【エピソード2】2本目のロレックスは中古で買ったエクスプローラーII 16570の白文字盤

EXPLORER
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ROLEX EXPLORER II 16570 K

初めての高級時計を購入してからと言うもの、どこか自分に自信が付いたような錯覚にとらわれる毎日を過ごしていた。同僚と飲むお酒の味も学生の時に無理やり飲み干してたものとはまるで違っていて、就職の面接時に代表に就職後何をしたい?何になりたい?と問われた答えとして口にした一人前になりたいと言うぼんやりしている、今思えばとても間の抜けた答えなんだが、大人の階段を一歩登ったように感じられる様な、高級時計を買うという事はそう言う事なんだろう。勘違いだという事は誰もが知っているけれど。

ZENMAI 14000

前回も言ったが、購入前より購入後の方が腕時計を調べる熱量が増した。と、言ってもインターネットで簡単に調べられる現在とは違い、店舗で見るか雑誌を読むか、それぐらいしか方法が無かったので、時計ショップを覗くことが増えていった。様々なブランドを知り、色々な機能を知ると、興味が湧いてくる。時間を知る道具として一生モノのつもりで機械式の高級腕時計を買ったはずなのに、他のモデルも気になっていくのだ。更には同僚たちも徐々に時計を買い始めていて、なぜだろう?他人が着けている時計は倍くらい良く見え、私もエアキングでは満足できなくなっていたんだろうと思う。

2002年、私は転勤で福岡に住んでいた。地方テレビのCMで見かけた、黄色いヒヨコのようなキャラクターが目印の高山質店が福岡には点在しており、私が住んでいた渡辺通りにも支店があった。新聞の折り込みチラシ、当時はインターネットで情報を得るよりはまだ雑誌やチラシが主流だった、を見てセールを度々行っているので覗いてみるようになる。

11月頃だったと思う、東京から友人が遊びに来ていて、友人も時計を買いたいという話になり高山質店と天神にあるJFKを案内し足を運んだ。JFKにはビンテージウォッチが置いてあり、その頃は何の魅力も感じなかった4桁のロレックスが多かったと記憶している。もっと勉強していたらお買い得なモデルもあったのかも知れないが、私たちは現行品が欲しかったのだ。そして遂に出会う、少し狭い高山質店の店内には白い文字盤のエクスプローラーII 16570が鎮座していた。他にもコンビネーションのGMTマスターIIや当時人気だったパシャCなんかもあった。友人は210,000円のエクスプローラー14270を見せてもらっていた、その隣で私はとてもキレイな白い文字盤を眺めていた。値段は238,000円、当時の定価の半値ほどで売られていたエクスプローラーIIには国内正規販売の保証書が付いており、その日付は2002年5月1日。まだ僅か半年前に買ったものが既に中古品として売られているという事実に驚いた。私の左手には4年も使っている黒文字盤のエアキングがあり、一生使うと決めていたからだ。このエクスプローラーIIを購入し半年足らずで手放した方はどういう気持ちでこの時計を定価で買ったのだろう?因みに当時は定価よりだいぶ安く並行品が売られていて、正規店購入にこだわる方でなければジャックロードやかめ吉、宝石広場でロレックスを購入した方がお買い得だった。

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友人もエクスプローラーを買うという事で、すこしだけ緊張した足取りで銀行にお金をおろしに行き、私も同じように24万円をおろして、白い文字盤のエクスプローラーIIを持ち帰った。はじめてのスポーツモデルであり、はじめての中古品購入であり、はじめての白文字盤の時計で、2本目のロレックスになった。さて、ロレックスにはサブマリーナーデイトもあったし、人気モデルならオメガのスピードマスターもあったのに、なぜ私はエクスプローラーIIの白文字盤を選んだのか?2002年当時、人気があったロレックスはデイトナはもちろん、ヨットマスターロレジウム、青サブやサブマリーナーデイト、そしてエクスプローラーだった。定価を超えていたのはスティールのデイトナだけだったと思うが、20代の会社員がまだ時計に100万円を払うのが当たり前の時代では無かったから、黒文字盤ではない白文字盤のスポーツモデルを選ぶとすると選択肢は1つしか無かった。そう、白文字盤が欲しかったのだ。爽やかでスタイリッシュ、エアキングと対極なデイト表示、プロフェッショナル仕様、40mmのラージケース、実物を見たら格好良いと思ってしまったし、今でもエクスプローラーIIは嫌いじゃない。極めつけは1998年にサクラヤウォッチ館で買ったエアキングよりも安かったという事が決め手となった。この経験が中古品を購入するハードルを大いに下げていくことになる。

20代でロレックス2本のオーナーとなり、着け替えのできる生活は良いものだった。しかし、複数所有したことで、更に時計に興味が湧いてきていた。高いものが欲しいとは思わなかったが色々な時計を着けてみたいと思うようになる。ただ、給料の全てを時計に使えるわけもなく、私は高給取りでもなかった。欲しい時計に出会ってしまったら頭を使わなくてはいけない。そこで下取りと言う素晴らしいサービスを利用して購入することになるのだけれど、それはまた次回。

エクスプローラーIIは、良い時計だった。白文字盤は特別だったし、中古だが高年式でキレイだった。すり鉢状のベゼルはワイシャツの袖口で邪魔にならないし、エアキングと交互に着ければ良いアクセントになった。24時間針は私にとってただのデザインだったけれど、あるのと無いのでは雲泥の差だが、日付の修正は非常に煩わしかった。そして、使い方が雑だったのもありベゼルに付いたキズも気になった。それでも100点満点で言えば80点以上は付けられると思う。現在は90年代のトリチウム夜光でバックルがシングルタイプの方が人気が高い。セミビンテージと言うやつだ。しかし日常的に使うのであれば、エアキングがシングルだったが、手を付くとよく外れてしまい面倒だったので、機能的にはフリップロックをお勧めしたい。

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以前も1度書いたマイファーストウォッチ、今回はサラ・ミラー氏をリスペクトし少し深めに書いてみようと思う。 1998年 ROLEX Air-King 14000 U 1997年に放送され常に30%以上の視聴率を叩きだしたあのドラマ...
ロレックス エクスプローラーⅡ 白文字盤 K番 Ref.16570
ROLEX EXPLORER II 16570 K 1998年に購入した「一生ものの腕時計」14000 エアキングから4年。 実は時計に興味を持ち始めていました。 1本良い時計を買ったら、それを大事に一生使っていこうと...

#ZENMAIのココ東京

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