
スウォッチグループ 2024年上半期の売上高は14.3%減と発表
SwatchGroup HALF-YEAR REPORT 2024
今回はスウォッチグループの半期決算報告の記事が上がっていましたのでご紹介。
やはり中国・香港マカオおよび東南アジアのマーケットではかなり大きなダメージがあるようですね。この地域はスウォッチグループが強かったみたい。スウォッチだけ10%伸びてますが基本的にはマイナス。
スウォッチなどの安価な商品はまだまだ元気なようなので、準備していたコスト削減プログラム(内容は不明)も軌道に乗り後半戦は回復するだろうと言う見込み。
パリオリンピックでオメガが目立つしね。
グループ全体でみるとアメリカと日本は好調のようですが、ヨーロッパも戦争もありなかなか安心はできない様子。
ムーンスウォッチは新色3つとスヌーピー2色が絶好調だそうです。
スウォッチグループ 2024年半期レポート
15 JULY 2024
臨時発表
純売上高は34億4,500万スイスフランで、現在の為替レートでは前年比14.3%減(一定レートでは10.7%減)。為替によるマイナス影響は1億4,500万スイスフラン。
営業利益は2億400万スイスフラン(前年度:6億8600万スイスフラン)。
営業利益率は5.9%(前年度:17.1%)。
純利益は1億4,700万スイスフラン(前年:4億9,800万スイスフラン)。
純利益率は4.3%(前年:12.4%)。
純流動性1)は14億3,400万スイスフラン(2023年12月:19億8,800万スイスフラン)。
自己資本122億スイスフラン(2023年12月:123億スイスフラン)。
自己資本比率85.8%(2023年12月:86.1%)。
売上の減少は、中国(香港特別行政区およびマカオ特別行政区を含む)における高級品の需要の急激な落ち込みによって引き起こされました。スウォッチブランドのみがこのマイナス傾向に逆らって、中国での売上を10%増加させました。
中国以外(香港特別行政区およびマカオ特別行政区を含む)での現地通貨ベースの売上高は、2023 年の記録的な水準に達しました。総売上高は、為替レートを一定にした場合、2022 年上半期比 5.6% 増加しました。
時計・宝飾品部門(生産部門を除く)の営業利益率は11.0%。
すべての生産能力を意図的に維持し、人員削減を断念したため、短期的には生産部門の営業成績は大幅に悪化しました。
6月には、グループの営業利益率はすでに再び15%以上に上昇しており、これは2024年下半期に向けて明るい兆候です。
2024年後半の見通し
当グループは、年末まで中国市場(香港特別行政区およびマカオ特別行政区を含む)が高級品業界全体にとって厳しい状況が続くと予想しています。しかし、中国の潜在力は健在です。現在の状況は、当グループの低価格帯ブランドにとって、さらなる成長と市場シェア拡大の絶好の機会となっています。
2024 年後半には、グループ独自の小売ネットワークへの投資により、日本と米国でさらなる大幅な成長が見込まれます。多くのヨーロッパ諸国での見通しは有望です。オメガ ブランドは、パリ オリンピックの公式タイムキーパーとして、世界的なメディアでの存在感の恩恵を受けるでしょう。
年初に導入したコスト削減プログラムは成果を上げ始めています。特に生産部門の業績に対するプラスの影響は、今年後半に完全に感じられるでしょう。
当グループは、今年後半には状況が大幅に改善すると予想しています。
1) 現金および現金同等物、金融資産、有価証券、デリバティブ金融商品から現在の金融負債およびデリバティブ金融負債を差し引いたもの
まとめ
いかがでしょうか?
「スウォッチグループ 2024年上半期の売上高は14.3%減と発表」でした。
Breguet Harry Winston Blancpain Glashütte Original Jaquet Droz Omega Swatch Longines Rado Hamilton Tissot Mido Flik Flak Balmain Certina Union Glashütte Léon Hatot(レオンアト)と、錚々たるブランドが並ぶ最大級のコングロマリットですが、上から下までありますので良いとき悪いときをお互いに補完しあっています。
現在はチープなオメガスウォッチが好調ですね。高級ラインで安定した人気のブランドが確立すると更に強くなりますがブレゲ・ブランパンじゃまだ役不足かな・・・
今年はオメガの爆発に期待しましょう。
それではまた!
#ZENMAIのココ東京