Rolex Submariner No Date model 5513
30年前の1989年まで製造されたロレックス サブマリーナー ノーデイト 5513です。
今回は後期型でインデックスにはメタルのフチがあり、キャリバー1520、トリプロックリューズです。
セミビンテージの年代で、買える+使えるアンティークウォッチとして大人気ですね。
まだまだ保証書付の個体も見つかるので、コレクションにしたい方も狙っているでしょう。
4桁モデルのなかでは買いやすい価格帯だったサブマリーナーノーデイト。
それでも200m防水にトリチウム、両回転ベゼル、ドーム状のプラ風防と「古さ」を感じれる要素は盛りだくさん。
誰も見向きもしない頃は198,000円なんて値札が付いてました。
Chrono24を覗いてみます。
いや~もうね状態云々言ってられないくらいの値上がり。
使い勝手良しと言えども100万円出すなら現行ノーデイト買いたくなります・・・が、ビンテージはそういうことではないのです。
プラ風防に入る光が、やわらかく良い雰囲気。
ドーム状のサファイアクリスタルではこうはなりません。
キツネ色に変色した針やインデックス。
値が上がると格好良く見えるのも不思議です。
大して気にしてなかった若手女優さんが、大きな役を得たことで急に可愛く見えるのと同じでしょうか?(ナゾ)
約116グラム。
このくらいの重さが丁度良いですね。
サイドビュー。
こんもりした風防。
3つのドットが打たれたリューズ。
寄ってみます。
この時期の文字盤たちは「スパイダー」と呼ばれる劣化が多く見られます。
割れちゃうんですよね。
プラスチックはキズもつきやすいですが、磨けばキレイになります。
なんとなく割れちゃいそうな雰囲気の文字盤・・・
こちらは湿気が原因か?
グチャっとなった文字盤
モデルは違いますが割れちゃった文字盤がこちら。
劣化と見るかレアパターンと見るか・・・
私ドーム風防が好きです。
ベゼルのポイントもトリチウム夜光。
古いモデル達の代名詞「ラグ横の穴」。
しかしノーデイトは後継機14060から14060Mになっても、この横穴は無くなりませんでした。
デイトと比べ、下位機種の「証」となっていたんですね。
30年以上前とは思えないしっかりした作りはオイスターケースならでは。
ブレスレットナンバー93150。
フラッシュフィットは580。
クラスプコードは・・・G
1982年頃かな。
いかがでしょうか?
まだまだ使えるビンテージウォッチ サブマリーナーノーデイト 5513「フチあり」。
やっぱりダイバーウォッチは堅牢です。
夏にはNATOストラップにしたり色々楽しめますし、どうせトリチウムのスポーツモデルが欲しいな!なんて思っていらっしゃったらこの辺りのモデルを狙ってみても良いかも知れません。
他には16800や16660、16550あたりが該当するでしょうか。
「微妙な世代」・・・高過ぎず古すぎず被りにくいモデル。
ちょっと前までは不人気だったね。
面白いと思います。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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