【レビュー】ロレックス 16520 シングル トリチウム 逆さ6 “セミビンテージ” Lシリアル 白文字盤
Rolex Daytona 16520 Invert 6 white tritium Dial L serial
今回はロレックス スポーツモデルの1番人気で、キングオブクロノグラフ、2度と無いゼニスとのコラボレーション エルプリメロ搭載機「デイトナ 16520」をチェックしていきます。
中でもこちらは徐々に稀少性を増してきたモデル。
ロレックスのセミビンテージとして最近では5桁スポーツモデルで「トリチウム夜光」「シングルバックル」の特徴を持つ個体に注目が集まっているのです。
4桁のスポーツモデルは軒並み高騰しているので、次の投資対象になったんでしょうね。
皆さんも探すなら、保証書付はもちろんのこと「ケース痩せ」「交換パーツ」の無いものを探しましょう。
スポーツモデルの「シングルバックル」はエクスプローラーⅠ、エクスプローラーⅡ、GMTマスター、GMTマスターⅡ、そしてこのデイトナです。
トリチウム夜光は97年くらいまでの個体全ての標準仕様で、後に交換さえされていなければ光らないトリチウム夜光のはずです。
と、併せて94年頃までは6時位置の12時間積算計の数字「6」が「9」に見える「逆さ6」と言う仕様になってます。
コレもセミビンテージとしては必須の仕様です。
ダイヤル交換されているとトリチウムじゃないノーマルの6に変わっていたりします。
黒文字盤人気から、安い白文字盤のデイトナを購入し後年ダイヤル交換しているものが多いので「逆さ6」もそれなりにレアになってしまいました。
T SWISS MADE T と「逆さ6」で充分な価値があります。
4桁から5桁に変わったデイトナには他のスポーツモデルには見られる「ケースサイドの穴(ラグ横穴)」がありません。
そして現在熱い視線の集まる「シングルバックル」。
ちょっと力が入ると「パカ」っと開いてしまう困ったやつです。
ブレスレットナンバー78360。
クラスプコードはP。
さて、ではどんな感じの相場になっているのか?
1989~1991年くらいのデイトナ16520の相場をChrono24でチェックしてみると、
最安値は210万円。
逆さ6、トリチウム、シングルバックルで保証書は無し。
保証書付きで300万円くらいになっています。
思ったよりは、まだ安いかな?
Aシリアルくらいの相場と同じくらいでしょう。
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楽天市場にはNシリアルの保付き黒文字盤トリチウム・シングルが320万円くらいで出品されています。
こんなもんですかね。
いかがでしょう?
セミビンテージ・・・。
なかなかね、探しても「納得いく」個体はもう見つけにくくなっています。
どこか妥協しながら探していくしかありません。
いつか400万円になるデイトナです。
Pシリアルやパトリッツィは既に400万円を突破してしまいました。
ノーマルのデイトナ16520も、そのうち上がっていくでしょう。
そうなる前に「セミビンテージ」を楽しめる個体を探してみてください。
それでは!
#ZENMAIのココ東京