Ref. 980.020 Vintage pre-Tag “Heuer” 1000 professional Diver 200m
今回は80年代の「ホイヤー」1000シリーズ クォーツダイバーです。
コンビネーションモデル 980.020はプロフェッシャルダイバーウォッチで200m、逆回転防止ベゼルを搭載。
あまり中古マーケットでは見かけませんがネットオークションなどでは10万円以下で取引されています。
パッと見が渋いデザインで格安なら、たまに使うヴィンテージとしてゲットしてみても面白いかも知れません。
ヴィンテージレザーストラップなどに換装しても良いかもね。
ケースサイズも37-38mmほどあり充分な大きさ。
ただ古いクォーツムーブメントは最悪別のモノと交換して使うよ!くらいの適当な感じの方が良いかも知れませんよ。
回路がね、ダメになっているモノも多いでしょう・・・
Chrono24を覗いてみました。
バリエーションが幾つかありますが、TAG HEUERの記載、HEUER1000の記載などが見つかります。
金メッキなので剥げちゃうのもご愛嬌。
トリチウム夜光で劣化していますが「味」とも言えます。
丸みがあるケースはチープさを感じますが、そこがまたね良いポイント。
大きめなドットインデックス、ミネラルガラス風防。
TAGの文字が無いことから初期のモデルだと思われます。
80年代前半かな?
1000シリーズのプロフェッショナルダイバー980.020が82年頃にリリースされたようで、TAGの文字が付くのは80年代半ばとするとその間の製造かと。
まだブラックライトには反応しています。
もちろん自発光は無理。
カクっとしたクラウンガードが格好良いな。
ギザギザがあるけどクォーツだしねじ込み式じゃありません。
スカスカした作りで重さも軽く約100グラム。
ロレックスのジュビリーブレスレットみたいだね。
サイドビュー。
クラウントップはツルツル。
ロゴなし・・・
ドーム風防だったらもっと良かったね。
フリップ式のバックルにはHEUER刻印。
文字盤に寄ってみます。
マットブラックにゴールドレター。
渋すぎます。
クォーツ 200m プロフェッショナル。
このモデルはスイス製ですが、更に古いモデルはMADE IN FRANCEなんかもあるんだとか。
ベゼル。
数字もなんか雑(笑)
メルセデスハンドで、これはまるっきりサブマリーナーですな。
こちらはオメガのプレボンド シーマスター200 クォーツ。
やることは同じ(笑)
このあたりに近づけたかったんだろうと思われます。
ホイヤーのみの刻印がヴィンテージ感を増幅。
ねじ込み式のケースバック。
裏蓋のデザインも幾つかあるようです。
1983年のカタログ画像をお借りしてきました。
新品だと高級感ありますね(笑)
寂しいリューズデザイン。
メッキ感バリバリの塗装ハゲ。
なんか汚らしい(笑)
コレならレザーストラップやNATOストラップの方が良いな。
インスタグラムの画像をお借りしてきました。
ぜんぜん投稿が無い(泣)
格好良いのにな。
悪くないと思うのですが・・・安いし。
いかがでしょうか?
絶妙なサイズ感、ずっと動いてるクォーツ、ヴィンテージだけど防水時計なのでそこそこ丈夫。
メッキのコンビネーションでチープな感じがしますが、そこも愛でポイントで(笑)
ムーブメントの問題は抱えますけど、そんなの関係ねぇって方にはオススメできます。
ジェネリックの非純正ムーブメントでも動いてたらOKくらいの軽い感じのね。
私はプレボンドもそんな感じで使っています。
壊れてメーカーで直せなかったら、中身はセイコーでもシチズンでも何でも良いや!って思っていますよ。
お手頃オシャレビンテージ。
そんなジャンルです。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京