【レビュー】オメガ 2503-52 シーマスター コーアクシャル アクアテラ “レイルマスター” 39mm

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OMEGA “Rail-master” Seamaster Aqua Terra rail master 2503-52 co-axial chronometer

2003年にリリースされたシーマスター 150m アクアテラの派生形ダイヤル「レイルマスター」2503.52.00(当時の定価は374,000円)。

39mmのケースサイズのアクアテラ2503-50からデイト表示を取っ払い、3.6.9.12のアラビアインデックスをセットしました。
搭載されるキャリバー オメガ 2403は自動巻きクロノメーターコーアクシャル エスケープメント ムーブメントで、当時のオメガが誇る最先端の技術でした。

オーバーホールを10年不要とした設計で、画期的な「コーアクシャル脱進機機構(摩耗が少なく注油不要)」は時計雑誌などで多く取り上げられていましたね。

レイルマスターデザインは1950年代の鉄道員向け時計から取られたもので、独特なシャークインデックスと視認性の良さが魅力的。

2503.52.00

私の30歳の誕生日に自分では無く、父親にプレゼントした思い出の時計です。

150m防水39mmの2503-52と一緒に、42mmの2502-52も同時リリースされています。

※こちらは2017年のトリロジー”レイルマスター”220.10.38.20.01.002

で、こちらが今回見ていく2503.52.00。

定価で半額なので再現度は低いのは我慢。

そもそもオリジナルに、そこまで似せようとはしていません。

オリジナルのレイルマスターは、やはりシーマスターの派生モデルで、鉄道員向けに作られた耐磁時計でした。

また視認性に特化したスタイルは、ロレックスのミルガウスやエクスプローラーⅠの様なシンプルで武骨なデザインで今でも人気のあるモデルとなっています。

レイルマスターはトリロジーでもわかるように1957年生まれのモデルですが、その原点は1953年にRAF(イギリス空軍)の為に作られたミリタリーモデルです。

つまり2003年は50周年となるのですね。

国内定価367,500円と、かなり安いモデルだったので作り込みに関しては雑ですが仕方がありません。

しかし軽くてシンプルで使いやすく視認性にも長け、クロノメーター認定ムーブメントですので文句の付けようがありませんね。

コスパ最高です。

シースルーバックで、スクリューロック式。

防水も150mと、打倒ロレックスのエアキングあたりかな?1.5倍のスペックです。

私が購入した時はエアキングの並行新品価格が30万円弱、このレイルマスターが15万円くらいでした。

数字上のスペックはレイルマスターの上でしたが、価格は約半分。

オメガのコスパはマジ最高ですね~。

因みに今のエアキング(14000M)の中古価格は35万円くらい、このレイルマスターが25万円くらい。

レイルマスターの方が上がっています。

オメガもようやくこのステージに上がってきました(笑)

サイドビュー。

あまりにも普通。

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逆サイド。

シンプルです。

もともとのアクアテラはロレックスのエアキング・デイト・デイトジャストあたりの対抗馬として作られたと思われます。

クロノメーター、防水性で負けないように、それでいて買いやすい価格設定。

素晴らしい。

でも使いづらいこのバックル。

私、コレが嫌い。

ビヨ~ンと伸びます。

スライド式なんですが、留めパーツがよく欠損してしまいます。

普通の2つ折りバックルの方が良かったよね。

留めづらいし。

レイルマスター 2503.52.00。

アクアテラのオマケ的な感じでリリースしたに違いありません。

それでもじんわり評価されたのか、XLサイズ(ややランチェロ寄り)など展開していく人気モデルとなりました。

もう少しね、エクスプローラーⅠと戦えるくらいの仕上げだったらな~なんて思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私が買ったレイルマスターも、気付けば父親に渡して10年以上経っています。

オーバーホールしてないよな~(そもそも使ってないと思う)。

壊れる前に修理に出してみようかな。

2017年のトリロジーが欲しいけど「高すぎるだろ!」と思ってらっしゃる方にオススメ。

中途半端な復刻モデル2503-52でした。

シンプルだしね、持っていても邪魔にはなりません。

メインにしては、ちょっと物足りないけど。

NATOストラップなんかに交換して使ってみてはいかがでしょう?

めっちゃ映り込むのもね、いかんのよ。

それではまた。

#ZENMAIのココ東京


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