「欲しかったけど、買わなかった時計、買えなかった時計」は今 ~其の二~
七つの大罪「強欲」・・・欲しい腕時計は、きっと買うまでずっと欲しい。ずっと前から好きでした。
5年前にウォッチモンスターで書いた記事を再チェック。
私が当時18年時計を追ってきて取捨選択してきた中で、買わずに心残りだったモデル11本をチェックしたんですが、あれから相場はどうなったのか?
昨今の腕時計高騰に、いったいどこまで跳ね上がっているか、持ってもいないのに気になりましたので見てみようかな。
と、言う事で昨日は前半5モデルの現在の相場を見直しました。
5本とも相場が上がっており、特にロレックス、チューダーは何倍にも跳ね上がっていて買っておけば良かったと後悔気味(笑)
今回は残り6モデルです。
それでは、6本目。
セイコーの金無垢グランドセイコー。
120周年記念の限定300本しかない SBGW004です。
ファーストレプリカですねぇ、初代GSの復刻モデル(最近はめちゃくちゃ増えましたけど)。
手巻きの36mmサイズが今見ると本当にナイスバランスです。このモデルに関しては、そこまで本気になれなかったのが「敗因」。
40代になったZENMAIにはもうそろそろ似合うと思いますが、欲しかったのが30歳になったばかりの頃でした。
欲しかった当時は40万円くらいで買えたんですよ。
定価は100万円ほどだったと思いますが出物に出会えたのに・・・くぅぅ後悔。
現在の相場です。
本体のみでも95万円ですって・・・
あちゃ~。
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完品だと138万円。
これが悔しい。
7本目はオメガのスピードマスター プロフェッショナル マークII アポロ11号35周年 日本限定2004本 3570-40です。
ノーマルのスピマスプロにマークⅡのダイヤルを埋め込んだ限定モデル。
欲しかった当時は20万円ちょっとの相場でした。
ブラックではなくグレーもダイヤルにオレンジなレーシングポイント。格好いいでしょ?
今ではほとんど見ることがありませんが2004年に2004本限定で出ています。
現在の相場はなんと100万円の壁を越えて、130万円以上・・・
完品198000円で売ってたのに(泣)
基本は3590-50。
手書きの保証書ですし、限定証明書もなし。
不安。
カードのナンバー5340は日本国ですかね。
こんなアーカイブをオメガで取っていれば安心です。
Racingの文字がありますね。
8本目はパネライですねぇ。
PAM00127。ルミノール1950。
ずっと好きです。本当に好きです。衝撃を受けたモデルですね。
初めて見たその頃(2003年かな)は47mmなんてサイズが他にありませんでした。
44mmのパネライが流行りだした頃ですが、さらに一回り大きくドーム型の風防にパンチングされたダイヤルが印象的です。
1950年のモデルを復刻させたデザイン、47mm、1950本、2002年。
ですが、試着したらデカイデカイ。ビックリです。
値段も高いのに、似合わない時計を買えるはずもなく終了
現在の相場です。
保証書付きだと170万円。
あんまり変わっていませんね。
パネライの人気があまり無いからね。
逆に下がらないのも凄いでしょ?
9本目。
セイコー キネティッククロノ 2ndモデル スポーチュラ 黒鉄仮面 SBXZ003。
ヤバいフェイスデザインですねぇ。
名機9T82-04A0を搭載。
このモデルに出会ったのは2003.4年頃。
まず1stモデルの存在を知ります。
1999年発売されたモデルでしたが、全然知りませんでしたね。
まだそこまで腕時計の知識が多くありませんでしたからロレックスくらいしか調べることもなかったのです。
それはそれは衝撃的でした。
SEIKOと言えば「おじさんの時計」のイメージしかなかったものですから・・・。
そして雑誌などを調べ この2ndモデルの存在を知ります。
1stよりカラーリングが格好良い!・・・けどブレスレットは1stの方が格好良い・・・。
悩みますよねぇ。
地味に2ndモデルの方が高かったりもするんです。
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楽天市場に1本出ていました。
35万円か~ちょっと安くなっているかも。
キャパシタ交換したらずっと使えるのかな・・・?
欲しいな。
10本目は高級ブランド・オーデマピゲのフラッグシップ機
ロイヤルオーク 15300ST。
2010年頃には70万円以下で売られていた白文字盤。少し高かった黒文字盤。それでも80万円くらい。
えぇ、新品でも100万円切っていた記憶です。
で、2016年の時点で150万円でした。
同じものがここまで値上がるなんてロレックスやパテックフィリップのスポーツモデル以来ですよね?
絶妙な大きさと、美しい仕上げ。後継機15400STが出た今でも、パーフェクトな1本かと思います。
さてなぜ買わなかったか?・・・それは、いたって簡単で明白です。
なぜならZENMAIも家庭を持ち、買えなくなったんですねぇ(笑)残念。
当時は黒文字盤が欲しかったな。
因みに文字盤交換できました。
保証書付きで350万円・・・
70万円台だったのにな(泣)
最後の1本。
パネライの40mmルミノールクロノグラフ。
逆パンダ PAM122 ゼニスのエルプリメロ搭載機です。
PAM00072と悩みますよね?
オールブラックのPAM72か、グレー/シルバーの2トーンPAM122か。
スペックに違いはありませんので、顔次第的な感じです。
高いときは100万円以上していたこのモデルも、今では60万円代後半で見つかることもあります。
相場は75万円程度でしょうか。
格好いいしなぁ・・・いやぁ・・・。
欲しかった。
現在の相場です。
ま・・・まさかパネライなのに相場が上がっているじゃないですか?
そもそもの数も少ないから比べるのが難しい。
比較的多めのPAM00072ですら90万円くらいします。
あ~そうですか。
またパネライに脚光を浴びる機会はくるのかしら?
まとめ
いかがでしょうか?
「「欲しかったけど、買わなかった時計、買えなかった時計」は今」でした。
11モデル全て今でも欲しいです。
やっぱり1度気になったモデルはずっと買うまで心に棘の様に刺さってします。
でも当時買った方が完全にお得だと思うと、悔しくて今から買う気にはなかなかならないというね。
宝くじでも当たったら全部ゲットしてやる!と言って一生買わないのだと思います(笑)
かなしい。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京