【ムーンスウォッチより安い】80~90年代のタグ・ホイヤー フォーミュラ1 35mm プロフェッショナル 200m クォーツ

TAG HEUER
スポンサーリンク

新たに、ソリッドステンレススティール製ケースとグラスファイバー製ベゼルを組み合わせたシリーズが登場しました。コレクションを完成させるために、ビーズブラスト仕上げのステンレススチールケースに、カラーグラスファイバー製ベゼルを組み合わせた一連のモデルが作られています。

Techniques d’Avant Garde x Heuer Professional Formula 1 Quartz

今回は中古マーケットでもほとんど見向きもされないであろうレトロなフォーミュラ1をピックしていきます。

何を隠そう、私が「高級時計」を認識するようになったキッカケの時計がこのタグ・ホイヤー フォーミュラ1。

学生の頃、友人が海外旅行のお土産に買ってきて着けていたスーパーブランドの時計で、今にして思えばそんなに高級でも無かったのですが、G-SHOCKやアニエスベーの時計を着けていた私には輝いて見えたのでした。

おそらく量販店で4~5万円くらいで購入できた記憶です。当時買われた方がいらっしゃいましたらお値段こっそり教えてください。

インスタグラムでフォローさせていただいているまめたろうさんから、当時38,000円だったとの情報を頂きました。ありがとうございます。

80年代に発表された「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」は、単に政治や文化の面だけでなく、“クォーツショック”の直後に登場したという点でも、この時代の産物と言える時計です。1970年代のこの時期は、日本を中心としたクォーツ時計が市場にあふれ、機械式時計の技術が根こそぎ消滅してしまうかもしれない恐れがあったため、ある意味では時計製造史の暗黒の時代とも言えます。確かにこのクォーツショックは、業界の一部に壊滅的な被害を及ぼしましたが、その一方で、多くの時計メーカーを瀬戸際にまで追い込み、変革のための大きなきっかけとしても作用したのです。パワフルに登場したタグ・ホイヤー 信頼性の高い時刻表示のみのムーブメントを搭載したクオーツ時計で、大衆受けするデザイン(樹脂ケース、ラバーストラップ、カラフルなアクセント) が特徴の「フォーミュラ1」を発表したことで、タグ・ホイヤーは、昔ながらのアナログ時計だけでなく、先端技術にも精通したモダンなウォッチブランドであることを証明しました。<TAG HEUER HPより>

TAG(Techniques d’Avant Garde)グループの買収により社名がタグホイヤーとなり、1986年に発表したモデル第1弾が、当時大人気だったF1からインスパイアされたスティールとグラスファイバーを採用したカラフルなケースのフォーミュラ1シリーズです。

35mmのミッドサイズ(当時のトレンド)にお馴染みの「PROFESSIONAL 200 METERS
QUARTZ」の文字。軽くポップで安価。名前の通りかなりアバンギャルド、攻めたモデルですがコレがかなりヒットしました。

フォーミュラ1なのに「Formula 1」の記載が無く、回転ベゼルに200m防水だけを見れば、これはダイバーズウォッチなんじゃないの?と勘違いしそうです。いや・・・ダイバーズウォッチなのかな?

morningtonwatches.comさんには、たくさんフォーミュラ1の掲載がありますので画像をお借りしてご紹介していきます。

こちらはWA1212、1994年のモデル。

こちらはWA1215、1994年。

強烈なカラーリングですね。エナジードリンクのモンスターみたい。

ルミノックスみたいなこちらは383.513/1、90年代。

ルミノックスのネイビーシールズは1994年誕生。

ホイヤーのフォーミュラ1を参考にしてそうですね。

初期型80年代の381.513。ブルーのケースが鮮やか。

タグホイヤーのホームページにも掲載されているオレンジカラーの可愛いこちらは373.513。

パンダカラーが激渋なWA1218。

今見ても魅力的なモデルが多いですね。全カラー見てみたい。

途中で型番の仕様が変更になったようで、WA****と現在の型番に近い並びに。

今ムーンスウォッチに対抗して販売があったら売れるだろうな~。

スポンサーリンク

でも現在のLVMH傘下となったタグホイヤーからは絶対にリリースされないでしょうね~。

軽さ安さカラフルさでムーンスウォッチにも負けてませんよ。

どうでしょう、フレデリック・アルノーさん?

 

セカンドマーケット相場

では、現在の価格はどんな感じなのか?セカンドマーケット相場をチェックしてみましょう。

まずはヤフオク。

1円スタートなど目玉商品的な出品が多いですね。

こちらはオークション終了分。税込み20350円+送料930円となっていました。

黒と赤のカラーブロックが格好良い!

ダースベイダーと名付けましょう。

因みに35mmのメンズ・ミドルサイズではなく28mmのレディースモデルもありますので入札時は注意してください。

定額出品には17700円。ネイビーに差し色がレッド。

ダースベイダーが19300円。

続いて楽天市場。

先ほどのネイビー/レッドのレディースモデルが21780円。

スティールブレスレットモデルが19900円。こちらもレディースですね。

ブラック/イエローが格好良いこちらもレディース。

こちらは美品との事で少々高め?

最後はメルカリ。

やはり古いモデルですのでバッテリー切れで不動のものが多いようです。ただ不動のものは液漏れなどで電池交換だけでは動かないものがあり注意が必要です。私は不動なら手を出しません。

メタルブレス仕様にブラック/グリーン。稼働品。

こちらは稼働品ですが、ベゼルの刻印が無くなっちゃってますね。

味としてみるかダメージとして見るか。

蓄光文字盤。

3つのセカンドマーケットを覗いたら、だいたいの相場がわかりましたね。

このレトロでポップなタグホイヤーに興味を持たれた方がいらっしゃったら価格の参考にしてください。

因みに先ほど画像をお借りしたmorningtonwatches.comでは、状態が良いのもありますが400~500UKポンドで販売されています。なかなかですね。

私も1本買ってみようかな?

タグホイヤー着けてた例の友人に来月会うので、どのモデルだったか聞いてみようと思います。

記憶が間違ってて全然違う時計だったら笑えない。

最後はインスタグラムから。

デッドストック320ユーロだそうです。凄い!

蓄光文字盤。

いや~見てて面白いですね、めちゃくちゃ流行ったんですよ、ベゼルが交換できるGUCCIの時計とかね。

きっとこれが20年後のムーンスウォッチ。

こちらはレディースサイズ。

やっぱり年式が古いとこうなっちゃいますね。

それではまた!

 

#ZENMAIのココ東京

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

SNS Share

コメント

タイトルとURLをコピーしました