
【2025年新作】ロレックス 新モデルまとめ 今年はやっぱりランドドゥエラー
Opening new horizons. The Land-Dweller.
ロレックスから2025年の新作情報です。
ウォッチズ&ワンダーズ2025ジュネーブが4/1から4/7の期間開催され、今年も数多くの新作モデルが発表となりました。
中でも大きな注目を得るのがロレックスで間違いありません。
過去には世界最大の時計見本市であったバーゼルワールドとは異なるSIHH(国際高級時計サロン)から進化したウォッチズ&ワンダーズ。
リシュモングループなどがメインで開催していたW&Wですが、今では主役はロレックスであったりパテック・フィリップであったりと、後から参加しているブランドとなるのがポイントです。
どちらも行ったこと無いのですが雰囲気がやっぱり違うんですかね。
と、言うことでこの記事ではロレックスの最新モデルをまとめてご紹介。
ロレックスで1番の話題になったのは新シリーズとなる「ランドドゥエラー」。
ロレックスのホームページにもあるようにヘリテージデザインを採用しているランドドゥエラー。
シードゥエラー(海)スカイドゥエラー(空)ときて、ネーミングが「陸の住人」となったのには理由があるはず。
順番的にも陸でOKなんですが、そうなるとエクスプローラーみたいなデザインを想像しますよね?
こんなちょっとエレガントな時計が強そうなワード「ランドドゥエラー」としてふさわしいのか甚だ疑問に思った方も多いでしょう。
ランドドゥエラーはデイトジャストの派生形、デザインはオイスタークォーツ、新しいフラットジュビリーブレスレットも鏡面パーツは控えめ、そしてハニカムダイヤルには「3.6.9」の「3」が無い仕様。
1978年に人類初無酸素でエベレストに登頂したラインホルト・メスナー(伊)らが着けていたのがロレックスのRef.17000 オイスタークォーツ デイトジャストでした。
エクスプローラーではなくオイスタークォーツですよ(当時のエクスプローラーはプラ風防)。
正確で堅牢だったので、登山のパートナーとして絶対的な信頼感があったのでしょう。
デイトジャストの良いところもオイスタークォーツの良いところもエクスプローラーの良いところも上手くミックスしたのがランドドゥエラーということになります。
個人的にはインデックスの6.9は不要に感じ、ただのバーであればもっと良かったんじゃないかなと思います。
いずれ文字盤のバリエーションも増えることでしょう。
まったくの新作であり、ムーブメントも今までのものとは異なる革新的な脱進機ダイナパルス エスケープメントを採用したキャリバー 7135を搭載。
特別なデイトナ、クラシカルウォッチ1908に続くシースルーバックモデルで裏側からムーブメントを楽しめます。
非常に軽量で磁場の影響をほとんど受けない、従来のエスケープメントよりも大幅にエネルギー効率が高まったキャリバー 7135の登場で、ミルガウス(軟鉄インナーケース仕様)の復活は無くなったかも知れません。ハイビート(5 Hzの高振動)なのもポイントです。
ホワイトロレゾール、エバーローズゴールド無垢、プラチナ無垢の3素材に、36mmと40mmの2サイズ展開。
貴金属モデルにはダイヤモンドセッティング仕様も用意されています。
皆さんの第1印象はいかがでしょうか。
シンプルに文字盤が気になりますかね・・・
実際に手に取ったらまた別の印象になるのかも知れません。
さて続いてはこちら、新作モデルと検索窓に入力すると出てくるディープシーチャレンジ 126067。
あれ?なんか変わったのかしら?と思ってページを開いてもバリエーションが増えたようには見えません。
と、良く見たらROLEX OYSTER PERPETUALの文字の下にあったDEEPSEA CHALLENGEの文字が6時位置に移動しました。
代わりにシードゥエラーの文字が消え、シードゥエラーファミリーからは撤退、新たにディープシーファミリーを形成したものと思われます。
真のプロフェッショナルダイバーズウォッチは我々ディープシーだ!と言わんばかりにです。
リファレンスは変更なく126067なので、126067マーク2と言ったところでしょう。
続いてはこちら、パーペチュアル 1908のイエローゴールドモデルにセッティモブレスレット仕様が追加ラインナップ。
しなやかで美しく薄いグッドルッキングなブレスレットです。
プラチナやホワイトゴールドモデルには出ていませんのでイエローゴールドだけのお楽しみ。
続いてはこちら、スカイドゥエラー336938と336238の新文字盤ブライトグリーンダイアル です。
やはりイエローゴールドとグリーンの相性は非常に良い関係ですね。
スペックや価格は他のモデルと同じですが、セカンドマーケットではかなり差が開きそうな印象。
はい、そしてデイトナ イエローゴールド126518LNにはターコイズブルーラッカーダイアルです。
天然石じゃないのですが、このカラーはとんでもない争奪戦になりそう。
素材・質感はオイスターパーペチュアルのターコイズカラーと同じようです。
無垢モデル 126508にはブライトグリーン×ゴールデンダイアルが登場。
116508の全部グリーンとは異なりインダイヤルがアクセントとなっております。
まぁ、どっちでも人気になるのは決定していますけど。
また、11651*LNの時にスーパープレミアム価格になっていたメテオライト文字盤が帰ってきました。
今回も限られた人だけが入手できる非常に希少性の高いモデルだと思われます。
ホワイトゴールドモデル 126509にもブライトブルーダイアルがカムバック。
最後にエバーローズゴールドもチョコレート&ブラックダイアルが戻ってきてますよ!と。
1番気になっていたエバーローズゴールドのル・マンはシークレットモデルとしても出なかったみたいですね。
この後かな???
オイスターパーペチュアルにも新作とディスコン文字盤の波が来ています。
ピスタチオグリーンが良い感じ。
また、オイスターパーペチュアル41のリファレンスが124300から134300へ変更されています。
何が変わったのか、いまだに不明。
で、あまり人気が高かったとは言えませんが変わり種だったセレブレーション文字盤がディスコンとなりました。
ピンクもキャンディーピンクが主流となり、ノーマルのピンクカラーがディスコンです。
代わりに非常に多くの新色が追加されています。
ブラックもブライトブラックからマットなブラックに変更、ブルーも同様です。
ピスタチオグリーン、ベージュ そして41mmには無いラベンダー。
派手過ぎない渋い色味が「和」を感じさせます。
どの色味が1番人気になるのか気になりますね。
Light and shadeと言うことで、中華圏のお金持ちの女性にターゲットを絞り込んだようなレディースモデルのデイトジャスト レッドオンブレダイアルが登場。
赤はトレンドになりかけています。
これを機に一気に人気カラーになるのかも知れません。
ロレックス新作ご紹介最後は、デイトナと人気を二分するGMTマスターIIに新モデルです。
今年は70周年だったGMTマスターですが、スティールモデルには新作は無く、高級機ゴールドモデルだけ。
タイガーアイアンダイヤルと呼ぶ、タイガーズアイ、レッドジャスパー、シルバーヘマタイトという3種類の鉱石から構成された面白いデザインの文字盤が、イエローゴールドとエバーローズゴールドにセットされました。
ホワイトゴールドモデルにはレフティ仕様の126729VTNR が新登場。
なるほど、なるほど。
GMTマスター70周年ということもあり、コークベゼルを期待していましたが残念ながらありませんでした。
ヨーロッパのブランドなので50の次は75や100といった数字がアニバーサリーとなるようなので、5年後または30年後に期待しましょう(笑)
ヨットマスター42のファルコンアイもディスコンになった模様なので、タイガーアイアンも早くしないと無くなるかも。
気になった方は是非。
まとめ
いかがでしょうか。
「【2025年新作】ロレックス 新モデルまとめ 今年はやっぱりランドドゥエラー」でした。
ランドドゥエラーより、今後キャリバー 7135が他のシリーズにも搭載されるのかが気になるポイントです。
ロレックスのことですから大量生産しても品質を落とさずにいけるでしょうから、キャリバー3235に置き換わる日も遠くないかも知れません。
磁気に強いのは良いですよね。
ハイビートでなくとも精度は物凄かったので、ここはどちらでも良いですけど、薄いのもグッドポイント。
最後にすこし残念だったのは3月初旬にSNSでリークされた画像そのまんまだったこと。
まさかね!的なランドドゥエラーが、本当に出ちゃうし・・・
来年はこんなことの無いように。
で、来年2026年はオイスターケース100周年。
50周年はロレックス オイスターパーペチュアル デイト Ref.1530でしたが、来年はどんなモデルがリリースされるか注目が集まります!
それではまた!
#ZENMAIのココ東京