【ティソ】コスパ最強のムーブメント パワーマティック80 日本であまり人気無いのは何故だろう?
TISSOT POWERMATIC 80 SILICIUM
「パワーマティック80」ってご存知でしょうか?
2013年頃ですかね、ETA2824-2をベースにETAとTISSOT(同じスウォッチグループ)が共同開発したスーパームーブメント「パワーマティック80」が発表され話題になりました。。
低価格帯でありながら耐磁性の高いシリコン製のヒゲゼンマイを使用し、毎時21,600振動に落とし80時間ものロングパワーリザーブを実現、シンセティックエスケープメントを採用し効率化しています。
低価格帯と言っても、どうせそこそこするんでしょ?って思いますよね?
なんと新品でも10万円で買えちゃうんです。
ムーブメント開発はどのメーカーもしのぎを削っている印象ですけど、そこは天下のスウォッチグループ。
開発力が違いますし、ETAがいますからね・・・強力。
この価格帯にこのスペックを投入されては他のメーカーは太刀打ちできません。
が・・・どうしてか「パワーマティック80」と言うワードはあまり聞く機会がありませんよね?
見た目もシンプルで悪くないし、安いのに「TISSOT」ってメーカー名すらあまり聞きません。
いや、メーカー名くらい知ってるよ。
そう言える方も、バナナウォッチ以外で知ってるモデル名ありますか?
SNSでもかなり稀少な存在かも知れませんね。
パワーマティック80と検索してもショップではなくメディアのページばかり出てきます(それは当たり前かな)。
ロレックスやオメガ、雲上ブランドは「ご自慢」でSNSで見かけるのは多いのは良いとして、安価なメーカーではハミルトンやオリスに比べるとティソって認知度がイマイチ。
ただ中国ではハミルトン、ロンジンに続いてティソ、ミドーが人気だそうです。
「お買い得」感があるのと、宣伝が上手なのでしょう。
と、言う事で今回は最高のコスパを堪能できるスイスウォッチを見ていきましょう。
ただただ知らないだけで、知ってたら1本欲しくなるかも知れませんからね。
パワーマティック80には、パワーマティック80、パワーマティック80 COSC、パワーマティック80 シリシウムとバリエーションがあります。
どれも自動巻き、シースルーバック、80時間パワーリザーブ、耐磁性が基本のスペックとして共通。
パワーマティック80がベースになり、COSCはクロノメーター認定ムーブメント、シリシウムはフラッグシップムーブメント(スペック的に何が変わったかはわかりませんがムーブメントの仕上げは違います)。
TISSOT GENTLEMAN POWERMATIC 80 SILICIUM JAPAN EDITION T127.407.16.041.02
まずは「ジェントルマン オートマティック」の日本限定モデルです。
限定本数は500本。
トレンドのブルーダイヤルが魅力的ですね。
フラッグシップムーブメントのパワーマティック80 シリシウムが搭載されています。
パっと見はロレックスのオイスターケースにソックリで見間違えそう(笑)
ケース径は40mmと大き過ぎず、厚さは11.5mm、87グラム。
100m防水、サファイアクリスタル風防、コレで96,800円。
文字盤はグランドセイコーにも似ていますかね。
コレがティソ!と言ったオリジナリティは無いものの、まずスペックを堪能してもらうには良いデザインなんじゃないでしょうか?
バリエーションもあります。
コンビネーションモデルはベゼルが金無垢なんです(豪華)。
ケースの仕上げなどもコレと言った特徴も素晴らしさもありませんが、必要充分ですので安心してください。
手に取った質感も悪くないですし、単純に格好良いと思います。
5桁のスティールデイトジャストと同じくらいの質感か、やや劣る程度ですので10万円は安くないですか?
あと、シースルーバックも不要な気がしました。
シリシウムのSiかな?見せたいのは。
コンビネーションモデルも、スティールモデルもスーツにもカジュアルにもフィットします。
40mmなので誰でも着けられるでしょう。
アンダー10万円で買えるなんて信じられませんね。
TISSOT SEASTAR 1000 POWERMATIC 80 SILICIUM JAPAN EDITION T120.407.11.081.00
300m防水の本格ダイバーウォッチ シースター1000のパワーマティック80シリシウム 日本限定モデルです。
43mmのラージケースもトレンドでしょう。
スティールブレスレットとキャンバスストラップが付いて121,000円。
セラミック製の逆回転防止ベゼルまでセットされています。
80時間ものロングパワーリザーブ、耐磁性まであって12万円とか異常ですね。
デザインもシンプルなので使い回しがしやすく、ジェントルマンと2本持ちなら20代から30代を大満足で時計ライフを過ごせそう。
オンもオフもティソ。
ティソライフ。
ダイヤルバリエーションが豊富で魅力的なのがありますね。
気になるのは耐衝撃性。
ダイバーウォッチなので想定されているとは思いますが、中国の方もムーブメントの一部がプラスチックだからな~などとフォーラムで意見されています(おそらくシンセティックエスケープメントの事でしょう)。
落として壊れたなどメンテナンス面ももう少し情報が出ると良いですね。
TISSOT BALLADE POWERMATIC 80 COSC T108.408.26.037.00
最後はドレッシーでクラシカルなバラード オートマティック。
こちらはパワーマティック80 COSC(ハイパフォーマンスのCOSC認定クロノメータームーブメント)搭載、バラードのコンビネーションモデルはメッキですがエレガントさはありますね、この仕様で111,100円。
衝撃的。
41mmのトレンドサイズです。
しかし、毎秒6振動でも日差±数秒で調整できて出荷できるんですね。
ハイビートにして香箱増やしてってパワーマティック80の真逆でいくメーカーもありますし、ムーブメントは奥が深いです。
現在はこの4機種がラインナップ。
いかがでしょうか?
私的にはクラシカルなミリタリーテイストのモデルが出たら欲しいな~なんて思いました。
ティソさんお願いいたします。
この中ではジェントルマンが良いかな?
皆さんは気になるモデルありましたか???
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TISSOT ティソ ジェントルマン T127.407.110.51.00
パワーマティック80 シリシウム 自動巻
楽天市場で、ジェントルマンが6万円以下で売られてます。
中古ですけどお買い得ですね。
凄い安く感じます。
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T-SPORT/SEASTAR 1000 POWERNATIC 80
MOD.T120407A
シースター1000は、54,890円。
同価格帯だとセイコーのプロスペックスがありますけど、歴史と堅牢さはアチラ、耐磁性とロングパワーリザーブはティソってところでしょうか。
アップルウォッチもあるし、フルメタルのG-SHOCKもあるし、なかなか激しいバトルが繰り広げられるプライスゾーンです。
ちょっとジェントルマン・・・試してみたいですね。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京