【レビュー】IWC for PRADA IW370802 GSTクロノ”PRADA” 世界2000本限定 2003年
IWC For Prada Chronograph Automatic IW370802 Limited Edition 2000
PRADAが2003年のアメリカズカップに参加することを記念して製作されたGSTクロノグラフベースの限定モデル IW370802。
GSTクロノグラフの秒針(9時位置のスモールセコンド)を取っ払ったデザイン。
基本スペックはIW370708と変わりません。
しかし時計好きイタリアのスーパーブランドの名を冠した機械式時計とはレア度は高いです。
リリース当時は非常に話題になり50万円以上していましたが(国内定価は575,000円)今ではノーマルのGSTクロノグラフよりちょっと高いかな?くらいで買いやすいですね。
シルバーパンダダイヤルに赤いクロノグラフ秒針。
このスチールシルバーカラーの腕時計はなかなか見かけません。
格好良い!
ケースバックにはIWC FOR PRADAの刻印と、2000本限定のナンバリングがあります。
すっきりしたサイドビュー。
クラウンガードが無いのでデザイン的にクラシカルで良いですね。
クラウントップにはお魚さん。
逆サイド。
ポリッシュ仕上げなのでキズが目立ちます。
ワンプッシュ脱着式バックル。
IWCの刻印。
武骨なバックルプレート。
良いですね~良い時代のIWCって感じがします。
40mmのケースサイズは丁度良いです。
でも重い!GSTのSはスティールなのですが、Tのチタンケースと比べると非常に重いのです。
このさし色の赤がね。
オシャレの国イタリアって感じがしませんか?
え?おっさんだけ?
デイト表示がイタリア語と英語があります。
LIMITED EDITIONの文字。
なぜPRADAはIWCを選んだのでしょうね?
2001~2年頃に製作が決まったのでしょうけど、アメリカズカップにはオメガやパネライなどが参加していましたのでソレ以外で探した時に・・・IWC?かな~。
ヨットレースのイメージ無いものね。
ロレックスとかはダメだったのか、断られたのか・・・。
お魚さんは防水時計の証。
120m防水です。
さすがに2000本しか無い限定品。しかももう2002-2018年の16年前。
Chrono24には1本しかありませんでした。
それでも定価以下だしね。
安いでしょ?
いかがでしょう?
いつかレアになる!ってことは、もう無さそうですがこのデザインは超クール。
GSTクロノグラフ時代が非常に格好良いのにイタリアンなスパイスが加わってIWC FOR PRADAは相当仕上がっています!
え~プラダ?ダセ~、みたいな時期は確かにありました。
そんなこと言っているヤツの大半はプラダの直営店で財布1個くらいしか買えないような「自称:時計通」みたいな人ばかりですけどね。
スーパーブランドなんです、PRADAなんです、リュック格好良いんです!(笑)
今見ても悪くない、そんな逸品でした。
ではまた!
#ZENMAIのココ東京