【レビュー】ロレックス サブマリーナー・ノーデイト 今買うならどっち?14060と5513
ROLEX SUBMARINER 14060 and 5513, Which would you buy?
夏だ!海だ!サブマリーナーだ!
と、言うことで今回はサブマリーナー・ノーデイトの旧モデルを見ていきます。
現行モデル114060は国内定価766,800円、新品並行相場も同じくらいです。
1世代前の14060Mは514,500円が定価でしたが高年式でなくとも定価以上の中古相場となっています。
まだまだ50万円以下で探せる2世代前の14060と、セミビンテージを楽しめ高騰している5513、今購入するならどっちが良いのでしょうか?
ロレックス サブマリーナー 14060。
1989年に5513からスペックアップしてリリースされた14060は2000年まで製造が続きます。
エクスプローラーⅠと同じキャリバー3000ですが、サブマリーナーの最下位機種としてクロノメーターは取得していません。
サファイアクリスタルを搭載し300m防水になり、実用面でだいぶ防水性・耐久性で安心できるようになっていますね。
デイト表示がない分、シンプルで精悍な印象があります。
97年くらいまでの製品はトリチウムが使用されているので、狙い目はこのあたりでしょう。
こちらはオメガのプレボンド シーマスター200。
同じ時期に製造されたのにビンテージ感が全然違いますね。
作りが甘いだけにエイジングも劣化も激しい(笑)
「今」楽しむなら、10万円以下なのでオススメできます。
14060にスマホのライトを充分あてて・・・
手で覆ってもトリチウムなので、もう光りませんね。
コレですコレ。
買うなら50万円以下で、保証書付き、オールトリチウム、できれば磨き無しの個体を探しましょう。
ケースポリッシュは1回くらいまでなら我慢ですが、大きな打痕は避けたいですね。
針交換、文字盤交換もNG。ルミノヴァは要りません。
Sシリアルで、クラスプコードもS。
パリっとカチっとしているのが良いですね。
バキバキに出会えたらラッキーです。
さすがはオイスターケース、さすがはオイスターブレスレット、さすがはロレックス。
あと50年は使用できそうです。
そう考えると1年10,000円。
1ヶ月840円。
1日30円。
タバコより安い。
どうですか?
14060・・・リーマンショック後や2000年までは20万円代で売ってましたねぇ・・・その頃買っていた方は大切にしてください。
今後持っていていも良い点は「耐久性」「トリチウムの価値」でしょう。
セミビンテージの物差しで「トリチウム」は大きなウェイトを占めはじめました。
相場上げが期待できそうなモデルの1つだと思います。
続いて「VR」ことヴィンテージロレックスの入門機5513はどうでしょうか?
現在の相場は後期モデルのフチありが60万円台から、フチなしは既に100万円の大台に乗っています。
それこそちょっと前まで30万円台後半なんて金額で販売されていましたので、今この値段で購入するのが馬鹿馬鹿しくも感じます。
約30年も製造されていたので個体数も多いんじゃないかと思うんですが、需要も同じく多いのでしょう。
不思議なことに上位機種の1680をも上回る値段になっているのは、ポッコリしたドーム風防のおかげでしょうか。
トリチウムも焼け、素敵な雰囲気を醸し出しています。
良い感じ。
60年代から採用される巻きブレスレット・・・。
コレのサイズ調整はなかなか自分じゃできませんね。
フラッシュフィットは380番。
ポインテッドクラウンガード的なね。
なかなかコンディションが良いモノには出会えません。
ブレスレットナンバーは9315ですね。
クラスプコードはJ。
80年代か・・・巻きブレス???
どうでしょう。
40年ちかく経過していますが、まだまだ元気ですね。
コレぞ、VRが人気の理由です。
古いのに「使うことができる」、眺めるだけのアンティーク腕時計じゃないんです。
既に付属ありの5513フチなし、オリジナルコンディションは150万円くらいまであるかもしれません。
お気楽に使うならフチありの80万円台で付属ありを探してみても良いかも知れません。
でもビンテージ感味わいたいならフチなんだよな・・・
今後の値段の上昇幅を考えると14060のトリチウムが安く手に入り悪くないと思います。
さて、夏だ海だダイバーウォッチだ!と言う点から見ると断然14060でしょうけど、海にロレックスを着けていく人もそうそういないでしょうから好きな方をお財布と相談しながら選べば良いのです。。
なので、日常使い、今後の価値、手に入れやすさを考慮すると50万円程度で14060のトリチウムを探すというのでいかがでしょうか???
#ZENMAIのココ東京