「アメカジ」に合う「腕時計」を考える

アメカジスタイルに最適な、最高のミリタリーウォッチとヘリテージウォッチをご紹介します。
古着ブームが到来し、リーバイスの復刻デニムトラッカージャケットの抽選が盛り上がったり、芸能人が古着を買うYOUTUBEが増えてきたりと、若い方もオジサンも、女性でも皆「古着」をディグってはSNSに投稿しています。
古着と言えば「アメカジ」でしょう。ヨーロッパ古着や日本のストリート古着もありますが、やはり王道はアメリカンカジュアル「アメカジ」ですよね。

「アメカジ」も大きく分けると
- ワークスタイル(デニムやカバーオールなど労働着がベース)。
- ミリタリースタイル(MA-1やカーゴパンツなど軍服がベース)。
- カレッジ(アイビー)スタイル(トレーナーやスタジャンなど学生ファッションがベース)。
- バイカースタイル(レザージャケットやエンジニアブーツがベース)。
- サーフ・西海岸スタイル(Tシャツにハーフパンツなど開放的なスタイル)。
こんな感じになるでしょうか。

代表的なのはリーバイスのワークスタイルであるでGジャンとGパンですね。
このデニムオンデニムは本気の人しかやってこなかったイメージでしたが最近では誰もがやるコーディネートになっています。
そしてアメカジを愛する人たちは、どんどんとアメカジの沼にはまっていき・・・
「アメリカ製(MADE IN USA)」を求めるようになり、年代が気になり、レアなアイテムを競って買うようになります。

Tシャツやジーパン、皆さんはいくつ持ってますか?スウェットに革ジャンはいくつ持っているでしょうか?ブーツやスニーカーは何足もっていますか?1週間じゃ着終わらないでしょ?1か月でも終わらないかもね、一生終わらない人もいるかも知れません。好きからコレクターになってしまうのもアメカジの恐ろしいところです。

ただ、ただですよ。
10万円もするデニムを穿き、30万円もするレザージャケットを羽織るのに、意外と「腕時計」に気を使ってる人が少ないな、と思いました。
これ私の個人的な感想なので、いや全然違うわって声もあるかと思いますけど、SNSを見る限りだとそこまで拘って腕時計を選んでる人が多くない印象です。
服の拘りと同じ熱量じゃないよ、ってことです。
古いものが好き、アメリカ製が好き、アメリカ関連が好き、そんな方々だから腕時計は何を選ぶのが良いのでしょうか?

ってことで、今回はわたくしZENMAIがおすすめする「アメカジに合う腕時計」です。
ワークスタイル

デニムやカバーオール、ツールベスト、ペインターパンツ、オーバーオール、ワークシャツ、そして武骨なワークブーツ。
アメリカンな作業着をベースにしたスタイルで、誰がやってもある程度格好良いアメカジでは定番中の定番。
カーハート、リーバイス、ディッキーズ、リー、レッドウィングなど皆さんもお馴染みのメーカーが並びます。
ワークスタイルの時にフィットするのはどんな腕時計でしょう?

おすすめなのはガチなワークスタイルで愛された「タイメックス」。

その中でも1950年代に大ヒットしたモデル(の復刻)がこちら。
レトロですね~、マーリン。
手巻きモデルです。
34㎜しかありませんのでGジャン着てても邪魔になりませんし女性でもOK。
定価4万円くらいでしたので現在はプレ値なのかな?

ミッキーマウスウォッチはどうでしょう?
1933年にTIMEXの前身であるウォーターベリー・クロック・カンパニーが、1.5ドルという安価なミッキーマウス・ウォッチを発売しました。
この時代の労働者に愛されたモデルで、オリジナルを探すのは大変ですが、安価に復刻盤が販売されていますのでそちらで充分かと思います。

そんな古っぽいのは嫌だ!という若者にはスピードモデルのG-SHOCK(現代スペック)をオススメします。
安いしね。
私も高校生になった子供にプレゼントしましたが、1度も使ってくれてないですw
軽くて丈夫、ワークスタイルには「タフ」な時計が似合いますよね。
ソーラー充電なので電池交換のわずらわしさもありません。

因みに木村拓哉さんは教場でメタルタイプの同型を着けてます。

眠れる森でもスピードタイプ着けてましたね。
どのファッションにも合うオールマイティーモデル。
G-SHOCKの中ではサイズも小さめで使いやすいですし、価格も安いです。

で、お金にゆとりがある方はロレックスの冒険家時計エクスプローラーや、オメガの鉄道時計レイルマスターもオススメです。
アメリカ由来ではありませんがデザインがシンプルなので飽きが来ませんし、壊れにくく長持ちします。
エクスプローラーは浜田雅功さんも木村拓哉さんも着けていますね。

アメリカ軍基地内の売店で販売されてたロレックスと言えばこのコマンドー。次のミリタリースタイルの方がフィットするかも知れませんが、エクスプローラー似のシンプルさが何とも言えませんね。

私はそのコマンドーをオマージュしたスミスウォッチを愛用しています。
格好良い。
ミリタリースタイル

続いて、こだわりが深くなりそうなのは、こちらのミリタリースタイルに合う腕時計でしょう。
アパレルもそうですが軍に納入するには厳しい基準があります。アメリカ軍が仕様書(ミルスペック)を策定し、公式に調達・支給した腕時計の歴史は、アメカジのファッションの変遷と完全にシンクロしているでしょう。
そこで4つの時代に分け、当時の主要な納入メーカーと、歴史に名を残す「代表作(規格名・モデル名)」を網羅してご紹介します。
ガチな人は、ガチな腕時計を選ぶのが正解なんです。
1. 第二次世界大戦期(1939年〜1945年)
「ミリタリーウォッチの基本形が完成した、アメリカ時計産業の黄金期」
戦時下、アメリカ政府は国内メーカーにのみ製造を依頼しました。ここで生まれたデザインが、現代に続くすべてのフィールドウォッチのルーツです。

エルジン(Elgin)
代表作:「TYPE A-11」 / 「ORD DEPT(オードナンス・デパートメント)」
特徴: 秒針を止めて時間を合わせる「ハック機能」を初めて義務付けた伝説の規格。連合国軍を勝利に導いたことから「戦争に勝った時計」と称されます。

ウォルサム(Waltham)
代表作:「TYPE A-11」 / 「懐中時計(AN5740)」
特徴: 航空隊向けの精緻な計器や、陸軍向けのA-11を大量に供給しました。
ブローバ(Bulova)
代表作:「TYPE A-11」 / 「A-15(経過時間計測パイロット)」
特徴: コインエッジベゼル(硬貨のフチのようなギザギザ)を採用した、無骨なデザインが特徴です。

ハミルトン(Hamilton)
代表作:「マリンクロノメーター」 / 「GRADE 987S(海軍向け)」
特徴: 主に海軍向けの高精度な船舶用時計や、高級なミリタリーウォッチを製造していました。

こうして見ると命がかかわってくるのでシンプルで目的がはっきりしているのがわかります。
時間を正確に把握すること、タフで壊れにくいこと。
米軍実物の古着にも通ずる、まず目的があり機能があり、形がきまっていく感じがありますね。
お安い復刻モデルも販売されていますし、メルカリなどでも当時のヴィンテージが掲載されていますので気になった方は是非。
ちょっとケース径が小さいのも味があって良いですね。
2. 朝鮮戦争期(1950年〜1953年)
「寒冷地対策と、インデックスの24時間表記の始まり」
極寒の朝鮮半島での戦闘に対応するため、ケースの気密性や、夜光塗料の強化(ラジウムからトリチウム等への移行期)が図られました。文字盤に「13〜24」のインナー数字が入り始めた時代です。

ハミルトン(Hamilton)
代表作:「TYPE A-17」 / 「MIL-W-6433」
特徴: パイロット航空隊向けに作られた、A-11の正統進化モデル。ここからアメカジ特有の「内側に24時間表記がある文字盤」が定番化します。
ちょうどハミルトンから日本限定販売のカーキフィールドメカ36mm H69399932をリリースしていますので気になった方は是非。
エルジン(Elgin)
代表作:「TYPE A-17A」
特徴: ハミルトンと共にA-17規格を牽引。裏蓋には軍の注文番号が細かく刻印されるようになりました。

ウォルサム(Waltham)
代表作:「TYPE A-17」
特徴: この時代を最後に、ウォルサムやエルジンなどアメリカの老舗メーカーは軍への大量納入から徐々に姿を消していきます。
3. ベトナム戦争期(1955年〜1975年)
「ジャングルでの使い捨て(ディスポーザブル)と、特殊部隊用ダイバーズの誕生」
高温多湿のジャングルに対応するため、軍は「安価で使い潰せるプラスチックケース」の規格を導入しました。その一方で、海軍特殊部隊(SEALsなど)向けには最高峰のスイス製ダイバーズが特例で支給されました。

ベンラス(Benrus)
代表作:「MIL-W-46374(初期型ブラス/プラスチック)」 / 「TYPE I & TYPE II(特殊部隊用)」
特徴: ベトナム戦争の象徴。一般兵には「使い捨て」のプラスチック時計を大量に配り、水中破壊工作部隊には「TYPE I」という頑丈な塊のようなダイバーズを支給しました。
ダイソーにはミリウォッチとして550円で購入できるクォーツモデルが常時販売されていますね。
使い捨て感はこれが1番あるかも知れませんw


タイメックスのオリジナル・キャンパーは普段使いにも良いですね。


ハミルトン(Hamilton)
代表作:「GG-W-113(パイロット用)」 / 「MIL-W-46374A」
特徴: 高級な「GG-W-113」は、使い捨てではなく修理して使うステンレス製。現在の「カーキ フィールド」の直接の先祖です。

MIL-W-46374、プラ風防/手巻き/嵌め殺しのミリタリー仕様のモデルで使い捨て感が満載。
ウエストクロックス(Westclox)
代表作:「MIL-W-46374A(プラスチックケース)」
特徴: 時計やタイマーのメーカーで、主に一般兵用のプラスチック製(使い捨て)を手掛けました。現存数が非常に少ないレア古着のような存在です。

トーネク・レイヴィル(Tornek-Rayville)※ブランパン
代表作:「TR-900(海軍特殊部隊向け)」
特徴: スイスの最高峰ブランパンの「フィフティ ファゾムズ」を、アメリカ国内企業を通すために名前を変えて限定納入した、ヴィンテージ界の幻の超お宝です。

私は17,500円で買ったオマージュウォッチ使ってます。格好良い。

ブランパンスウォッチからもミルスペック1タイプが出てます。

個人的にこのミリタリーグリーンカラーGREEN ABYSS” SO35G100がおすすめ。
スウォッチショップで61,600円ですよ。

本家ブランパンからはたまに限定版としてリリースされますが、150万円以上しますのでかなりの高級品。
でも格好良い。

チューダー(Tudor)
代表作:「サブマリーナー(Ref.7928 / 7016など)」
特徴: 米海軍(US Navy)に公式支給され、数々の戦場をくぐり抜けました。

当時の「薔薇」ロゴを再現したチューダー(チュードル)のブラックベイ79220。現在は盾のロゴになってしまったので初期の薔薇を探すのがだんだん難しくなってきています。
日焼けし変色したベゼルカラーとローズカラーをバーガンディで表現したこのレッドベゼルは他とは違うポイントです。
4. ポスト・ベトナム戦争〜現代(1976年〜現在)
「クォーツ(電池式)の台頭と、アメリカ国外メーカーへの完全移行」
1980年代以降、時計は機械式から「クォーツ」へ、夜光は「トリチウム発光カプセル」へと進化しました。アメリカ国内での製造は完全にストップし、スイス、カナダ、日本のメーカーがアメリカ軍の腕を支えています。

ストッカー&エール(Stocker & Yale / 通称SandY)
代表作:「SandY 184(プラスチック・手巻き)」 / 「SandY 490」
特徴: アメリカの軍用コンパスなどを作っていた会社。湾岸戦争期などに、文字盤に「H3(トリチウム)」と「放射能マーク」が入った非常にアメカジ映えするプラスチック時計を大量納入しました。

マラソン(Marathon)
代表作:「ナビゲーター(Navigator)」 / 「GSAR(ダイバーズ)」
特徴: カナダのメーカー(製造はスイス)。現代のアメリカ軍において、裏蓋に正規の「NSN(国家備品番号)」が刻印されて公式支給されている実質唯一の現役ミリタリーウォッチです。

カシオ(Casio)
代表作:G-SHOCK「DW-5600C」 / 「DW-6600(SEALs支給)」
特徴: 90年代以降、軍は高い予算を払って専用時計を作るのをやめ、市販のG-SHOCKにNSN(備品番号)を与えて公式調達するようになりました。

セイコー(Seiko)
代表作:「7C43-7010(プロフェッショナルダイバー)」
特徴: 1980年代後半、海軍の特殊部隊などで頑丈かつ安価な即戦力ギアとして公式に一括購入(支給)されていました。

最近復刻した初代モデルですが、普通にアメカジミリタリースタイルに合わせるなら現行5600で良いと思います。

DW-5600C-1V。キアヌ・リーヴスが映画スピードで着用しニックネームとなりました。

私はフルメタル GMW-B5000D-1JF を着けてます(ワークスタイルでオススメした時の教場木村拓哉さん着用モデル)。
どのモデルもミリタリースタイルにばっちりですね。
軍物を多めに着られる方はこの辺の「本物」のミリタリーウォッチを選んでみてはいかがでしょう。
カジュアルに使うならG-SHOCKがオススメです。
カレッジ(アイビー)スタイル

カレッジスタイルと言ってもけっこう幅広いんです。
お上品なアイビーや、スポーティなものも。
紺ブレなんかにはクラシカルなモデルが良いし、スポーツ系ならデジタルでも良いですね。

世界的ヒット40万本も販売されたタイメックスのアイアンマン(トライアスロン用スポーツウォッチ)はデザインも良いし安いし良いですね。

ラルフローレンなど好きな方、アイビースタイルを好むならキレイめでオシャレなハミルトン ボルトンなんかどうでしょうか。
アメカジなんでね、カルティエとか好きかも知れませんがアメリカンなメーカーを選んでみました。

ハミルトンのカーキとLLビーンのコラボレーションモデルなんかも1980年代に学生に流行しました。
復刻モデルはありませんので当時のビンテージウォッチを探すか、現行のカーキフィールドなどで代用するのも良いかも知れません。
デジタルウォッチも最盛期だし当時はクォーツモデルがブームだったのでカレッジスタイルが好きな方には比較的安価で揃えることができるでしょう。
リバースウィーブのギュッと締まる細いリブ袖にはスッキリ収まるアイアンマンかカーキフィールドをオススメします。
バイカースタイル

私はバイクには乗りませんので、ちょっとイメージがズレちゃうかも知れません。
スミマセン。
走ると寒いから革ジャンを着て、靴が壊れやすいからイカついブーツを履く、そんなスタイルを思い浮かべます。
昔流行ったチーマーみたいなファッションですかね?
VANSON(バンソン)Schott(ショット)Harley-Davidson(ハーレーダビッドソン)Deus(デウス・エクス・マキナ)CHROME HEARTS(クロムハーツ)、エンジニアブーツはレッドウィングかな。
武骨、タフ、ワークスタイルも同じでしたね。
オススメはツール感の強い、G-SHOCK、ハミルトン カーキフィールド、そしてロレックスのエクスプローラーかサブマリーナー。

ルミノックスも武骨なデザインでオススメです。

お金がある方にはクロムハーツのウォッチケースブレスレットがセットされたロレックスをオススメしておきます。
サーフスタイル

私はバイクに乗りませんが、サーフィンもやりませんw。
ですのでイメージで進めていきます。
日本の夏は「暑い」と言うことで、西海岸のスタイルと言いますがアメカジにもサーフスタイルがあり、皆さんもこんなファッションしてますよね。
少しダラっとしたファッション、ハーフパンツにサンダル、ペンドルトンのウールチェックシャツかジップフーディに大きめのTシャツ、サングラス。
ステューシーやVans、Hang Ten(ハンテン)Op(オーシャンパシフィック)。
腕時計は何でしょう。
やっぱり防水性の優れたタフなモデルは良いですよね。
G-SHOCKやセイコー5スポーツ、

そして懐かしいFreestyleの「SHARK(シャーク)」。
スウォッチと一緒に日本でも流行りましたね。
90年代になるとスケボーもスノボーも含まれる横乗り系ファッション、そしてストリートカルチャーへと繋がっていきます。
アメリカを感じる腕時計
「アメカジ好き」はアメリカが大好きな方が多いはず。
となれば、もうどんなスタイルでも通用する「アメリカを感じる腕時計」をオススメしましょう。
それぞれのスタイルを超越する「アメリカ」を象徴するモデルはどんなものがあるでしょう。
そう、アメリカと言えば、NASA、そしてハリウッド。


NASA(National Aeronautics and Space Administration)はアメリカの航空宇宙局。
その公式ウォッチと言えばスイスウォッチのオメガです。
オメガの「ムーンウォッチ」スピードマスタープロフェッショナルさえ着けてしまえば、もうそれは「アメカジ」で間違いありません。
手で毎日巻く「手巻き」スタイルは、無重力の宇宙では自動巻きの振り子でゼンマイを充分に巻けないという理由なのでロマンだな、なんて思ってる方も多いかも知れませんが嘘です。
NASAに選ばれたのが結果的に手巻きのスピードマスターだったってのが事実です。
スピードマスタープロフェッショナルは高いよ!って方にはオメガとスウォッチがコラボしたムーンスウォッチが安価で販売されていますので、そちらでも良いかも知れませんね。


私はどちらも愛用中。
いろんなバリエーションがありますけど、ベーシックを選ぶのが1番です。


アメリカの時計メーカー ブローバも月に降り立った1本です。
アポロ15号の船長デイヴィッド・スコットさんがオメガ スピードマスターのバックアップ用として着用した、ブローバの88510/01が「ルナ パイロット クロノグラフ」として復刻されたのが2021年。
先日サイズが小さくなった41mmのルナパイロット “ブラックホール”がリリースされました。
宇宙を感じたい方にオススメ。
アメカジにも合うでしょう。

続いてハリウッド。
1969年公開のレーシング映画「レーサー(Winning)」主演のポールニューマンさんと言えばロレックスのデイトナ。
キングオブクロノグラフです。
デイトナの名前もアメリカ・フロリダ州にある伝説的なサーキット「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」から取られています。

ロレックスはスイスウォッチですが、巨大なマーケットであるアメリカをターゲットにしているのは明らか。
先程のオメガもそう、アメリカ抜きでは語れません。
皮肉みたいな話ですがモータースポーツ全盛のころ、オメガはレーシングクロノグラフを目指して「スピード」マスターを作り、ロレックスは宇宙を目指して「コスモ」グラフを作りましたが、それぞれ逆の結果になりました。デイトナと言うモデル名は後付けです。スピードマスターのプロフェッショナルも後付け。

1971年公開スティーブ・マックイーン主演の「栄光のル・マン(Le Mans )」 ではホイヤーのモナコが一躍人気になりました。
先程のポールニューマンさんとは違いル・マンなのでフランスが舞台ですのでアメカジとはちょっと違いますけどハリウッド映画ですからね。

1995年公開 トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン主演、映画「アポロ13(Apollo 13 )」では、もちろんオメガ スピードマスター。
アメリカでも中国でもスピードマスターは大人気。
いろいろ」スピードマスターはありますけど、アメリカを感じたいなら「手巻きのプロフェッショナル ムーンウォッチ」一択です。

数年前に復刻され少し話題になったアーニー。
SEIKO H558-5009( The Arnie) はシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー氏が複数の映画で愛用していましたね。
世界初のアラームクロノグラフ付きダイバーウォッチなんです。
復刻盤は2019年にリリースされましたが、しばらく完売せず今になってプレミアム価格になっていますw
無くなると欲しくなるんだよね。

ハリウッドスターと言えば忘れちゃいけないエルヴィス・プレスリー、そしてハミルトン 「ベンチュラ」。
1957年に発表された「ベンチュラ」は、世界初の電池式腕時計であり、キャデラックのデザイナーが手がけた左右非対称の盾型ケースは、古き良きミッドセンチュリー・アメリカの黄金期を体現しています。さらに、アメリカの若者文化の神様であるエルヴィス・プレスリーが映画や私生活で愛用したことで、アメリカン・カルチャーの不動のアイコンとなりました。ケンコバさんとか着けてますよね。

そして大統領「プレジデント」のニックネームで呼ばれるのはロレックスのデイデイトです。
成功者の証として現在まで愛されていますね。
後にかまぼこ型のデイデイト専用ブレスレットを「プレジデントブレス」と呼ぶようになりました。
ロレックスの戦略ですね。
ロレックスによれば「デイデイトは、リンドン・B・ジョンソン大統領が1963年にホワイトハウスに移り住んだ際に着用していたことで、公に歴史に刻まれた。」とあります。
が、その前に大統領の手に渡ったデイデイトがありました。

プレジデントとなるデイデイト:悲劇のタイムライン
1962年5月19日:モンローがデイデイトを贈る前述の通り、45歳の誕生日の祝賀会でモンローがケネディに金無垢のデイデイトを密かに手渡します。ケネディはスキャンダルを恐れてこれをすぐに隠させました。
1962年8月5日:マリリン・モンローの急死デイデイトを贈ったわずか3ヶ月後、モンローはロサンゼルスの自宅で謎に包まれた急死(睡眠薬の多量摂取)を遂げます。36歳という若さでした。ケネディとの関係や、この時計の存在も完全に闇に葬られることになります。
1963年11月22日:ケネディ大統領暗殺(ダラスの悲劇)モンローの死から約1年3ヶ月後、テキサス州ダラスをパレード中だったケネディ大統領が銃撃され、死亡します。これによりアメリカ全土が深い悲しみに包まれました。
1963年11月22日(同日):ジョンソン大統領の就任ケネディの死亡直後、副大統領だったリンドン・B・ジョンソンが、大統領専用機(エアフォースワン)の機内で急遽、第36代大統領の就任宣誓を行います。このとき、彼の腕には自身が愛用するデイデイトが巻かれていました。

デイデイト”マリリン・モンロー”は「ケネディへの贈り物」
モンローが薬物の過剰摂取で亡くなってから43年が経った。
マリリン・モンローがジョン・F・ケネディ元米大統領に贈ったとされる金のロレックスの腕時計が、米国のオークションで12万ドル(6万8000ポンド)で落札された。その女優は、ケネディ氏に誕生日のお祝いの歌を歌ったことで有名な夜に、彼にその贈り物を贈ったと言われている。
「ジャックへ、いつものようにマリリンより愛を込めて、1962年5月29日」と刻まれたその品は、コネチカット州で売却された。
モンローはこの頃、ケネディ氏と不倫関係にあったと言われている。「愛するか、死ぬか」碑文に記された日付は、ケネディの誕生日と一致している。
その時計は、「あなたの誕生日に心からの願いを込めて」と題された詩が添えられて販売された。その詩は、時計が入った金のケースの底に置かれた紙の円盤に黒字でタイプされていた。
ミステリーですね。

最後、ロレックスのGMTマスターです。
アメリカの航空会社パンアメリカン航空(パンナム / Pan Am)の要請を受け作られた第2時間帯を表示する腕時計がGMTマスターです。
昼夜を表す2トーンのベゼルは赤/青と言うかなり派手なカラーリングでしたが、アメリカの国旗(星条旗)カラーであり、パンナムのコーポレートカラーでもあります。
これは完全に「アメリカ」を感じますよね?

先日ロレックスでは現行GMTマスターIIの126710BLROが生産終了となり中古市場では高騰しております。
まとめ

いかがでしょうか?
「「アメカジ」に合う「腕時計」を考える」でした。
アメカジって、ただ古い服を着るだけじゃないんですよね。
炭鉱夫や労働者が着ていたワークウェア、軍人が使っていたミリタリーギア、学生たちのカレッジスタイル、映画スターやミュージシャンが着ていたレザージャケット…。
そんな「背景」や「物語」を含めて楽しむカルチャーなんだと思います。
だから腕時計も同じ。
単純に高級だからではなく、「どういう歴史を持っているのか」「誰に使われていたのか」「どんな目的で生まれたのか」が重要なんですよね。
NASAに選ばれたスピードマスター、米軍に支給されたミリタリーウォッチ、ハリウッドスターが愛したデイトナやモナコ。
そういう背景込みで腕時計を選ぶと、アメカジはもっと楽しくなるはずです。
もちろん、ヴィンテージじゃなくてもOK。
現行のG-SHOCKでも、タイメックスでも、セイコーでも、自分の好きなスタイルにハマればそれが正解。
デニムが色落ちし、革ジャンにシワが入り、ブーツに傷が増えていくように、腕時計も使い込んでこそ格好良くなるんじゃないでしょうか。
皆さんなら、どんな腕時計を合わせますか?
是非お気に入りの1本を見つけてみてください。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京