【レビュー】セイコー “COOL” メカニカル SARB065 アイスブルーなカクテルダイヤル
SEIKO Mechanical SARB065 “Shinobu Ishigaki”
昨年2017年にリリースされたプレザージュ、銀座 STAR BAR オーナー/ バーテンダー 岸 久さん監修の大人なカクテルデザイン「SEIKO PRESAGE “SKYDIVING” IceBlue SARY075」は世界的な大ヒットモデルと言えますね。
遡ること7年前の2010年、同様のデザインは既に人気を得ていたのをご存知でしょうか?
Bar 石の華のオーナーバーテンダー石垣 忍さん監修の元、製品化された美しい放射線状のアイスブルーダイヤル「セイコーメカニカル SARB065」です。
SEIKO MECHANICAL 石垣忍カクテルモデルは「SWEET/DRY/COOL」の3機種がリリースされましたが、今回は1番爽やかなCOOLを見ていきます。
SARB065 COOL
当時の定価は57,750円(税込)。一般的に4万円程度で流通していました。
放射状に輝く淡いブルーは非常に美しく、楔型のインデックスやドルフィンハンドによく合います。
パッと見は高級感があり夜のバーでもフィットするようなモデルだけに、4万円で買えるのか!と感心せずに入らせません。流石はセイコー。
カクテルをイメージした大人な雰囲気を醸し出しています・・・かね?
オッサンだけどカクテル飲まないから、よくわかりません(笑)
ロレックスのチェリーニだったら、プラチナケースにしか使わないカラーなのにね。
<スペック>
・ステンレススティール / レザーストラップ
・キャリバー6R15 自動巻
(23石、6振動、手巻可)
・秒針停止機能
・最大巻上時50時間持続
・ボックス型ハードレックス
・シースルーバック(ハードレックス)
・平均日差+25~-15秒
・50m防水
・ケースサイズ40mm / 厚さ13.1mm
ベゼルが薄いので大きく見えるフェイスに、ドレスモデルの割に厚めのケース。存在感あります。
クラウントップにSがあるだけ、良しとしましょう。
シンプル。
仕上げなどは、もう気にしません。
磨かれる面はあまりありませんのでヌルっとした感じですが、文句を言う人がいたら値段を見なさいよ!と。
コスト掛けて自分の好きなようにカスタムしたら?言ってやれ言ってやれ。
コレで充分なんですよ。
キャリバー6R15がシースルーバックから覗けますが、あまり楽しいものでもありません。
動いています・・・と言うのが伝わるかな?
そう、伝わってるならそれで良いや・・・くらいな感じです。
6R15なので手巻き機能もありますし、そんなに安い機械でもありませんので安心ですね。
レザーストラップは高級感がまるっきりありませんので、このあたりは自分の好みのストラップに交換しても良いでしょう。(交換前提がよろしいかと存じます)
要は、イケメンだけど服はオシャレじゃない・・・みたいな状態です。
ネットオークションには人気モデルなので沢山ヒットします。落札値はこんな感じ。
光が入るととても魅力的に見えます。さわやか~。
海外の方のインスタグラムを覗きますと、クロコダイル型押しのブルーストラップにホワイトステッチ。
あ~これ格好良いですね。
ジャケットにデニムスタイルによく合います。
高級感を妨げるオリジナルのレザーストラップは即交換。
このヘンテコなバックルも使わなくても良いかもね。
長い方が6時位置に飛び出してくるスタイルは気になってしまいます。
いかがでしょうか?
海外旅行など高級時計を着けていきたくないなど、そんなシチュエーションがあるのなら1本持っていても良い選択だと思います。
普段使いにも良いですしね。
いつもG-SHOCKはじめデジタルばかりの方にも、機械式の入門機に悪くありません。
デイト付き3針自動巻きで、更に動きがシースルーバックから覗けますので勉強にもなります。
20代の若い社会人にもオススメだな。
スーツにも合いますね。
まぁ、わざわざ生産終了の旧モデルではなく、昨年リリースされたプレザージュでも充分だと思います(笑)
それではまた!
#ZENMAIのココ東京