【レビュー】ロレックス 116660 ディープシー モンスタースペックブラックダイバー 今年で10周年
ROLEX SEA-DWELLER Deep SEA 44mm Ref.116660
2008年に誕生した新世代のロレックスダイバーウォッチ”DeepSea”。
コンセプトウォッチのようなデタラメなデカさとブ厚さ重さ、使用できることが前提のロレックスウォッチにしては破天荒なモデルがリリースされ当時はかなりの話題になりました。
そんなディープシーも今年は10周年。
私個人的には「もうお役御免だろう」と密かに思っており、このモンスターウォッチが新型シードゥエラー43に取り込まれるのではないかと?考えております。
そもそもスキンダイビングや飽和潜水で3,900m/12,800フィート防水も潜ることはなく、こんな高級時計を着けて50mも100mもダイビングする人は居ないのです。
「オーバースペック」この一言に尽きます。
グライドロック エクステンション システム、リングロックシステム、ドーム型5.5mmのサファイアクリスタル、クロマライト夜光、チタンケースバックと初物尽くしのモデルでしたが、リリース時は70万円台(定価は当時997,500円)で出回っていました。
現在の国内定価は1,242,000円。
並行相場も1年前は110万円台前半でしたが、現在は120万円台後半から130万円台前半で推移しています。
中古の相場をChrono24で見てみますと、90万円台前半から。
高年式の保ありは100万円以上しますね。
皆さんはディープシーお好きですか?
デカイ、とにかくデカイ。44mmも必要だったのかな?
重い、そしてブ厚いので手首にフィットしない。
インパクトは最高。見た目は悪くない!
現在は定価以下でも買えたりしますし。
どちらかと言うとDブルーに人気を取られたモデル「過去の人」的な感じです。
でも防水性は高いのに、重くてぶつけて壊れそう。
いくらオイスターケースが頑丈でも毎日ぶつけていたらね。
見てください、この厚み。
やばい(笑)
今年のピアジェの新作アンティプラノウルティメイトは4.3mmですよ!ケースの厚みが。
ディープシーはガラスだけで5mm越えてますし、ケース厚は18mmですからね。
重さも220グラムあります。
旧式のカードギャランティー。
裏面。
#ボンバーマンの日
スポーツモデル(SS)のバックルプレートは2015年後半までは梨地加工されていました。
キズが付きにくく、このままでも良かったのですが・・・。
ロレックスグライドロック エクステンション システム
フリップロック(エクステンションリンク)
最初ね、コレ絶対説明書見ないと使い方わからないでしょうね。
チタン製のケースバック。
今後もチタン製の何かや、ディープシーチャレンジで使ったレーザー刻印のトリプロックリューズなんかも使用されるようになるのかな?
比べなければ、まぁ普通のオイスターダイバーですね。
単体では大きく見えない(画像ではですけど)
サイクロップレンズもないし、シードゥエラー感を感じられる最後のモデルかも知れません。
ヘリウムガスエスケープバルブ。
私の人生では1度も使うことは無いんだろうな。
私みたいな貧弱細腕オジサンには絶対に似合わないし、もちろんダイビングもやりません(笑)
いかがでしょうか?
2018年の今年は10周年です。
新キャリバーか?新ダイヤルか?黒文字盤廃止か?小型化か?
いったい何が起きると思いますか?
「何も無し」が正解かも知れません(笑)
ロレックスがこのオーバースペックモデルをいつまで野放しにしておくのか見物ですね。
最近は大型化が進んでいますので「ステイ」もあり得ます。
2mちかい大きな男性にはこのくらいの大きさが必要なのかも知れません。
それでは!
#ZENMAIのココ東京