
2024年10月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603
Follow Rolex 126600 & 126603 Sea-Dweller’s price.
人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はロレックス シードゥエラー生誕50周年の2017年に新キャリバー3235を搭載し43mmへと切り替わったシードゥエラー Ref.126600と、2019年 初のゴールドを採用したシードゥエラー ロレゾールモデル Ref.126603 を見ていきます。
前回のチェックは2024年7月上旬なので約3ヶ月ぶり。
為替がかなり円高に動いて、恒例になった9月の価格改定はありませんでした。
購入しようと思ってた方には嬉しいニュースですね。
現在の価格はスティールケース126600が1,911,800円、ロレゾール126603が 2,710,400円です。
ゴールド(金)相場も上がり下がりがありますが、かなり高めなので(現在24Kは1グラムで13,000円の価値があります)金仕様モデルが高いのは仕方ありません。9月のステイはラッキーだと思いましょう。
さて、それでは前回の相場をおさらいしておきます。
どちらも国内定価の+20~30万円くらいがセカンドマーケットの相場となっておりました。
凄い人気モデルと言うわけではありませんが、やっぱりスポーツモデルなので定価で買うのは難しいですね。
ただこのくらいだと、中古品の定価割れはチラチラ出てきそう。
シードゥエラーは旧モデルまでの40mmから43mmへと大きくなり、サイクロップレンズも搭載したことでディープシーともサブマリーナーともまた違うデザインのプロフェッショナルダイバー ウォッチが出来上がりましたが、好みは分かれます。
厚み16mm 重さ約200グラムと流石に大型モデルですが、ラグ幅などデザインバランスが良くなり着けてしまえば、そこまでデカ過ぎるようには見えないでしょう。着けてみると意外にスッキリ。
ムーブメントは3135の後継機になり、ロングパワーリザーブのキャリバー3235を搭載した最新スペック。
防水性が桁違いの1,220m/4,000フィート・・・人間の潜れる世界じゃありませんので完全にロマンを追うオーバースペックモデルです。
コンビ(ロレゾール)はサブマリーナーのコンビ(黒サブ)とパッと見似ていますが、ベゼルのデザインと2mm大きいサイズ感で判断可能です。
さて、それでは現在の相場をチェックしていきます。
前回は為替が1ドル150円台後半から160円台までありましたが、150円以下となった現在で影響はあるのかないのか?
126600 シードゥエラー43mm
まず1本目は「赤シード」こと126600です。
現在の国内定価はもうすぐ200万円に届きそうな1,911,800円。
スペックは43mmのラージケース、サイクロップレンズが初設置、ヘリウムガスエスケープバルブ搭載、1220m防水。新世代ムーブメント キャリバー3235は70時間ものロングパワーリザーブを誇ります。
細腕の方には少し大きめですが、シルエットは意外にもシュッとしています。
43mmへのサイズアップ、サイクロップレンズと前作から変更点ありますが、サブマリーナーに比べるとやはりマイナーなイメージは拭えません。ヨットマスターIIよりは認知度高そうですが、それでもあまりSNSで見かけませんね。流通量が少ないのでしょう。
価格ドットコムから並行品の最安掲載価格が221万円。
7月が226万円でしたので、あまり変化はないようです。
グラフを見るとこんな感じ。
ここ2年でずいぶん上下してますが結果として上がってきています。
新品未使用品は中野ブロードウェイのかめ吉さん。
トケマーには3年使用した中古品が182円と、現在の国内定価以下で販売されています。
なんかお買い得な気がしますね。
126603 ロレゾール シードゥエラー43mm
続いて初のロレゾール・シードゥエラーとなった126603です。
コンビ(SS/YG)になったので、正直サブマリーナーとのターゲットの違いが本当にわからりませんが、ラグジュアリー化を推し進めているのかも知れません。
現在の国内定価は6月の価格改定で2,710,400円となりました。
現在の新品(正規店購入未使用)最安掲載価格は275万円。
3ヶ月前は295万円でしたので、コンビネーションモデルは少し下がっています。
グラフを見ると前回のチェック時がピークで徐々に下がってきているんですね。
昨年末くらいの相場にまで行くのかな?
国内定価2,710,400円を下回るまで、あとちょっと。
最安新品掲載店はセブンアワーズさん。
6月印の未使用でした。
中古品はグリントさん。定価を40万円も下回ります。
なかなか定価自体が下がることはありませんので、230万円でゲットできればお買い得なんじゃないでしょうか?
因みに2020年9月印だそうです。2024年9月メンテナンス済みとのことなので、内容がオーバーホールなら5年ほどはそのまま使えます。
まとめ
いかがでしょうか?
「2024年10月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603」でした。
一時期のロレックス転売ブームが終わったのか、6月の価格改定の影響が大きいのか、スポーツモデルのコンビネーションはじわじわと定価割れが出始めるのではないでしょうか?
コンビネーションモデル好きには、かなり追い風となっています。
金パーツのダメージは注意が必要ですが、ロレックスは100年近く使えますので、5年落ちくらいの中古なら全然OK.
オーバーホール済みの格安個体に出会ったら即ゲットしましょう。
使いやすさならサブマリーナーデイトのコンビネーション、インパクトとお買い得さならシードゥエラーのコンビネーション。
皆さんはどちらを選びますか?
それではまた!
#ZENMAIのココ東京