Rolex Cosmograph Daytona 116506 Platinum Ice Blue Baguette Diamond Dial.
2013年、デイトナ誕生50周年記念モデルとして登場した「プラチナ」素材のデイトナRef.116506。
文字盤のインデックスにはバケットカットの美しいダイヤモンドが11石並んでいるのが116506Aです。
ハイクラスの更に1つ上。
皆の憧れ。
ですが、約280グラムと重過ぎるので着け続けるのは罰ゲーム・・・
逞しい腕の方限定で愛でることができる重量級のデイトナであり、最高峰に位置するモデルでもありますね。
普通のサラリーマンには手が届きません。
国内定価は8,525,000円。
手がプルプルしちゃう(そこまでじゃない)
116506Aの末尾「A」は11Pダイヤモンドの意ですが、海外サイトで検索してもヒットしませんので日本独特の表現なのでしょうか。
価格コムの並行新品相場グラフ。
出回りの数が非常に少ないと思われますので相場も何も無いようなものですが、少なくとも1000万円以上のプライスが付くようです。
2年前は800万円以下だったことを考えますと信じられない値上がりです。
Chrono24を覗いてみました。
中古マーケットでも1000万円を超えるプライス・・・。
世界のマーケットでは「A」ではなく、「Baguette」 バケットがキーワードになっています。
ブラックライトを当てると、光るのは針だけ。
蛍光性のある石も白く光ります。
高さのしっかりとあるバケットダイヤインデックス。
デイトナは他の素材でもバケットダイヤインデックス文字盤は小細工無しのモノトーンカラーで統一されています。
バケットダイヤインデックスが1番映えるセットなのかも知れません(知らんけど)。
チェスナッツカラーのセラクロムベゼルもプラチナデイトナ専用。
こげ茶とアイスブルーの色合いが最高なんです。
プラチナにしかアイスブルーは使わない!ってルールがファンの心を掴むのです。
重さを見てみます・・・
約283グラム。
ステンレススチールのデイトナ 116500LNは約139グラム。
充分に重い金無垢116508でも約206グラムですので、プラチナの重さが際立ちます。
お金持ちの重さ。
薄くて軽い時計が求められる中で、真逆ですがその存在感は確かなモノです。
みんなロレックス大好き。
デイトナ大好き。
サイドビュー。
こちらはステンレススチールの116500LN。
同じシルバーカラーのケースですが形状が違いますね。
実際の輝きもステンレススチール、ホワイトゴールド、プラチナで異なります(画像じゃ伝わりづらいですが)。
バックルに注目。
ゴールドは鏡面、ステンレススチールも2015年末以降は鏡面仕上げで統一されたバックルのプレート。
プラチナのデイトナはサンドブラスト仕上げ。
こちらはステンレススチール 116520の梨地バックル。
光り方の違いがわかりますか?
白く輝くのがプラチナ。
まさに白金。
まぁ950PTやホールマークがあるので、間違えることはないでしょうけど。
ケースバックのラグにも950PTやホールマークが刻まれています。
見て下さい。
この水色の美しさ。
アイスブルーは憧れ。
常に製造中止の噂が立つプラチナ製のデイトナですが、このブラウンカラーのベゼルは無くさないで欲しいです。
アイスはどこの氷をイメージしているのでしょう?
このダイヤモンドを揃えることは大変です。
ダイヤモンドは一般的にカラー(ダイヤの色味/無色が最高)、クラリティ(キズ内包物の有無/無い方が良い)、カラット(大きさ重さ)、カットが重要になります。
天然素材ですのでカラーは持って生まれたもの、クラリティはキズの無い部分だけを抽出することも可能ですがその分小さくなります。
使用目的はインデックスですのでカラットは決まっていて、カットのスキルは一定でしょう。
インデックス1石のために同等のダイヤモンドを用意できるのは資金的にゆとりのあるメーカーだけですね。
ロレックスは多くのダイヤモンドを使用しますが、どれだけ高品質のダイヤモンドをストックしているのか・・・それが驚異的。
1000万円か・・・
とんでもないモデルですね。
定価はぐんぐん上がりますが、それ以上に相場が上がっていくのもロレックスだからこそ。
ダイヤなしの116506はバスケの神様マイケルジョーダン氏や、木村拓哉さん、ヒカキンさんなども愛用中。
いかがでしょうか?
バケットダイヤインデックスのロレックス 116506A プラチナ製デイトナ アイスブルーでした。
凄い重いけど、サラっと爽快感のあるカラーとキラリと輝くバケットダイヤモンド。
ダイヤモンドの素晴らしさが際立つプラチナ製ケースに専用のモノトーンカラーアイスブルー。
お金がある方なら貯金のつもりで買って使っても良いと思います。
定価で買えたら、数年使ってても定価付近では売却できるでしょう。
飽きたら手放せるのもロレックスの良いところ。
私は買えません(笑)。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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