RADIOMIR 1940 3 DAYS AUTOMATIC ACCIAIO 45mm PAM00572
2014年に発表された薄型自社製自動巻きムーブメントCal.4000を搭載したPAM00572は新シリーズ「ラジオミール1940」に属します。
なんだ?ラジオミール1940って。
パネライHPの「歴史」を見てみますと、1940年(まだルミノールが無かったころ)のモデルをモチーフにしていることがわかります。
ラジオミールのワイヤーラグからケース一体型ラグに変更され強度・剛性が増しました。
竜頭も円錐型かえあシリンダー型になっています。
ブリッジ型リュウズプロテクターが付けばルミノールケースですね。
ケース Radiomir 1940
ケース直径 47 mm
2012年のスペシャルモデルとして復刻された1940ケース。
国内定価は2,614,500円
限定モデルは忠実に復刻されています。
さて、2014年にはレギュラーラインとして現代に復刻されたわけですが「何か違う」。
キラキラしているんですね。
ヒストリカルコレクションではなくキラキラオシャレコレクションなんです。
私の好みとはちょっと路線が違いますが、そこは良いんです。好きな人がいるんです。
・・・もう光りすぎてスマホじゃ画像がおかしいわ。
ラジオミール 1940 3デイズ オートマティック アッチャイオ PAM00572
自動巻き(パネライ自社製キャリバー P.4000)
10気圧(100m)防水、ケース径45mm
パワーリザーブ3日間
国内定価 1,155,600円
最近のパネライの保証書はカード式から、カルティエの様な冊子式に変更されています。
自慢の薄型ケース。
厚さ約12mm。
Cal.P4000がシースルーから覗けます。
スティールケースに採用されるCal.P4000のローターはタングステン合金!
重く固いため加工が難しいとされています。
金と比重が似ているためローターには効率良いんでしょう。
シンプルな尾錠。
クラウンにはOPマーク。
サンドウィッチ文字盤。
少しヴィンテージ調のカラーリング。
P.4000
スティールケース用ではブリッジのサテン仕上げが水平方向に縞を描き、エングレーブの色はブルー、ローターはタングステン合金製で、マット仕上げの面にレリーフ装飾が施されています。
ブラックに夜光アラビア数字とアワーインデックス9時位置にスモールセコンド
暗闇でも視認性の良い夜光。
オシャレでピカピカ、薄いのでスーツスタイルを想定していますかね?
プライベートだけで使うなら3日巻き不要ですしね。
1940年のヴィンテージモデルをベースに現代的なオシャレ自動巻きモデルができました。
好みはあるけれどね。
いったい、パネライがどの層に向けて作ったのかはわかりません。
薄型のムーブメントができたから1940がレギュラー化したのか、1940の為にP.4000が作られたのか。
デュエの存在からもコンセプトが先のような気もします。
デカ厚時計を制したパネライはどこへ向かっているのでしょうか?
では。
#ZENMAIのココ東京