Dunhill “onion” Ref.DC3319 Millenium Moonphase Calendar Zenith El Primero 410 mov
1991年のダンヒル新作「ミレニアム」。
多くのバリエーションがありますが、中でもゼニスのエルプリメロCal.410を搭載した「玉ねぎクロノ」DC3319(シャンパンダイヤルはDC3324)はひと際異彩を放つエレガンスなスポーツクロノグラフです。
このデザインかなりヤバイですよね?
コレは格好良い。
ケース径は39mm。
独特な一本ラグからオニオンの愛称で呼ばれるミレニアムシリーズ。
高級メンズブランドのアルフレッド・ダンヒルらし、ゴールド(メッキですけど)とスティールのコンビネーションとなっています。
初めて見たのは20代の頃・・・「何、このオッサンくさいの」と思いましたがオッサンになるとこのモデルの良さがわかります。
艶やかなホワイトダイヤルにブラックカラーのプリントローマンインデックス。
ムーンフェイズ、月、デイト、曜日と絶妙なバランスで配置されていて、ダイヤルのデザインと調和しています。
ゼニスがCal.410を使うとこんな感じ。
このモデルも素敵ですね~。
ゼニス・クロノマスターTのレビューも併せてご覧ください。
クロノグラフは動かすことがあまりありませんね。
36,000振動のエルプリメロですので高精度で計測できることでしょう。
因みに発表から30年ちかいので、こんな相場です。
安い・・・安いけどストラップ交換とかできない(しづらい)のがネックですね。
今の流行りに乗り切れません。
シースルーバックでエルプリメロが覗きこめます。
パーツ数の多いムーブメントですので、じっくり見て堪能しましょう。
エルプリメロの輪列が好き。
ミレニアムにはレマニア製の手巻きクロノグラフもありますが、あちらも良いですね~。
さすがダンヒル。
リューズは巻きやすい様に切り込みが入っています。
うん、こんな多機能なのに安いよね?
1991年の発売当時は60万円代の国内定価でした。
16520デイトナより少し高いですね。
高級モデルなんですよ。
エルプリメロなのでリューズの1段引きで時間調整、2段引きでデイト調整。
このサイドのボタンで曜日とムーンフェイズを調整します。
付属のプッシュピンまたは先の固い細い棒状のもの(クリップとか)で押しましょう。
サイドビュー。
リューズとクロノグラフプッシャー
レトロなバックル。
ダンヒルのdマークロゴ。
ちょっと今じゃダサい感じのプレート。
この頃の物としては充分エレガンスでダブルプッシュ式脱着仕様も良く出来ていますね。
まとめ
いかがでしょうか?「玉ねぎ」クロノグラフ。
探せばお安く手に入るダンヒルのミレニアム。
きっと流行ることは今後ありません(笑)
なのでスキモノの皆さんしか手を伸ばさないでしょう。
でも、ムーブメントは1流、メーカーも1流(時計メーカーとしてはアレだけど)。
高級ライターなど男のアイテムはダンヒルでしょ?
でも時計が無くて困っていたんだよって方にオススメしたい。
あとは、ブレスレットだよね。ここを何とかしたいな~
特殊なラグは、こういうタイミングで厳しいですね。
金無垢なら革ベルトだったよな。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京