Submariner Rolex No Date Steel 14060
はい、今回のレビューはロレックスの14060です。
サブマリーナーノーデイト、人によってはサブマリーナーノンデイト「ノンノンノン」。
どちらでも良いです。伝わればデイデイトナでもデイジャストでも良いんです。
14060の登場は2回目になりますね。

前回は5513とどっち買おうかね?みたい記事でした。
値段が違うからね、2つで迷う人がいるのかどうだか怪しい記事でした。
えぇ、反省です。
今回はただただ14060だけを見ていこうかな?と言う記事にします。
トケマーに在庫ありが少なかったので、Chrono24から。
お値段的にはエクスプローラー2のちょい上。
50~60万円程度でしょうか。
1993年に販売された香港ギャラの14060。
この頃の個体は、もうカシャカシャで目もあてられないモノが多いです。
5513よりは堅牢性がアップしましたが、過信した方々が荒い扱いをしたのか、それとも30年も前だからか、ノビノビなブレス、やせ細ったケース、ガラスのフチの欠けなんかがね。
仕方ないけど。
この個体は見てください!
バキバキだぜ!ケースエッジが切れそうなくらいしっかりと立っていらっしゃいます(なぜ敬語)。
オールトリチウムのクリームがかった色合い。
セミビンテージ感満載。
横穴も今見ると新鮮。
流行りのストラップ交換もしやすいですね。
クラスプコードはRの10。1993年頃ですね。
ブレスレットナンバーは93150。
この頼りないエクステンション。
しかし壊れているのを見たことないので、じつは頑丈なのか?
ダイビング用に誰も使っていないのか?
う~ん、シンメトリーで良い感じのダイヤルですね。
14060のデザインを嫌いな人は居ないと思うんです。
でも昔は何か安かったし、16610買えない人みたいな嫌なイメージもありました。
ノークロノメーターってのもネガティブなイメージでしたかね。
14060Mの後半にクロノメーター認定になりましたが、以前はスポーツモデルの中でも断トツ安いモデルでした。
私が見た中では保証書付きでも198,000円とかで売られていましたからね。
それがどうです?
ロレックス全体的な定価値上げから、中古市場も底上げ、旧モデルもビンテージも何でもかんでも値上げ値上げ。
今ではこの14060も当時の定価以上ですよ。
完成されたデザインバランス、もう落ちることのない値段、ずっと使えるシーンを選ばないモデルという面で見ればエクスプローラーⅠ同様に「買い」なんですけどね。
あの頃の値段を知っていると、ちょっとね。
逆に。
セミビンテージを楽しみたい人には5513より安く、丈夫でメンテナンス環境もまだ問題ない14060は狙い目なのです。
ラバーストラップにして楽しんでも良し、NATOストラップにして楽しんでも良し、サブマリーナーノーデイトはね、なかなか優れたモデルなんです。
セカンドウォッチにも最適。
デイトが無いからいちいち午前午後や日付を気にせず使えます。
オールトリチウムの個体で保証書付きがアンダー60万円なら真剣に悩んでも良いと思います。
ルミノヴァが良い方は、是非14060Mの後期クロノメーターを狙って下さい!
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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