Tag Heuer Autavia Heritage Calibre Heuer 02 Steel CBE2110.BA0687
2017年の新作、1960年代の手巻きクロノグラフ「オータヴィア」の復刻モデル CBE2110.BA0687 です。
オリジナルモデルとは異なり CBE2110.BA0687 は自動巻きのキャリバーホイヤー02を搭載、ケース径42 mmと大型化しています。
国内定価は638,000円。
オータヴィアのモデル名の由来は「自動車」を意味する automobile と「飛行機」を意味する aviationが掛け合わされた造語です。
そして復刻モデルの元のデザインはニックネーム「リント」こと F1 チャンピオン「ヨッヘン・リント」が愛用していたバルジュー72搭載のRef.2446の第3世代となりました。
オータヴィア カップと言う50,000人を超えるインターネットのファン投票で決定したそうですよ。
待望の復刻と言っても過言ではありませんね。
デザインはクールな逆パンダ。
でも、ぶっちゃけ・・・オリジナルモデルのRef.2446(39mm)の方が格好良いよね。
復刻モデルはオメガの様に忠実ではなく、現代風にしてしまいマッチョマンにしか似合わないようなデカ厚時計になっています。
Chrono24を覗いてみました。
中古マーケットでは定価の半値程度から見つかるようです。
ソレは安くて良いですね。
条件良ければ若い社会人のファーストウォッチでも良いかも知れません。
ただし体格の良い方限定ね。
42mmは大き過ぎませんが、私の中のグッドサイズではありません。
ベゼルが太いこと、ケースに厚みがあることが更にノーグッドな感じです。
真っ正面から見ると非常に格好良い。
格好良いけど、着けにくいんだよね。
貧弱な腕の私には。
夜光は控えめ。
ブラックアルミニウム製12時間スケール付き双方向回転ベゼル。
キャリバーホイヤー02は80時間のロングパワーリザーブ。
100m防水ですし、使う分にはグッドスペックです。
しかし、重い。
約168グラム。
厚みは16mmもありますね。
シースルーバックでホイヤー02が覗けます。
ダブルプッシュ式バックル。
寄ってみます。
ヘリテージシリーズで「HEUER」のロゴとなっています。
ブラックオパーリン文字盤、両面反射防止加工ドーム型サファイヤクリスタル。
武骨でシンプルなダイアルは好印象。
アプライドのバーインデクスが渋い。
申し訳程度にデイト表示もあって、実は便利。
HEUER02のブラックローターが格好良いですね。
オウタヴィア カップは、この中から選ぶイベントでした。
皆さんはドレが好きですか?
コレは悩みますね。
バーゼルワールド2017で発表されたオータヴィア復刻モデル CBE2110.BA0687は黒文字盤ですが、カラー違いの限定バージョンはホイヤー社の創業一族4代目社長のジャク・ホイヤー氏を讃えるモデルとして限定リリース(※85歳のお誕生日記念です)。
CBE2111.BA0687は限定1932本。
ベゼルデザインも別物を用意。
コレはコレで格好良いな。
いかがでしょうか?
いつの間にかタグホイヤーのホームページから姿を消していますので、もしかしたら生産終了なのかも。
あたらしい3針のオータヴィアシリーズを売り出してるしね。
私はもっと小さく、ベゼルを薄くして復刻してくれたら喉から手が出るくらい欲しかったかも知れませんが、この復刻モデルは・・・ね。
悪くないんです。
でも凄く良い訳じゃないです。
若くて体格の良い方にはオススメできます。
40代以上の方にはオススメしないかな。
なんか惜しい・・・
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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