA0724
続いて3本目は、タグホイヤーから2013年にリリースされたコラムホイール式クロノグラフムーブメント キャリバー1887搭載のカレラ 1887 クロノグラフです。
カレラ ヘリテージ クロノグラフのデザインのまま、自社製クロノグラフキャリバー1887を搭載したフラッグシップ機。
バルジュー7750の使用が難しくなってきたため各社自社でムーブメントを用意しなくてはいけなくなり、タグホイヤーが目を付けたのがセイコーでした。もともとはセイコー6S系の設計図からタグホイヤーが自社製造しているコラムホイール式のクロノグラフムーブメントなんです。
文字盤のフチに目盛やタキメーターが配置されたエレガント系クロノグラフ。
ね、なんとなく何か似てませんか?と・・・
はい、こちら。
こうして並べて見るとIWCの人気クロノグラフ ポルトギーゼクロノに似ていますよね。
オシャレなクロノグラフとして2000年代からずっと高い評価を受けているポルトギーゼクロノもエレガント系ですから少しお手本にしたかしら?
文字盤にはわかりやすくCAL.1887と記載されています。
ここまでご紹介した3モデルは、高くても20万円台で購入可能なので本当に安いですよね。
皆が知ってるタグホイヤーの自動巻きクロノグラフがですよ。
お買い得以外の、何ものでもありません。
カレラ ホイヤー01クロノグラフ 43mm CAR201Z.BA0714
4本目、カレラ ホイヤー01クロノグラフ 43mm CAR201Z.BA0714をご紹介。
スポーティ>エレガント>エレガントと来て、またスポーティに返り咲きました。
3本目でお話ししたバルジュー7750(キャリバー16)からの脱却としてキャリバー1887が誕生しましたが、更にアップデートしたのが自社製クロノグラフムーブメント キャリバーホイヤー01です。
かなりスポーツウォッチ寄りのスケルトン文字盤45mmケースとノーマル文字盤43mmケースが2016年にリリース。セラミックベゼルも相まって結構話題になりましたね。
中古相場では30万円くらい、安いものは20万円台で購入可能です。
カレラ ホイヤー01 クロノグラフ 45mm CAR2A1Z.FT6044
5本目は、45mmのホイヤー01搭載カレラ。
スケルトン文字盤、赤い針、ブラックセラミックベゼルが格好良いですね。
セカンドマーケット相場は30万円から。
有名メーカーの最先端クロノグラフが手に入るというコスパの良いモデルですね。
スケルトン文字盤もトレンドですし。
ブレスレット仕様だと少し重いですが、ラバーストラップならフィットさせちゃえば結構いけると思います。
ブラウンカラーやレッドブルレーシングコラボ(今はチューダー)、チタンモデルなどもあります。
格好良いですね。
カレラ リ・エディション 36mm CS3113.BC0726
6本目は古いモデルになりますがレマニア社の1873手巻ムーブメントを搭載した36mmのカレラ リ・エディション CS3113.BC0726です。
1996年の復刻デザインとなりますね。
かなり高くなってきましたが、どうでしょう?
レマニアのクロノグラフなんてオシャレ(レマニアと言えばスピードマスタープロフェッショナル)。
かなりイケメンです。
オリジナルに忠実なリエディションですし、例のアレに似ていることから最近相場を上げています。
手巻きは嫌だ、36mmは小さい!と言う方には、けっこうレアな38mmの自動巻きカレラ・クロノグラフ キャリバー17 CV2113.BA0787はどうでしょう?
予算オーバーになりますが自動巻きのカレラ・クロノグラフと言えば藤原ヒロシさんのフラグメントデザインとコラボレーションしたこちら。
CBK221A.EB0171 カレラ・クロノグラフ キャリバー ホイヤー02 自動巻き。39mmのサイズ感が絶妙です。
こちらが例のアレ。
このモデルきっかけに手巻きのリエディションが注目されました。
カレラ キャリバー ホイヤー02 スポーツクロノグラフ 44mm
最後の7本目、2020年の新作カレラ キャリバー ホイヤー02 スポーツクロノグラフ 44mmです。
とにかく大きいのでそこをクリアできた方には格好良いのでオススメです。
キャリバー ホイヤー02は80時間ものロングパワーリザーブですし、こちらは現行機でもあり古臭さは皆無。高級感ありますね。
現在の定価は80万円オーバーなので、中古はかなりお買い得感があります。
16cmほどの細腕オジサンだとこんな感じ。
キラキラしてます。
ホイヤー01は縦目、ホイヤー02は横目のクロノグラフ。
まとめ
いかがでしょうか?
「【50万円以下のオススメ7選】今買えるタグホイヤーのカレラ クロノグラフ!」でした。
50万円じゃロレックスは買えませんが、タグホイヤーならこんなに沢山のクロノグラフが選べます。
かなりメジャーなブランドなのに、本当に安価なモデルが多く驚いています。
さて、チープな作りを脱却して高級化に成功したのは昨日までお勧めしていたオメガです。
資金力もヒストリーもストーリーもあるタグホイヤーなので、是非オメガを追いかけて品質向上とブランディングをうまくやっていって欲しいですね。
若社長になってからタグホイヤーは私の好きな感じじゃなくなってしまいましたが、ルイヴィトンのタンブールの新作には驚かされました。もしかしたら彼ならやってくれるんじゃないかな?なんて期待をせずにはいられません(手のひら返し)。
アルノー御坊ちゃまは置いておき、せっかくフラグメントコラボで注目度を上げたカレラ、今年はアニバーサリーイヤーで新作は好評のようですが、これをキッカケにセカンドマーケット相場もズズズと上がっていければ良いですね。
安すぎる中古はタグホイヤー自身が買い占めて、認定中古で価格を上げた方が良いんじゃないかと思うくらい。
並行差別とかしてるくらいなら、もっとデザイン良くしたり色々あると思います。
全然まとまってませんが、皆さんの好みのモデルはあったでしょうか?
タグホイヤーのカレラクロノグラフ、オススメです!
それではまた!


#ZENMAIのココ東京
コメント