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【レビュー】ロレックス ヨットマスターⅡ ERGロレゾール 116681

実際どうなの?ロレックス ヨットマスターⅡ ERGロレゾール 116681 レビューとレガッタ・クロノグラフの使い方

今回はレガッタ機能を搭載したロレックス第2のクロノグラフ「ヨットマスター2」のレビューです。街中でほとんど見たことが無いレアピースであり、ディープシーよろしくの44mmビッグケース。ブルーに輝くセラクロムベゼルは特許取得の「リングコマンド」ベゼルです。エバーローズゴールドも美しい魅力的モデルのご紹介。

Rolex Yacht-Master II Steel / Everose Gold Watch Ceramic Bezel 116681

44mmの巨体にして、デイトナ誕生以降初めて作られた第2のクロノグラフを搭載するヨットマスター2から、今回はエヴァーローズゴールドとSSのコンビネーションモデルRef.116681をレビュー。

そしてきっと「ヨットマスターⅡ」の使い方を知らない人が多いでしょうから(笑)
説明書と共に使い方をみていきましょう!

2011年誕生のレガッタ・クロノグラフウォッチです。

まずはスペックから。
オイスター44 mm
スチール&エバーローズゴールド
リングコマンド・ブルーセラクロム+18Kゴールド製ベゼル
100m防水
機械式レガッタ・クロノグラフムーブメントキャリバー4161自動巻き
72時間パワーリザーブ

国内定価は2,592,000円。
新品並行相場は200万円前後、中古品は150万円から(2016.12月)です。

サブマリーナーなどより大きめなボックス。
いつものヤツです。

この深いグリーンの冊子が大切です。
ヨットマスターⅡの全てが書かれていると言っても過言ではありません。

ドーン!

10時10分に合わせます。
格好良い!

44mmの存在感。
持ち上げると結構重いです。
金を使っているからでしょうか?200グラムくらいありますね。

ローズゴールドを使っているせいか?青サブよりブルーセラクロムが濃く感じます。

保証カードは最新版。
それではヨットマスターⅡ Ref.116681をじっくり見てみましょう。

経過時間計測が目的ではないベゼルには堂々と「YACHT-MASTER II」と刻印されています。
ヨットマスターのオーナーも、ヨットマスター2のオーナーも、ヨットのオーナーも、ちゃんと「YACHT」って書けますかね?

ケースは正面部もサイドも鏡面仕上げですね。

ブレスレットはSSリンクが正面梨地、サイドは鏡面。
RGリンクは鏡面。

そして全体としてキズが目立たぬよう背面は全て梨地加工がされています。
コントラストがキレイですね。

スポロレならではのプリント王冠(デイトナだけアプライド王冠)。

ブルースチール針に、赤いクロノグラフ針、文字盤もコントラストが美しい。

時分針は肉抜きされているスケルトンハンド。
レガッタ目盛りに合わせた位置に夜光が付いていますね。
ローズゴールドカラーのスモールセコンド。
レコード溝がキレイですね。
ブルーセラクロムの数字とモデル名はゴールドコーティングがされています。
王冠レーザー刻印は写りませんでした・・・残念。

奥に見えるのはゴールドハンドに赤い三角が特徴のレガッタ針です。

ベゼルは18Kのピンクゴールド(エバーローズゴールド)が使われていますね。
ゴージャス。
さすがは高級時計のロレックス。

印刷も針の仕上げも粗さが見つかりません。

14mmと厚みもなかなか。
クロノグラフ・プッシャー(プッシュボタン)は、ねじ込み式ではありません。
100m防水ですが、トリプロックで水の侵入に備えます。

プッシャーもクラウンも18K製。

バックル・フリップ部の王冠。
ケースバックは梨地仕上げ。
接合部の美しさ。
ブレスレットのネジに隙間はありません。
44mm。

ドーン!重い。

腕に「乗っかってる」感が凄い。

レガッタ・クロノグラフの使い方


レガッタクロノグラフの使い方を見ていきましょう。

ヨットマスターⅡの為にチューンナップされたキャリバー4161は、デイトナ・ムーブメントCal.4130をベースにしています。
デイトナ2でも良かったのかも知れませんが、ヨットマスターがあったのでこちらの名前を使ったのでしょう。

デイトナはやはりヨットレースではなく、カーレースや宇宙計画にしか派生形を作りませんね。
ロレックスにとって「特別」なモデルなのです。

レガッタクロノグラフでは、大きな三角針が分針・いつものクロノグラフが秒針。

ベゼルが内部メカニズムと連動する「リングコマンド」ベゼルになっており、計測に使います。

ちょっとわかりにくい説明ですね。

レガッタはヨットレースの種類です(風とかで動かします)
スキッパーはヨットに乗るクルー(選手)

ヨットは水の上で「ピタッ」と止まれないので、スタートするためにウロウロします。
スタートと同時にスタートラインに行けるようにするのがテクニックなんですね。
そこで必要なのが「カウントダウン機能」。
スタート10分(5分)前に旗が上がり(号砲)、カウントダウン(レガッタ)クロノグラフをスタート。
1分前のシグナルも確認、いよいよ一斉にスタート!

そこで今度は経過時間計測(普通のクロノグラフ)が必要になります。

時分針は不要なので、ちょっとズラしておきます。
レース前に準備します。

クロノグラフ針が止まっていることを確認し、リングコマンドベゼルを回します。
「5」がてっぺんだったのが「1」に変わりました。
リューズで赤い三角のカウントダウン針が動かせます。
今回はスタート10分前を想定し、10まで動かします。
1.2.3・・・とGMTマスターの針のように動かせますね。

ここでリングコマンドベゼルを元に戻します。

「1」がてっぺんにきている時のベゼル。
10分前の旗(号砲」を確認したら、スタートプッシャーを押し込みます!

クロノグラフが起動しました。

ここで私が大失態!
ベゼルを戻していないので、上部プッシャー(スタート)が押せません・・・
スタート5分前など、万が一ズレていた場合は下部プッシャーを推している間クロノグラフ針が止まり、放すと0秒に戻りリスタート(フライバック)します。
赤い分針は近い方に寄ります。
これで丁度に合わせることができるのです。
ベゼルを戻したら、カウントダウンの分針も戻ってしまいました・・・
私・・・何やっているんだろう?
いよいよ1分前!
カウントダウンの分針が1を指していないとダメですが・・・
私は0・・・。
普通のクロノグラフとして起動しています・・・
カウント0でスタートしますと、カウントダウンの分針は止まり、秒針は動き続けます。
上部プッシャーで止めて、下部プッシャーでリセットします。

60分積算計などが無いので、クロノグラフが動いていてもレースの計測はできませんね。
ここからはデイトナの登場です。

私は大失敗・・・うまくできませんね。
無理だ、使いこなせない(笑)

カウントダウンも不要ですからね、私のライフワークには。えぇ。

画像は下部プッシャーがロックされている状態。
「1」がてっぺんの時は下部プッシャーが押せません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
レガッタの説明はだいぶグダグダになりましたが(笑)、
時計の魅力が少しでも伝われば幸いです。

着けている人が本当に少ないので、被ることもありません。
44mmと大きいので目立つこと間違いなし。
デイトナ以外のクロノグラフだという点もウンチクポイントではないでしょうか?

エバーローズゴールドの美しさ、他のモデルとは一線を画するデザイン。
ゴージャスなヨットマスターⅡ Ref.116681でした。
では!

 

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