2年に1度行われている、デュシェンヌ型筋ジストロフィーに関する研究のために結束した最高級のブランドによって創造されるユニークな時計のチャリティーオークション「ONLY WATCH」。
今年も世界に1つだけの特別な時計たちが出揃いました（54ブランドから55モデル53LOT）。
この時計たちは、2021年11月6日にクリスティーズオークションで競売に掛けられ、衝撃的な価格で落札されました。
高額な落札価格の順番で見ていきましょう。
どうですか？驚異的な落札価格ですよね！
現在の為替（1スイスフラン=124円）で計算しますと、Lot41の「PATEK PHILIPPE, COMPLICATED DESK CLOCK」は11億8176万円となります。
置時計が11億円ですよ？置いておくのが怖いですね・・・（何の心配？）
31日巻きの永久カレンダー。世界にたった1台。
調度品ではなく即博物館行きですね・・・誰が落札したんでしょう？
続いて、
こちら、「F.P.JOURNE x FRANCIS FORD COPPOLA, FFC BLUE」が５億６千万円。
手が指折りで12時間（1から12まで）を表現し60分はサークルが回るオートマタ。
フランソワ・ポール・ジュルヌ氏が、ゴッドファーザーで有名なフラシス・コッポラ映画監督と食事をした際に話が出て依頼されたデザインだそうです。おもしろいですね。
信じられないくらい高いけど。
※以前、ジェイコブからオルゴールでゴッドファーザーのテーマを奏でる腕時計ありましたね。
そして最後の15202となったサンドブラストチタン製ロイヤルオーク エクストラシン「AUDEMARS PIGUET, ROYAL OAK “JUMBO” EXTRA-THIN ONLY WATCH」が、3億8500万円。
私的に1番注目していたモデルです。
このモデルを紹介した記事から抜粋
「オーデマピゲ 15202XT.GG.1240XT.99 ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラシン オンリーウォッチ でした。
予想の落札価格はCHF 160 000 – 320 000 だそうです。
チャリティーオークションなので、時計の価値以上の落札価格になるのは間違いありません。
100万スイスフラン（1億2千万円）は、さすがに無理か（笑）
どんな方が買うんでしょうね。」
なんて予想（1億2000万円）落札価格でしたが、かる～く超えていきました。
そうですか、3億8500万円ですか・・・。
ノーチラス5711/1Aもグリーンがオンリーウォッチに出ていてラストだよって話だったら一体どのくらいの落札価格になったのでしょう？
置き時計を超えて20億くらいになったのかもね。
高い順の紹介はおしまい。
私が2番目に気になっていたチューダーの「TUDOR, BLACK BAY GMT ONE」を見てみます。
エイジドスティールを採用した雰囲気のある1本のブラックベイGMT。
なんとエスティメートを大きく上回る、650,000スイスフランは日本円で約8080万円で落札。
過去2017年、2019年に落札されたチューダー、ブロンズ製レフトハンドドライブのブラックベイ、ブラックセラミックのブラックベイ、どちらも35万スイスフランでしたので、今年は2倍近い価格・・・。
驚きですね。チューダーですよ（失礼）
続いて「BLANCPAIN, TRIBUTE TO FIFTY FATHOMS NO RAD FOR ONLY WATCH」今年の限定モデル「ノーラド」の色違いです。
およそ1620万円と言うエスティメートを10倍近く跳ね上げた落札価格となっています。
格好良いもんね～、チャリティーだしね～、それにしても高い。
そして「TAG HEUER, ONLY WATCH CARBON MONACO」タグホイヤーからは、カーボンケースのモナコクロノグラフ CBL2191.FC6507 「ダークロード」がラインナップ。
これまた衝撃のおよそ3600万円で落札。
他にも、
レインボーカラーが美しい「ZENITH x FELIPE PANTONE, DEFY DOUBLE TOURBILLON FELIPE PANTONE – UNIQUE PIECE FOR ONLY WATCH 」ゼニスのダブルトゥールビヨンは、480,000スイスフランの約59,700,000円で落札されました。
気になった方、すべての詳細はこちらからご確認ください。
腕時計の投資ブームと、心優しい方々のチャリティー精神が絶妙に織りなした結果でしょう。
「Sale Total CHF 29,740,000」（29,740,000スイス・フランは約3,698,541,900円）
また再来年！
#ZENMAIのココ東京
コメント