
【レビュー】オメガ 3222.80.00 スピードマスターデイデイト(3222-80)トリプルカレンダークロノグラフ
OMEGA 3222.80.00 SPEEDMASTER CHRONOGRAPH 40mm DAY-DATE
2007年にリリースされ今では生産終了となった「デイデイト」スピードマスター3222-80(トリプルカレンダー)を見ていきましょう。
この時期クロノメーター化していく廉価モデルのスピードマスターたち。
そしてコーアクシャルムーブメントへと切り替わる時期でもありどんどん世代交代していきます。
クロノメーター化でケースの仕上げや針の大型化など高級感が増し、ブレスレットに厚みが生まれ、防水性も上がっています。
先日見た3212-80と似たカラーリングのモデルですね。
3222.80.00
機能
クロノグラフ タキメーター 曜日・日付表示 クロノメーター スモールセコンド
技術仕様
ブレスレット: ステンレススティール
ラグの間のサイズ: 19 mm
ケース: ステンレススティール
ケース直径: 40 mm
ダイアルの色: ブルー
クリスタル風防: ドーム型強化無反射サファイアガラス
防水: 10 気圧 (100 メートル / 330 フィート)
ムーブメント
キャリバー: オメガ 3606
自動巻きクロノグラフ ムーブメント、曜日、日付、月表示。
パワーリザーブ: 44時間
種類: 自動巻き
国内定価410,400円
オメガブルーとは少し雰囲気の違う退色したかのような薄めのブルーベゼルに、2トーンになっている深みのあるブルーダイヤルがオシャレな感じですね。
トリプルカレンダーは97年にマーク40コスモス(スピードマスター40周年)がリリースされ、かなりのハイスペックでありながら値段は非常に安くコストパフォーマンスの良いモデルとして親しまれてきました。
デイト(日)、デイ(曜日)、マンス(月)とセットするのはなかなか大変。
サイドからみると厚みが増し、しっかりした印象です。
約15mm。
こちらは97年誕生のトリプルカレンダー3520.50.00のサイドビューですが、フォルムの美しさなどが変わっているのわかりますか?
まぁポテっとした新しいモデルの感じは好き嫌いあるかも知れません。
肉厚なケースシルエット。スクリューバックで防水性も100mにアップ。
このキャリバーオメガ 3606も曜日調整はプッシュボタンです。
ダブルフリップ式の堅牢なバックルにレベルアップ。
シンプルで頑丈です。
高級感はこのあたりには感じませんが、前作のスライド式脱着バックル感じる「華奢」感はありません。
針もインデックスも高級感が増しました。
顔に関しては合格点。
無駄や遊びのないシンプルなデザインですね。
スペースシャトル針など必要とされていません。
このケースバックのシーホースレリーフはゴミや垢が溜まりやすいので改良の余地があります。
国際保証カードとピクトグラムカードの他に、クロノメーター証明カードも付くようになりました。
大出世!(謎)
光の当たる角度でダイヤルの輝き方が変わります。
前作のマットな感じとは1ランク違いますね。
40mmのケースサイズはそのままに、少しマッチョになったトリプルカレンダー。
現在はラインナップにトリプルカレンダー機能が無くなってしまっています。
少しは希少モデルになっているのかな?
3222-80はあまり出回りが多くないので、同じキャリバー3606の3220-50をチェック。
大体20万円台ってところですね。
まとめ
いかがでしょうか?
腕時計にトリプルカレンダー機能なんて不要なのはわかっています。
当然機能が多ければ多いほど故障も増えるでしょうか。
クロノグラフですら複雑機構なのですから大変なものです。
オメガもリスクに見合わないのかも知れませんね。
今後新作がリリースされるか不明になったスピードマスタートリプルカレンダークロノグラフ。
もし見かけたらゲットしてみては?
ではまた!
【レビュー】オメガ 3520.53.00 スピードマスター マーク40 AM/PM スピードマスター40周年モデル3520-53
#ZENMAIのココ東京