【レビュー】ロレックス 116264 デイトジャスト TURN-O-GRAPH ホワイトゴールド製回転ベゼル ターノグラフの歴史

ROLEX
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Rolex DateJust Turn-O-Graph Ref. 116264 

まずはターノグラフの話の前に・・・

TURN-O-GRAPHは1950年頃誕生した回転ベゼルを採用したオイスタースポーツの元祖的な存在Ref.6202のモデル名です。

後のサブマリーナー誕生に大きく影響を与えたモデルですね。

そしてデイトジャストに回転ベゼルを採用したのが、Ref.6309やRef.1625サンダーバード(ニックネーム)ですね。

デイトジャストのエレガントさと、回転ベゼルのスポーティさがうまく合致したデザイン。

なかなか素敵な組み合わせを考えたものです。

こちらはサンダーバードよりも古いモデルRef.6202の別バージョン。

ハニカムダイヤルにドーフィンハンズとサブマリーナーの原型とは言い難いですよね。

デイト表示はありませんがサンダーバードの原型だな。

このようにRef6202、1950年頃にはオイスターケースに回転ベゼルを設置し機能を増やすことを考案した結果、1953年ダイバーウォッチのサブマリーナーと、1954年24時間ベゼルを採用したGMTマスター、そしてパイロットにもフィットするサンダーバード・デイトジャストへと繋がっていくのでした。

Ref.116264

1950年代半ばから続くサンダーバードの歴史はRef.16264で打ち切られ、2004年デイトジャスト「ターノグラフ」としてRef.116264へモデルチェンジしました。

サンダーバードの名は正式名称ではなくデイトジャストのバリエーションの一つでしたが、ようやくペットネームがしっかり付いたことになります。

と、言うよりずっとサンダーバードなんて呼ばれてましたけど実際はターノグラフだった可能性がありますね。

勝手にサンダーバードと呼んでいましたが、Ref.6202を見れば元祖が何だかわかります。

サンダーバードと比べますと、ホワイトゴールド製の回転ベゼルに傾斜ができキラキラしてドレッシーですね、フルーテッドベースにしたことで高級感が生まれました。

更にはスポーティさを損なわないように赤い針が差し色になり効いています。

ターン0(オーですけどゼロのこと)グラフ。

0に基準を戻せる回転ベゼルの機能名ですか。

そう言う意味ではヨットマスターもターノグラフだな。

スポーツモデルの始祖と呼ばれるターノグラフ。

40年後に誕生したヨットマスターにターノグラフって付ければ良かったのに。

まぁ・・・サンダーバードがロレックス社内ではターノグラフだったのかも知れませんからね。

サイドビュー

ターノグラフは現在生産終了し、デイトジャストのラインナップから外れました。

デイトジャストⅡなどの誕生構想にターノグラフの新型は入ってなかったのかな?

2012年頃に静かに消えていきました。

デイトジャストの中では独特のラインでしたが、無くなってしまうと寂しいもので、一時は日本限定のRef.116263などがリリースされて一躍時の人(?)となったことあったのにね。

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ターノグラフ 日本限定300本

OYSTER PERPETUAL DATEJUST TURN-O-GRAPH Ref.116263.〝JAPAN LIMITED〟

日本限定(ジャパンリミテッド)はカレンダーと秒針とモデル名がグリーンカラー。

白文字盤・黒文字盤各300本 934,500円。

2011年に計600本リリースされましたがケースシリアルはFとDがほとんど。

ターノグラフ 日本限定300本

2004年に新作としてリリースされていた当時のターノグラフの余りケースを使用しています。

2012年にはターノグラフ自体が消えますので、ストックを吐き出した感はありますね。

過去に上顧客だった日本が震災に見舞われたことでロレックスも何か出来ないか?と思ったのでしょうか。

開発に時間とコストが掛かる腕時計ですから、急きょ用意できるものがあるはずもなく・・・

そこで目を付けたのが生産終了が決まっていたターノグラフのストックケース。そんな流れだったかも知れませんね。ロレックスがに日本の顧客の為に出来る復興の手助けの1つだったのかもと思っております。

やはりスポーティなので3連オイスターブレスレットが似合います。

ドレスモデルなので鏡面バックル。

格好良いでしょ?

私は嫌いじゃない。

 

まとめ

いかがでしょうか?

「【レビュー】ロレックス 116264 デイトジャスト TURN-O-GRAPH ホワイトゴールド製回転ベゼル ターノグラフの歴史」でした。

生産終了直前も、その後もなかなか支持されていたとは言えないターノグラフ。

武骨なサンダーバードが好きだった方にはフィットしなかったでしょうし、スポーツモデルでもないドレスモデルでもない中途半端な立ち位置にいると、こんな評価になるのです。

今のミルガウスみたいな感じですね。

一定のファンはいるけど、ブレイクしているか?と言われたらそうでもない。

まぁ、ボチボチなのが調度良い。

それでは!

そう言えば、今日は衆議院議員選挙ですね。

 

2017.12

やっぱり格好良い

赤い目フクロウ!

ボンバーマン・レッド

アップで見るといかついベゼル

 

パンチラダイヤルのターノグラフ

 

素敵です。

#ZENMAIのココ東京


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