2024年7月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603
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人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はシードゥエラー生誕50周年の2017年に新キャリバー3235を搭載し43mmへと切り替わったシードゥエラー Ref.126600と、2019年 初のゴールドを採用したシードゥエラー ロレゾールモデル Ref.126603 を見ていきます。
前回のチェックは2024年3月なので4ヶ月ぶり。その間、2024年6月にまた価格改定(ゴールド素材を含むモデル)があり126603の方は定価が上がりました。
スティールケース126600は1,911,800円のままで、ロレゾール126603が 2,621,300円から2,710,400円となりました。ゴールド(金)相場が上がっているため(現在24Kは1グラムで13,000円の価値があります)仕方ありません。
さて、それでは前回の相場をおさらいしておきます。
前回はスティールモデルが定価と比べあまり差額が無くなってきていましたね。コンビネーションモデルは新作発表前に順調に上がっていました。
シードゥエラーは旧モデルまでの40mmから43mmへと大きくなり、サイクロップレンズも搭載したことでディープシーともサブマリーナーともまた違うデザインのプロフェッショナルダイバーウォッチが出来上がりましたが、好みは分かれます。
厚み16mm 重さ約200グラムと流石に大型モデルですが、ラグ幅などデザインバランスが良くなり着けてしまえば、そこまでデカ過ぎるようには見えないでしょう。着けてみると意外にスッキリ。
ムーブメントは3135の後継機になり、ロングパワーリザーブのキャリバー3235を搭載した最新スペック。1,220m/4,000フィート防水って人間の潜れる世界じゃありません・・・
コンビ(ロレゾール)はサブマリーナーのコンビ(黒サブ)とパッと見似ていますが、ベゼルのデザインと2mm大きいサイズ感で判断可能です。
それでは現在の相場をチェックしていきます。
126600 シードゥエラー43mm
まず1本目は「赤シード」こと126600です。
現在の国内定価はもうすぐ200万円に届きそうな1,911,800円。
スペックは43mmのラージケース、サイクロップレンズが初設置、ヘリウムガスエスケープバルブ搭載、1220m防水。新世代ムーブメント キャリバー3235は70時間ものロングパワーリザーブを誇ります。
細腕の方には少し大きめですが、シルエットは意外にもシュッとしています。
43mmへのサイズアップ、サイクロップレンズと前作から変更点ありますが、サブマリーナーに比べるとやはりマイナーなイメージは拭えません。ヨットマスターIIよりは認知度高そうですが、それでもあまりSNSで見かけませんね。流通量が少ないのでしょう。
価格ドットコムから並行品の最安掲載価格が227万円。
3月が212万円でしたので、また少し相場が上がっています。
グラフを見ると・・・何でしょう?ここ数日で急激に上がっていますが、それまでは比較的動きのない相場でしたね。どうなんでしょう?相場が上がったというよりは掲載しているモデル次第な感じで、はっきりとは確認できませんね。
中野ブロードウェイのれんずさんを覗いてみますと、24年3月の未使用が225万円となっていますので、やはり少し相場は上がっていますね。因みに基準はわかりませんが完全新品が232万円です。
旧タイプの保証書の中古であれば、現在の定価以下で購入可能です。
126603 ロレゾール シードゥエラー43mm
続いて初のロレゾール・シードゥエラーとなった126603です。
コンビ(SS/YG)になったので、正直サブマリーナーとのターゲットの違いが本当にわからりませんが、ラグジュアリー化を推し進めているのかも知れません。
現在の国内定価は6月の価格改定で2,710,400円となりました。
現在の新品(正規店購入未使用)最安掲載価格は295万円。
4ヶ月前は約300万円でしたので、誤差の範囲ですが少し下がっています。
グラフを見てみると前回見たときはドーンと上がっており、その後ガクガク下がり始め、また最近上がってきたところですね。
何に連動しているのかわかりませんが、もっと長い目で見れば少しずつ上がっていくのでしょう。
旧タイプの保証書(2019.06印)の中古が253万円。国内定価より20万円ちかくお安いです。
トケマーでは新タイプの保証書(2022年)も250万円で掲載されていました。
完全新品じゃなきゃ定価以下で購入チャンスがあります。
まとめ
いかがでしょうか?
「2024年7月 ロレックス人気モデルの相場を追う!シードゥエラー43mm 126600 / 126603」でした。
4ヶ月で振り返ると浮き沈みがけっこう激しく結果的に前回と似た相場になっていますが、1か月前とかだと「けっこう下がっていますね~」と言った報告になりそうでした。
同じコンビネーションモデルの126610LBなどは相場はなだらかな右肩上がりで全然動きが異なります。また、126600より40万円も定価の安いスティールの126610LNはセカンドマーケットの相場が逆転中。
シードゥエラーはプロフェッショナルダイバーなので着けたい方も限られてきます。逆にオーバースペックさに惚れる方もいらっしゃるのかも(サブマリーナーじゃなく敢えてシードゥエラー)知れません。
次回の相場チェックでどうなっているのか・・・
それではまた!
#ZENMAIのココ東京