ROLEX EXPLORER II Ref.16550 Ivory Dial Center Split
87年ごろの製造でしょうか。今回はロレックスのエクスプローラーⅡ 第2世代 短命のRef.16550 白文字盤?を見ていこうと思います。
エクスプローラーⅡと言えば24時間針を有したエクスプローラーとGMTマスターの派生形として誕生した混血モデルです。
洞窟探検は長時間に及ぶ場合「昼夜」の差がわからなくなるから24時間針が付いたと、尤もらしい理由付けがあるエクスプローラーⅡ。
普通に考えればブライトリングのコスモノートのように24時間で一周するモデルや、そもそもGMTマスターで充分だったような気もします。
※回転ベゼルが衝撃で吹っ飛ぶ可能性のあるGMTマスターじゃダメって話ですかね。
話が飛びましたが、この16550は84~88年までの短期間で生産が終了します。
新ムーブメントCal.3085を搭載したGMTマスターⅡがデビューし、その後この16550がリリースされました。
ほとんど後継機16750とデザインは変わりませんね。
外観は完成されていたのでしょう。
画像だと、わかりづらいですがこの文字盤はアイボリーカラー(クリームダイヤル)です。
白文字盤と言われておりますが、付属の冊子画像も同色ですのでこの色味がオリジナルなのでしょう。
それとも黒があり、白があり、このアイボリーがあったのかな?
そして、クロノメーター公認の「SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」の記載が6時位置に配されていますが、よく見るとど真ん中でキレイに分かれています。
列車が通りま~す!と言う理由からレイルダイヤル(Rail-Dial)かな?
秒針がまっすぐ隙間を貫きます。
真ん中分けでセンタースプリットと呼びますね。
16550の白文字盤の多くはインデックスのメタルフチがシルバーになっています。
後に視認性を上げるため黒くなりますが。それは16750の白文字盤にも受け継がれました。
こちらはK番の16750(私の2本目のロレックス)。
インデックス枠が黒いですね。
同じCal.3085を搭載した初代GMTマスター16760は「ファットレディ」と呼ばれていますが、やはりこの16550も少し厚い気がします。
これが16760です。
どうでしょう?って全然わかりませんね(笑)
ブレスレットナンバーは78360。
クラスプコードはI。
Iだと84~85年頃になるのかな。
う~ん、この24時間ベゼルの太い数字刻印が武骨で格好良いですね。
男らしい。
古いのに墨抜けもほとんどなく元気です。
当時の冊子。
冊子の画像もアイボリーにシルバーカラーのメタルフチ。
センタースプリットではありませんけどね。
初期のころの16750と2ショット。
16750の方がベゼルの刻印も細くスタイリッシュ。
「白」も際立ちます。
アイボリーと言うほど色味が違わないと思いましたが、白と比べるとはっきりしますね。
因みにクォークで販売されていたのは、こんなに濃いアイボリー。
ここまで色が違うと流石に誰でも「アレ?」ってなります。
インデックスのフチが違うのもハッキリ。
黒の方が視認性が高いのも一目瞭然。
2つは同じブレスレット 78360です。
左が16570、右が16550。
16550の方が、やはり厚いな・・・FAT・・・なんだろう。
16550なんて、昔は全然人気なかったんですが今では150万円くらいするセミヴィンテージ代表格となっています。
5桁スポーツも80年代のモデルは安ければ買っておいた方が、後々値上がりして儲かりそうですねぇ。
まだ丈夫だし、サファイアクリスタルだし、メンテナンスの心配も少ないし。
16700、16760、16550、16660、16800が狙い目かな?
16520はもう買えない値段だし、14270は値上がりするか謎だしね。
最後に当時の冊子を見ながら終了です。
アメリカンな冊子は101600とRef.1016のお尻に0が2つ。
16550のお尻にはAが。
何なんでしょう・・・誰か教えてください。
1984年に印刷された冊子ですね。
では!
https://zenmai-tokyo.com/2016/09/07/copy-rolex-ex2/
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