GIRARD-PERREGAUX LAUREATO Grey 42mm 81010-11-231-BB6A
2016年に限定的に復活し、2017年レギュラーラインとなったGPのロレアート。
そこそこのお値段でラグジュアリースポーツを楽しめるため非常に人気沸騰中ですね。
かのジェンタ氏のデザインを意識したオクタゴンベゼルの薄型防水時計はオリジナルがクォーツに対し復刻盤は現代向けに自動巻きとなっています。(ジェンタデザインではないようです)
前回は38mmの81005-11-231-BB6Aを見ましたので、今回はもう一回り大きい42mmの81010-11-231-BB6Aをチェックしたいと思います。
他にももっと大きなトゥールビヨン45mmと、レディース仕様の34mmが用意されています。
この「クル・ド・パリ」仕上げのスレートグレーダイヤルがかなり良い感じ。
ブルーやシルバーも良いですけどね、個人的にはこのスレートグレーが大人っぽくて素敵です。
国内定価は1,242,000円(CHF 10800)。
38mmに比べるとドン!とインパクトある大きさです。
42mmもありますが厚さは10.88mm。
ムーブメントはGP01800-0012(厚さ3.97mm)が搭載されています。
因みにオーデマピゲの現行ロイヤルオークST15400に搭載されるCal.3120の厚みは4.25mm。
ジラールペルゴーが頑張っているのがわかります。
確かに自社製ムーブメントで勝負するのは機械屋さんのジラールペルゴーらしくて良いのですが、せっかくの話題作りなら頭下げてルクルトムーブメントでも放り込んでみたら良かったのに・・・なんて思っちゃいます。
90年代にも8010など自動巻きのロレアートはありましたが、ブレイクせず失敗。
元々はクォーツモデルで、後年流行に乗り遅れています。
現行機も量産して定価割れしちゃってるのは仕方ないとして、ウォッチマニアが欲しくなるようなモデルがあるともっと強いアイコンになると思うのですが・・・
クル・ド・パリ。
2017年にレギュラー化し まだ2年。
それにしてはラインナップが充実しています。
価格だけ高いオープンワーク(スケルトン370万円)や流行りのセラミックケース、パンダフェイスクロノグラフやサイズ展開など少々急ぎすぎているような気もしますね。
この時計ブームの終焉が近づいていると予想しているのでしょうか・・・
シースルーバックからムーブメントも覗けます。
もう少し大事に丁寧に売って欲しいですね。
注目浴びてて売れるタイミングで回収したいのか・・・
Chrono24に掲載されている価格はこんな感じ。
ロイヤルオークやノーチラスのように定価以上になることは無さそうです。
とは言え、やはり見た目はグッド。
ポリッシュ8角形ベゼルは「つるん」としてて、あぁロイヤルオークの様にビスがあるとデザインが締まるのにな~なんて感じましたがソコは素人の考え。
深い考えがあったに違いありません。
オリジナルはもっと薄い幅のベゼルでした。
充分に薄いケース。
クラウントップにはGP、そして8角形になっています。
トリプルフォールディングバックル。
プッシュ式です。
細やかな作りでキレイですね。
サイドから見るとこんな感じ。
因みにクロコダイルストラップモデルにはオマケのラバーストラップが付属します。
いかがでしょうか?
ラグジュアリースポーツの復刻モデル、現代スペックです。
三大ブランドの半値ほどで手に入ります。
ロレックス意外で探してた方、でも時計に100万円以上は出したくないけどそれなりに素敵なモデルが欲しい方。
パネライでもなく、フランクミュラーでもなく、ウブロでもない。
ちゃんとヒストリーのあるグッドモデルです。
ただ、今後定番化して皆の知るところになるにはコツコツ行くしかないと思います。
この価格帯は皆良いモデルを出してきますから。
わざわざ選ぶ理由付けが見つかると良いですね。
ではまた!
#ZENMAIのココ東京
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