【レビュー】パネライ PAM00168 ルミノール クロノ レガッタ2003 40mm 399本限定
PANERAI LUMINOR CHRONO REGATTA 2003 40mm PAM00168 Limited 399 units
じわりじわりとデカ厚パネライブームが起こり始めた2003年にリリースされた限定モデル「ルミノールクロノ レガッタ2003」PAM168。
わずか399本の限定モデルです(パネライ的には「2003 スペシャルエディション ウォッチ – パネライ自社工房」と言う枠です)。
ブルーパンダ仕様で現在のトレンドですが、当時も40mmのクロノグラフ(ゼニスムーブメント)人気が出始めた頃なので漏れなくETAベースのレガッタ2003も人気モデルとなりました。
当時の国内定価は892,500円、一時期は定価以上での取引が当たり前でしたね。
パネライがヨットレースの協賛を始めた頃で、「レガッタ」の名が付いていますが機能的にはノーマルのクロノグラフです。
ムーブメントはバルジュー7753ベースの横目デイトプッシュ式クロノグラフ OP XIIです。
40mmクロノグラフでは唯一のブルーダイヤルで、黄色がかったアラビアインデックスと海のように美しいブルーにメリハリのあるシルバーインダイヤルと非常にバランスの取れたスポーティなモデルです。
非常に格好良い。
2000年頃から40mmクロノで味を占めたパネライらしいモデルです。
スティールとチタンのコンビネーションケースで、中身は「ゼニスじゃないのかよ?」と、ね。
エルプリメロ搭載機だったら、この値段では出せません(たぶん)。
なのでシースルーバックにはしていません。
要は「顔さえ良けりゃ今の人気なら売れるっしょ?」みたいなね。
確かに限定品だし売れました。
リシュモングループの思うつぼです。
限定証明書。
40mmとケース径だけ見れば小ぶりですが、パネライなので「分厚い」ですし、クラウンガードがいかついので全然小さくありません。
インパクト大!
こちらのプッシュボタンでデイトのクイックチェンジを行います。
クラウンガードを模したブレスレットリンク。
チタンとステンレスのコンビネーション。
プッシュピンが付属していますので、コレで突いてデイトを早送りします。
ベゼルはピカピカのスティール。
直接タキメーターが打刻されていますので、墨抜けの心配がありますね。
まぁまぁ開けにくいバックル。
ケースバックには2003年うんたらかんたらと打刻されています。
防水は100m。
「 Lauerus Awards May 2003 Firenze 1860 Ocean Chrono Meter」
ワンプッシュで脱着するんですが、引っかかるんだよね~。
夜光がグリーンに輝きますが、もともとイエローカラーのインデックスなので変化は感じませんね。
イケメンフェイスです。
格好良い~。
いかがでしょう?
凄い好きなんですよ、私はこのモデルが。
エルプリメロ搭載機だったらもっと好きだったらかも~。
399本しか無い希少モデルなので、Chrono24にはありませんでした。
持っていらっしゃる方、お宝ですよ~(相場は上がっていませんけどね)。
今年のパネライの新作がアンダー40㎜だったので、もしかしたら小さいパネライブームが来るかも知れません。
その時にはドーンと着けちゃいましょう!
それではまた!
#ZENMAIのココ東京