2020年3月19日に発売された5代目となるシチズンの視覚障害者対応腕時計 AC2200-55Eです。
「触って時間を知る時計」として視覚に障害がある方向けにシチズンは長年商品を開発販売してきましたが、今回のAC2200-55Eはかなりデザインが格好良い。
消費税非課税対象商品と言うことで14,000円ジャストです。
電池式クォーツムーブメントCal.6029 / 月差±20秒 / 非防水。
防水性がね、ちょっとだけ気になります。
点字取り扱い説明書・CD音声取り扱い説明書が付くのもシチズンの心遣い。
「すべての人に腕時計をする楽しさを」
視覚障害者と健常者という区別なく、誰もが利用できる時計を実現するために。
シチズン時計では、この度、新たな視覚障害者対応の腕時計(AC2200-55E)を発売いたします。この時計は、開発過程に「インクルーシブデザイン※」の考え方を取り入れ、タイのロッブリー県にあるロッブリー複合視覚障害者学校の教員、生徒の皆さんのご協力のもと開発された視覚障害者対応の腕時計です。
(*インクルーシブデザインとは、経済的・身体的など理由を問わず、あらゆる領域において製品・サービスの使用を想定されていなかった人々を、企画・開発の初期段階から巻き込み(Include)、一緒にデザインや機能を考えていくデザイン手法です。)<CITIZEN HPより>
- これまでの視覚障害者対応の腕時計には「一目で視覚障害者用の時計とわかってしまう」、「一般の時計と比べてデザイン性が低い」といった課題がありました。
- すべての人にフィットする腕時計を
- シチズンが目指すのは、視覚障害者はもちろん、障害の有無に関わらず世界中の誰もが使える腕時計。視覚障害者の方々から意見をいただきながら、そこにシチズン独自の工夫や技術を盛り込むことで、実用性とデザイン性を高いレベルで両立する視覚障害者対応の腕時計を設計しました。
視覚障害がある方はもちろん、健常者にも好んで着けてもらえるデザインをと一新したら、かなりミリタリー感が強くなりましたね。
シンプルで機能美となると、やはり軍用デザインは外せないのかも知れません。
- すぐに時間を確認できる高い判読性
- 文字板を触って時間を確かめられるよう、12時・3時・6時・9時のポイントを三角形にしたり、時針の先端を矢印にしたりするなど、指で触れたときにわかりやすい工夫を施しています。また弱視の方でも判読しやすいよう、黒い文字板にイエローのインデックスを組み合わせ、コントラストを際立たせました。
マットブラックの文字盤には大きく3.6.9.12のアラビア数字。
しかもインデックスカラーはトリチウムが焼けたようなキレイなキツネ色。
ビンテージ感もあり、コレは格好良いし、健常者には視認性が良いですね。
短針はアローハンドとなっていて、触ってスグに短針と認識できるようになっている点もポイントです。
そう、まさにパネライの文字盤みたいです。
- 着用場所を選ばないデザイン
- ケースはヘアライン仕上げ、ガラス部分の上蓋や直接指で触れる文字板にはマット加工を施し、指紋や凸凹部分が目立たないようにしています。
ケースサイズは34.9㎜とけっこう小さめで老若男女問わず着用が可能。
服も選びません。
ストラップ交換なんかしても良いかも知れません。
- また、インデックスにはカジュアルなフォントを使用。性別、スタイル、着用場所を選ばないデザインを実現しました。
- 耐久性と機能性を備えた腕時計
- ひんぱんに開け閉めする風防ガラス付きの上ぶたは、自社基準による入念な開閉試験を実施。
- ハンター式で直接触って確認します。
- 中留部分はベルトの長さ調整を自由にできるようになっており、不意の落下も防ぐ仕様になっています。
いかがでしょうか?
とにかくシンプル無骨で格好良い点がオススメポイントになります。
至る所に工夫がなされてますし、それでいて無駄が一切ありません。
以前、同様のコンセプトであるEONE BRADLEYを試着しました。
こちらも質感もよくデザインも格好良い、とてもナイスな腕時計でした。
障害のあるなし関係なく、良いものを着けると気分が上がりますよね。
シチズンのAC2200-55Eも1度見に行ってみようかな?
大手量販店なんかで売っているようです。
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それではまた!
https://zenmai-tokyo.com/2016/05/02/eone-bradley/
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