【ポスト・デイトナ】オメガ スピードマスター VS チューダー ブラックベイ・クロノ

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Omega Speedmaster or Tudor Black Bay Chronograph ?

今日はクリスマスですねぇ。

と言う事で、今回は「ポスト・デイトナは誰だ?」シリーズ第2弾として、人気のクロノグラフである男のロマン代表「オメガ スピードマスター」とロレックスの弟分「チューダー ブラックベイクロノ」を見ていこうと思います。

 

手に入らない腕時計代表 コスモグラフ デイトナ

欲しくても買えない。

皆さんそう思っているに違いありません。

デイトナは欲しくても一次では買えないし、二次流通だと400万円以上もしますし、手が出ない手に入らない時計となってしまいました。

他のメーカーに比べロレックスは生産本数が多く、デイトナも決して生産数が少ないモデルではないのですが、それ以上に欲しい方が多いため手に入れるのが非常に困難なんです。

それならば!と、非常に格好良く、所有欲を満たしお手頃な高級クロノグラフは何だろう?と悩んだのが前回「ロレックス デイトナの代わりになるモデルは何だろう「ポスト・デイトナは誰?」」でした。

あれから2年が経ち、時計ブームもだいぶ落ち着いてきています。

人気が落ちたモデル、買いやすくなったモデル、いろいろありますが今回はオメガ スピードマスターとチューダー ブラックベイクロノの2つに絞って、どっちが「ポスト・デイトナ」にふさわしいのか?皆さんも一緒に考えてみましょう。

 

オメガ スピードマスター VS チューダー ブラックベイ・クロノ

海外の時計ショップも比較動画を出しておりましたが、一時期プレミアム価格となったブラックベイクロノと、永遠の定番クロノグラフ スピードマスタープロフェッショナルで悩む方も多いかも知れません。

ブラックベイクロノ79360Nはブレスレット仕様で777,700円。

スピードマスタープロフェッショナルのサファイアクリスタル仕様310.30.42.50.01.002は1,232,000円。

それぞれ定番モデルとなり、流通が安定していますので2次流通では国内定価以下で購入可能です。

スピードマスタープロフェッショナルは限定モデルがちょこちょこ出ていましたが最近ではメッキリと減りました。

代わりに、ブラック文字盤だけで風防を選ぶしかなかった選択肢に新たに白文字盤が加わり話題となりました。

スティール製デイトナも黒と白、チューダーブラックベイクロノも黒と白、そしてようやくオメガ スピードマスタープロフェッショナルにも黒と白のバリエーションが出来上がりました。

まだ白いスピードマスタープロフェッショナルは出回りが少なく、2次流通では定価とあまり変わりません。

白文字盤にはプラ風防モデルがないのですが、無くて良い気がしますね。

プラスチックだとぼんやりしちゃいそうなので、高級感のあるサファイアクリスタル風防一択で正解。

チューダーブラックベイクロノにはピンクとブルーのバリエーションが登場し、一気にカラフルな展開になってきています。

人気が停滞してきたのでテコ入れでしょう。

オメガのスピードマスタープロフェッショナルは人気の停滞とかないと思うので、一気に人気取りに来た印象です。

新色は鮮やかで魅力的なカラーリングに5連ジュビリー風ブレスレットと、トレンドを気軽に楽しめるグッドモデルだと思います。

話題にはあまりなっていません。

それぞれ色々なバリエーションがありますが、こうして見るとブラックベイクロノはオメガで言うところのシーマスタークロノグラフかも知れませんね・・・

 

スペック比較

スペックを簡単に比較してみましょう。

ロレックスのデイトナ 126500LNは40 mmのスティール製ケースに、耐衝撃・耐磁に優れた自動巻きクロノグラフムーブメントキャリバー4131 を搭載、72時間のロングパワーリザーブ、100m防水、高精度クロノメーターとなっております。

国内定価は2,176,900円、白文字盤の2次流通は約500万円。

ケースの厚みは約12mm、重さはフルブレスレットで144グラム。ベゼルはセラミック製。

 

オメガのスピードマスタープロフェッショナル 310.30.42.50.04.001は42mmのスティール製ケースに、手巻きのコーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー3861を搭載、15,000ガウスの耐磁性、50時間のパワーリザーブ、50m防水、サファイアクリスタル風防シースルーバック。

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国内定価は1,254,000円。

ケースの厚みは13.2mm、重さはフルブレスレットで140グラム。ベゼルはアルミニウム製。

 

チューダーのブラックベイクロノ79360Nは41mmのスティール製ケースに、自動巻きのマニュファクチュール キャリバー MT5813を搭載、パワーリザーブ約70時間、200m防水、サファイアクリスタル風防。

国内定価は777,700円。

ケースの厚みは14.4 mm、重さはフルブレスレットで184グラム。ベゼルはアルミニウム製。

デイトナをベースにすると、手巻きというマイナス点(普通の人は自動巻きが好き)はあるものの、装着感や歴史はまったく劣っていないスピードマスタープロフェッショナルに分があります。

チューダーブラックベイクロノは歴史が新しいのもそうですが、デイトナを意識した「下位」互換機のようで、装着感は重く分厚いので悪く、なぜ2カウンター?デイト表示不要など、個人的にマイナス点が目立ちます。

ブラックベイなので針はスクエア型なのは仕方ありませんが、インデックスはドットじゃなくバーにしてよ・・・

スピードマスタープロフェッショナルもブラックベイクロノもベゼルディスクはアルミニウム製なので、ブラックベイクロノがスピードマスタープロフェッショナルを上回るならセラミック製ベゼルとマスタークロノメーター化は必要でしょう。

価格据え置きからアンダー100万円であれば可能性があります。

しかし何より着け心地の悪さが気になるところ。

相手がスピードマスターレーシングなどの自動巻きモデルだとセラミック製ベゼルやマスタークロノメーター以外では負けてない気もします。

どちらも重く分厚いですしね。

ただ、チューダーには秘策がありますね。

ブラックベイ以外にもクロノグラフ展開はあるのです。

水面下で製品化を推し進めているであろう「チューダー プリンス クロノグラフ ワン 42mm」。

オンリーウォッチオークションでのお披露目は叶いませんでしたが、ブラックベイクロノを凌ぐ人気クロノグラフになれる可能性を秘めています。

プレミアム化しているチュードル時代のクロノタイムをオマージュした縦目クロノグラフですので、話題性は抜群。

ただね・・・今の時代「ビッグブロック」と呼ばれる分厚いケースが好まれるかは不明。

そして本家より真ん中に寄っちゃってるインダイヤルも少し気になるところ。

バルジュー7750でしか得られない栄養があるんですよ、時計オタクには。

 

まとめ

いかがでしょうか?

「【ポスト・デイトナ】オメガ スピードマスター VS チューダー ブラックベイ・クロノ」でした。

現時点での勝者はオメガのスピードマスタープロフェッショナルで間違いないでしょう。

皆さんのご意見は違ったかも知れませんが、私が友人にオススメするのも間違いなくスピマスです。

やはり「つまらない」と感じる人はいるかも知れませんが、そんな方には白文字盤をお勧めしますし、スピードマスターには夢も希望もロマンもあります。軽くタフで装着感も良く本当に良いんです。

プラ風防も良いですよ~。3950-50くらい古くても格好良いので選び放題!

3570-50の後期ならブラックベイクロノの中古と同じくらいの相場だと思います。

チューダーブラックベイクロノがポスト・デイトナとして返り咲く(一時はスピードマスターより2次流通価格は高かったのです)には、マスタークロノメーター化、セラミックベゼル化は必須です。

できれば薄く軽くできたら良いですね。

腕時計なのでいくら見た目が良くても、着けていて気になっちゃうのはNGなんです。

文字盤や針のデザインも変えて欲しい。

そしてチューダー プリンス クロノグラフ ワン 42mmがもし出てきたらワンチャンあるんじゃないでしょうか?

最後に「もし」タグホイヤーが本気を出したらポスト・デイトナになり得るのではないかと思っております。

それではまた!

 

 

ロレックス デイトナの代わりになるモデルは何だろう「ポスト・デイトナは誰?」

#ZENMAIのココ東京

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