
【2025年新作】ロレックス ランドドゥエラー36mm ランドドゥエラー40mm
The Land‑Dweller Opening new horizons
ロレックスから2025年の新作情報です。
ウォッチズ&ワンダーズ2025ジュネーブが始まる4/1の早朝(日本時間で7時頃)にはホームページで情報が公開されておりました。
今年は早かったですね。
沢山の新作が登場しましたので、今回はその中から目玉商品かと思われるまったくの最新作「ランド ドゥエラー」をご紹介。
ジャ~ン!
こちらがスティールモデルのランドドゥエラー40mmです。
スティールモデル以外にはエバーローズゴールドとプラチナケースが用意されました。
それぞれ40mmと36mmの2サイズで、貴金属モデルにはベゼルダイヤモンドもバリエーションとしてあります。
36mmは男性でも女性でも使えるグッドサイズですね。
文字盤カラーは1種類ずつ、スティールモデルとエバーローズゴールドにはインテンスホワイトダイアル、プラチナにはアイスブルーとなり、ハニカムモチーフは共通ですね。
ダイヤモンドベゼルは1000万円超えの超高級品。
デザインはリーク通りのブレスレット一体型オイスタークォーツをオマージュしております。
ランドドゥエラーのダイヤルがハニカムモチーフだったりアラビア数字を採用しているのには意味がありそうです。
ランド(陸)ドゥエラー(住人)とするのであれば、エクスプローラーをイメージする方が多いのではないでしょうか?
その点からも過去にハニカムダイヤルを採用していた3.6.9で有名なエクスプローラーを意識した文字盤デザインにしたのではないかと思うのです。
因みに1978年に無酸素でエベレストに登頂したラインホルト・メスナーらが着けていたのがRef.17000 オイスタークォーツ デイトジャストでした。
年代的に当時のエクスプローラー(プラ風防の1016)よりタフで正確なオイスタークォーツを選んだんでしょうね。
正にランドドゥエラー。
オイスタークォーツのケースはオイスターケース誕生50周年記念モデルRef.1530(自動巻きCal.1570)でも採用されています。
リリースされたのは1976年、実は今年はオイスターケース誕生99年なんですね。
と言うことは、このランドドゥエラーをベースに来年はオイスターケース100周年の「何か」がリリースされるものだと思われます。
ロイヤルオークやノーチラスがリリースされた年代に近いため、ブレスレット一体型のデザインが流行だったのがわかります。
1番安いスティールモデルのランドドゥエラー36mmでも210万円もしますので、高い!ムリ!って思われる方には、チューダーに一体型ケースの薄型自動巻きモデル ロイヤルがありますよ。デイトモデルの38mmは36万円ですし厚さも10mmしかありません。
これでドゥエラーも3モデル目になりました。
シードゥエラー、スカイドゥエラー、そしてランドドゥエラー。
今後もし新たな展開があるとしたら幻のスペースドゥエラーが蘇るかも知れません。
さて、このランドドゥエラー。
何が凄いのか、気になりますよね?
新開発のキャリバー7135はどちらのサイズにも共通して採用されています。
パワーリザーブは66時間の自動巻きモデルムーブメント。
5 Hzの高振動と言うことでハイビート(36,000振動/時)だそうです。今までロレックスにありましたっけ?
ティザームービーにも出てましたが、1908と同じくシロキシ・ヘアスプリングを採用していますね。
では、何がどう既存のムーブメントと違うのか詳しく見てみましょう。
ランドドゥエラーとキャリバー 7135
ロレックスは、オイスター パーペチュアル ランドドゥエラーと共に、その歴史の新たな一章を歩み始めます。
時計製造の未来を形作る人々により創造され、時計製造における多くの成果を体現するランドドゥエラーは、明日の世界を創造している人々のための時計です。
このモデルはケースと滑らかに一体化したブレスレットを備え、シームレスな外観を生み出しています。洗練された大胆なデザインに、画期的な革新的技術を採用したキャリバー 7135が搭載されています。ロレックスの大半のムーブメントよりも薄く、5 Hzの高振動で振動するように設計され、優れた性能を発揮します。
Dynapulse:a revolutionary escapement
キャリバー 7135の最大のイノベーションは、従来のスイスレバー脱進機に代わる革新的なダイナパルス エスケープメントです。この新しいシーケンシャル ディストリビューションエスケープメントにより、動力はスライドではなく回転運動を通じて伝達されます。香箱に接続された変速車が、独自に設計された2個のディストリビューションホイールを動かし、これらがテンワの振動を維持するインパルスロッカーを駆動します。主にシリコン製部品で構成され、画期的な構造をもつこのダイナパルス エスケープメントは、非常に軽量で磁場の影響をほとんど受けず、従来のエスケープメントよりも大幅にエネルギー効率が高まりました。
Calibre 7135:A high-frequency movement
完全自社開発・製造したキャリバー 7135は、ロレックスでも前例がない5 Hzまたは毎時36,000回の振動数で振動し、10分の1秒までの時間を計測できます。
この新しい機械式自動巻ムーブメントは、パーペチュアル 1908に搭載されているキャリバー 7140の進化形で、特に精度、パワーリザーブ、利便性と信頼性において際立った性能を発揮します。また、デザインの美しさも際立っており、ブリッジに施された繊細なロレックス コート・ド・ジュネーブ装飾と、開口部のあるイエローゴールド製の回転錘をトランスパレントケースバックから見ることができます。
Flat Jubilee bracelet:One with the case
ブレスレット一体型の時計のデザインを再解釈したランドドゥエラーは、滑らかに連続したラインを描くケースとブレスレットが特徴です。
1945年にデイトジャストに採用された象徴的なジュビリーブレスレットからインスピレーションを得たフラットジュビリーブレスレットは、ランドドゥエラーのために特別にデザインされました。ロレックスのメタルブレスレットの中でも特徴的な、表面が平らなリンクで構成されています。また、全く新しい仕上げの組み合わせが採用され、センターリンクはポリッシュ仕上げ、サイドリンクの表面はテクニカルサテン仕上げ、エッジはポリッシュ仕上げが施されています。横から見ると、ケースとサイドリンクの面取りを施したトップエッジにはポリッシュ仕上げが施され、光の輪を作り出すことによりこのタイムピースの調和のとれたデザインをさらに強調しています。
Dial:Honeycomb motif
ハニカムモチーフダイアル
斜めのフランジで縁取られたこのグラフィックダイアルには、ハニカムモチーフの幾何学模様が、ハイテクレーザーを用いてあしらわれています。インテンスホワイトダイアルのサテン仕上げとアイスブルーダイアルのサンレイ仕上げは、伝統的な技法を用いて実現しました。
クロマライトディスプレイを備えたモデルでは、オープンデザインの数字と、パーツの全体に発光素材が施されたこのモデルだけの特別なインデックスアワーマーカーが配されています。これにより、ランドドゥエラーはあらゆる状況で最適な視認性を実現します。このモデルのために特別に開発された針にも、ルミネッセンスが施されています。特に秒針は、ハニカムモチーフのセルの形を模したカカウンターウェイトのデザインが際立っています。
A state‑of‑the‑art oscillator:Resistance to magnetic fields
キャリバー 7135の振動子には、素材と製造方法の点で大きな課題に直面したバランススタッフと、最適化された真鍮製のテンワ、シリコン製のシロキシ・ヘアスプリングが採用されています。特許を取得したこのバランススタッフは、ロレックス独自の新しいハイテクセラミック製で、ロレックス初のレーザー加工により製造されています。
最適化されたパラフレックス ショック・アブソーバがバランススタッフの両端に配置され、あらゆる向きにおいてムーブメントの耐衝撃性を高めます。さらに、部品製造に用いられた素材により、振動子は強い磁場にも耐えることができます。
と、言うことですがどうでしょう?
脱進機(速度を一定にするパーツ/カチカチいうやつ)が従来のレバー式ではなくなったところまで理解した(イリグチ)のですが、その後はさっぱりです(笑)ハイビートなのでカチカチの音も早いだろうな~。
摩耗の心配のない構造に変え、オーバーホールの期間をぐっと伸ばし、シリコン製やセラミック製で磁気の影響を受けない、これくらいわかっていれば充分でしょう。
この開発はロレックスにとって大きなトピックのようです。
マイルストーンだ!と自ら言っていますので、その凄さを誰か教えてください。
ケースも10mm以下の9.7mmという薄さも良いですね。
着け心地良さそうです。
ブレスレットもフラットジュビリーブレスレットと言う薄いものが専用に開発されました。
実機見てみたいですね。
デイトジャストでもあり、ミルガウス的な耐磁性もあり、今後のブレスレット展開や文字盤デザインでスポーティさも加われば陸の万能ウォッチと呼べるのだと思います。
見慣れてきましたが、ランドドゥエラーもロレックスでは数少ないシースルーバック(トランスパレントケースバック)です。
では、バリエーションを見てみましょう。
127334
新作モデル
ランドドゥエラー 40
オイスター、40 mm、オイスタースチール&ホワイトゴールド
リファレンス 127334
¥ 2,255,000
大胆なデザインと最先端技術
インテンスホワイト ハニカムモチーフダイアルとフラットジュビリーブレスレットを備えたオイスタースチール&ホワイトゴールド製ランドドゥエラー 40。
ホワイトダイアル
ハニカムモチーフ
このダイアルは、サテン仕上げが施されたハニカムモチーフがあしらわれている。このダイアルの製造には自社内で有する伝統的な職人技とハイテク技法を要した。
ハニカム構造はフェムト秒レーザーで切断され、セルとセルを隔てる溝の繊細なラインのエッチング加工にも同じレーザーを使用している。ダイアルにはクロマライト ディスプレイが採用され、ルミネッセンスが施された数字とインデックスアワーマーカーにより、あらゆる状況で最適な視認性を提供する。このモデルのために特別にデザインされた針にも、ルミネッセンスが施されている。
フラットジュビリーブレスレット
シームレスに一体化するデザイン
この時計のために特別にデザインされたフラットジュビリーブレスレットは、象徴的なジュビリーブレスレットを再解釈したものだ。フラットジュビリーはすべてのリンクがフラットであるという点が異なり、オイスターケースとシームレスに溶け合うことでバランスの取れたハーモニーを奏で、ポリッシュ仕上げとテクニカルサテン仕上げが交互に施されている。
さらに、ブレスレットのサイドリンクの上端とミドルケースの上端は面取りされており、ポリッシュ仕上げが施されたその面は、ひとつながりの光のリボンのように見える。そして、コンシールドタイプのクラウンクラスプを備えている。
大胆なデザインと最先端技術
リファレンス 127334
モデルケース オイスター、40 mm、オイスタースチール&ホワイトゴールド
オイスター アーキテクチャー モノブロックミドルケース、スクリュー式バックケース、リューズ
直径 40 mm
素材 ホワイトロレゾール – オイスタースチール&ホワイトゴールド
ベゼル フルーテッド
リューズ スクリュー式、トゥインロック(二重防水システム)
クリスタル 傷防止サファイア、日付表示部にサイクロップレンズ
バックケース トランスパレントケースバック、反射防止コーティング
防水性 100 m/330フィート防水
ムーブメント パーペチュアル、機械式、自動巻
キャリバー 7135、ロレックスによる完全自社製造
精度 日差-2~+2秒(ケーシング後)
機能 時針、分針、秒針。早送り機能付瞬時に変わる日付 秒針停止機能による正確な時刻設定
振動子 特許形状のシリコン製シロキシ・ヘアスプリング。高性能パラフレックス ショック・アブソーバ
巻上げ パーペチュアルローターによる両方向自動巻
パワーリザーブ 約66時間
ブレスレット フラットジュビリー、5列リンク
素材 オイスタースチール
クラスプ クラウンクラスプ(コンシールドタイプ)
ダイアル インテンスホワイト ハニカムモチーフ
詳細 視認性の高いクロマライト ディスプレイ(ブルーの長時間継続のルミネッセンス)
認定 高精度クロノメーター (COSC、ケーシング後にロレックス認定)
127234
新作モデル
ランドドゥエラー 36
オイスター、36 mm、オイスタースチール&ホワイトゴールド
リファレンス 127234
¥ 2,115,300
モデルケース オイスター、36 mm、オイスタースチール&ホワイトゴールド
オイスター アーキテクチャー
モノブロックミドルケース、スクリュー式バックケース、リューズ
直径 36 mm
素材 ホワイトロレゾール – オイスタースチール&ホワイトゴールド
ベゼル フルーテッド
リューズ スクリュー式、トゥインロック(二重防水システム)
クリスタル 傷防止サファイア、日付表示部にサイクロップレンズ
バックケース トランスパレントケースバック、反射防止コーティング
防水性 100 m/330フィート防水
ムーブメント パーペチュアル、機械式、自動巻
キャリバー 7135、ロレックスによる完全自社製造
精度 日差-2~+2秒(ケーシング後)
機能 時針、分針、秒針。早送り機能付瞬時に変わる日付 秒針停止機能による正確な時刻設定
振動子 特許形状のシリコン製シロキシ・ヘアスプリング。高性能パラフレックス ショック・アブソーバ
巻上げ パーペチュアルローターによる両方向自動巻
パワーリザーブ 約66時間
ブレスレット フラットジュビリー、5列リンク
素材 オイスタースチール
クラスプ クラウンクラスプ(コンシールドタイプ)
ダイアル インテンスホワイト ハニカムモチーフ
詳細 視認性の高いクロマライト ディスプレイ(ブルーの長時間継続のルミネッセンス)
認定 高精度クロノメーター (COSC、ケーシング後にロレックス認定)
127336
新作モデル
ランドドゥエラー 40
オイスター、40 mm、プラチナ
リファレンス 127336
¥ 9,427,000
大胆なデザインと最先端技術
アイスブルー、ハニカムモチーフダイアルとフラットジュビリーブレスレットを備えたプラチナ製ランドドゥエラー 40。
アイスブルーダイアル
独自のディスプレイ
このプラチナ製のモデルにのみ採用されているアイスブルーダイアルは、サンレイ仕上げが施されたハニカムモチーフがあしらわれている。このダイアルの製造には自社内で有する伝統的な職人技とハイテク技法を要した。
ハニカム構造はフェムト秒レーザーで切断され、セルとセルを隔てる溝の繊細なラインのエッチング加工にも同じレーザーを使用している。クロマライト ディスプレイを備えたモデルでは、ルミネッセンスが施された数字とインデックスアワーマーカーにより、あらゆる状況で最適な視認性を提供する。このモデルのために特別にデザインされた針にも、ルミネッセンスが施されている。
127236
新作モデル
ランドドゥエラー 36
オイスター、36 mm、プラチナ
リファレンス 127236
¥ 8,773,600
大胆なデザインと最先端技術
アイスブルー、ハニカムモチーフダイアルとフラットジュビリーブレスレットを備えたプラチナ製ランドドゥエラー 36。
127335
新作モデル
ランドドゥエラー 40
オイスター、40 mm、エバーローズゴールド
リファレンス 127335
¥ 6,968,500
大胆なデザインと最先端技術
インテンスホワイト ハニカムモチーフダイアルとフラットジュビリーブレスレットを備えた18 ct エバーローズゴールド製ランドドゥエラー 40。
127235
新作モデル
ランドドゥエラー 36
オイスター、36 mm、エバーローズゴールド
リファレンス 127235
¥ 6,362,400
大胆なデザインと最先端技術
インテンスホワイト ハニカムモチーフダイアルとフラットジュビリーブレスレットを備えた18 ct エバーローズゴールド製ランドドゥエラー 36。
まとめ
いかがでしょうか。
「【2025年新作】ロレックス ランドドゥエラー36mm ランドドゥエラー40mm」でした。
長い目で見ればそこまでの人気は獲得できなさそうなデザインなのですが、実機はきっと質感が良いのでしょう。
ムーブメントの凄さがこのランドドゥエラーのポイントですので、機械好きでないと刺さらないですよね。
今後のバリエーション展開次第でどうにでもなりそうですが今はまだ未知数。
パっと見ならチューダーロイヤルでもOK。
気になった方は是非。
それではまた!
【2025年新作】ロレックス GMTマスターII エクスクルーシブダイヤルズ + ホワイトゴールド レフティ126729VTNR
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