【レビュー】チュードル オイスター デイト クロノタイム 79180 カマボコケースのセミヴィンテージ”パンダ”と”白面”
TUDOR OYSTER DATE CHRONOTIME 79180 Big Block Chronograph
90年代半ばまで製造されていたので、ヴィンテージには該当されないまでもロレックスのパーツを共有するためデイトナDNAを色濃く受け継ぐクロノグラフ「クロノタイム 791系」。
ここ数年で爆発的な・・・とは言えないですが、明らかに高騰している第2世代のクロノタイムですので、ギャランティ付きの出物があればゲットしておくことをオススメします。
と言うことで今回は2本の79180を見ていこうと思います。

1本目。
安いポーセリンのようなツルっとした光沢のある白文字盤にシルバーインダイヤル、更にはシルバーカラーのスティールベゼルという全くもって地味なクロノタイム「白面」。
力強い武骨なSSベゼル。
う~ん、グレイト(笑)

ロレックスのパーツを使っていない79280だったら絶対人気ないだろ!と思われます(笑)
ですが、それだからこそ「稀少」と言う声もあるのです。
どうでしょう?
791系は、79160(プラベゼル)、79170(回転ベゼル)、79180(SSベゼル)の人気順かと思われます。
手巻きデイトナ6263を彷彿させるプラベゼルの79160の黒文字盤を頂点に、たぶんこの白面79180が最下位なんじゃないでしょうか。
だからこそです。
敢えての「白面」を選んでおくのも「あり」なのかと・・・いや、無いかな。

文字盤はこの2種類が人気でしょう。

40mmケース
自動巻きデイト付き バルジュー7750
スクリューロックプッシャー、プラ風防
トリチウム夜光(※初期文字盤はデイトに枠があります)
オイスターケース、ロレックスケースバック、ロレックスリュウズ

94年頃の冊子にはサブマリーナー、ボーイズ、レディースサブがラインナップされています。

2本目。
こちらは人気のある「パンダ文字盤」の79180。
これは格好良い。
インダイヤルも経年劣化で黒からグラファイトグレーのような感じになっています。
文字盤はトリチウムですが、残念ながら針はルミノヴァに交換されています。

イケメン。
アプライドのバーインデックスが渋い。
世間的にはプラベゼルが人気ですが、私はSSベゼルもありだと思うんです。

10年も15年も前でしたら10万円台で中古が売っていたな~と。
「カマボコ」とか言われていましたね。
今では付属品が揃っていれば50万円に近づきます。
こいつもいつかは100万円クラスにレベルアップするかも知れません。

この分厚いケースが「カマボコ」の所以。
ビッグブロックですな。15mmほどあります。

ケースバックには「ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVA」。

スマホのライトを充分あてて。

手で覆うとトリチウムインデックスは光りませんが針は交換されグリーンに光っています。

太い・・・太すぎる。

こうして横にすると「あれ?デイトナ」となります。

ホラね。

続いてルーペで拡大してみましょう。
TUDOR OYSTERDATE。
デイト窓に「枠」がある初期タイプ。

AUTOMATIC CHRONO TIME。
T SWISS T。
インダイヤルのレコード溝に書かれた数字とか雑(笑)

男らしいハンズ。
飾り気ゼロです。

ブレスレットナンバーは78360。
クラスプコードはN。

バックルには盾マーク。

トリプロッククラウン。
王冠マークが神々しい。

スクリューロック式のプッシャー。

武骨なベゼル。

やはり作りがしっかりしています。
デフュージョンブランドとしてロレックスの知名度をオイスターケースの堅牢性をアピールし続けてきました。
水に負けない、衝撃に強い、だからこそ20年経った今でも充分使えるコンディションなのです。

いかがでしょう?
チュードル セミヴィンテージ 79180 ビッグブロック。
この「渋い」魅力が少しでも伝われば幸いです。
え?チュードル?
ロレックス買えない人のブランドでしょ?
パクりでしょ?
などと言われた日もすでに過去。
今では強烈な個性として中古市場を賑わせております。
そして現在のチュードルが「ヘリテージ」として縦目のクロノグラフをリリースしないことでまた稀少性が上がってきているのかも知れません。
#ZENMAIのココ東京