【生産終了】2023年4月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!ミルガウス 116400GV ディスコンモデル

MILGAUSS
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人気モデルの相場を追うシリーズから、今回は遂に生産終了となってしまったミルガウス 116400GV をチェックします。

前回のチェックは1ヶ月くらい前、Watches & Wonders 2023で「モデルチェンジ」があるだろうと事前に相場を確認していました。

こちらが3月13日時点の相場です。

グラフの動きからも、あまりミルガウスの「モデルチェンジ」には興味が無かったロレックスファンの皆さんの様子がわかります。

2022年に切り替わるかな?の雰囲気で高騰しましたが、あっさりとすかされ、更にはここ最近デザインが大きく変わらないモデルチェンジが増えていることから、どうせミルガウスもムーブメントが代わり「12****系(126400GV)」となって、ブラックとZブルーの2色展開にグリーンガラスも継続でしょ?的な、そんな感じでマーケットは全然反応しませんでした・・・

が、遂にディスコンになってしまったミルガウス。

そこまで大きな話題にはなりませんでしたが・・・さて、新作発表から3週間ちょっと経過した現在、ディスコンになったミルガウスの相場は動いたのか?

それでは見ていきましょう!

ミルガウス 116400GV ブラック

まずは、2007年から18年ほど続いた116400GV ロングセラーモデル 超耐磁機ミルガウス グリーンガラス ブラック文字盤 から。

1/1の価格改定で1,109,900円に上がりましたが、この価格で買えた方はそこまで多くなかったかな。

ミルガウスと言えば以前は超々プレミアムモデルだったのを覚えているでしょうか?ちょっと前の記事を引用します。

「限定モデル?」と世界的に釣られた熱狂したグリーンカラーのサファイアクリスタルが特徴の116400GV。

1019の生産終了からミルガウスシリーズは途絶えておりましたが、現代社会の磁気帯び故障への回答としてオイスタークォーツの新作ではなくミルガウス第3世代誕生と言う形でリリースされたのはもう10年前。

リーマンショック前で物凄く時計が高くなっていた時期でもあります。

「デカ厚ブーム」から時計の巨大化が進んでいたり、よりファッション性が高まり派手なダイヤルの時計がチヤホヤされたりと今思い返すとヘンテコな時代でした。

またiPhoneがリリースされた記念すべき年であり、携帯電話の普及が進み以前と比べ電化製品と腕時計との接触機会が増えてきています。

何十年も前には「技師」や「パイロット」と言った特殊な仕事に就く方向けのプロツールとして各社「耐磁性能」を腕時計に落とし込んでいましたが、今では普段の生活でも強力な磁気にさらされることが多くなっています。

事務仕事でのパソコン、女性のバッグのマグネット、エレベーターの内側に貼っているマグネット式のカーペット風な壁紙など、意識していない強力な磁気が身の周りにはあるのです。

気付くと数分単位で時間がずれていたりしませんか?

ポッコリしたケースバック。

中には磁気シールドがセットされています。

この116400GV。

誰が言ったか知らないけれど・・・「限定なんじゃない?」と言う根も葉もない噂。

ロレックス自体が流したのではないか?(笑)なんて穿った目で見ちゃうくらい、生産数も少なく出回らずグリーンガラスの取り合いと相成りました。

国内定価724,500円だったのですが、2次流通ショップでの販売価格は170万円!

とんでもないことが起きていましたね。

2007年当時、170~200万円ものプライスタグを付けたミルガウス116400GV。あの狂乱ぶりはなんだったんでしょう。

という事で、価格コムから現在の最安掲載価格は180万円。

先月が142.8万円でしたので、かなり上がりました!

時代が追いついた!2007年と同じくらいになったじゃない。相場が下がり悔しい思いをされた方がもしまだ使用されてたら、ガッツポーズですね!

発表後に2割以上プレ値が加わったので、3月に未使用で買ってた方はディスコンマジック成立ですね!

おめでとうございます?

私は昨年エアキング 116900で失敗しましたw

そう言えば、そんな事を以前記事にしたのですが、コメントの少ないこのブログに読者の方からメッセージコメントを頂けたんです。

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クソ記事thank you より:
クソ記事やな、お前みたいなやつは時計使う資格ないよ

クソ記事thank youさんから叱咤激励。コメント頂けるなんて、ありがとうございます。

グラフを見ますと一目瞭然、新作発表&ホームページ更新でミルガウスが無くなったことが知らされると、ガツンと相場が跳ね上がりました。

ただ、2年のスパンで見ますと昨年の高騰期の方が高値は上。

もう少ししたら追いつくかしら?

今後もこの22年2月の価格が天井になるのかも知れませんねぇ・・・

最安新品未使用品は宝石広場さんに掲載されています。

楽天市場から中古品をチェック。

保証書付き最安値は東京ぶらんどさんの129.8万円。2020年の旧タイプカードです。

定価付近ですし、もしこのデザインが好きだった方は今のうちに買っておいても良いのかも知れません。

 

ミルガウス 116400GV Zブルー

続いて、ミルガウスの人気カラー Zブルー文字盤。

2014年の追加ラインナップされた美しい文字盤です。まさかZブルーが無くなってしまうとは・・・

価格ドットコムの最安掲載価格は約208万円になっています。

3月は166万円くらいでしたので、こちらも当然「ディスコンマジック」炸裂です。

40万円もプレミアム価格が上乗せになるとは、凄いですね。

ミルガウスが200万円オーバーか~。

ブラックと同様にド~ンと坂を上がっています!

しかしZブルーでも昨年2月の高騰期を超えることはできませんでした。

まぁ今後に期待しましょう。

宝石広場さんに新品未使用品の掲載があります。208万円。

中古品をチェックします。

保証書付き最安値は、ウォッチニアンが2015年の個体(白ギャラ)で約165万円で掲載。

同じウォッチニアンさんが3月に掲載していた2014年の保証書(ミドリ)付き個体が142万円、

そしてトケマーでは3月に2023年の中古品が同じ約165万円でしたので、中古も相場を上げているのがわかります。

 

まとめ

いかがでしょうか?

「【生産終了】2023年4月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!ミルガウス 116400GV ディスコンモデル」でした。

いや、まさかまさかの生産終了ですよ、ディスコンティニュード。

ミルガウスシリーズが無くなってしまうとは・・・

耐磁性能を謳うミルガウスが消えた年に、IWCからは耐磁モデルのインヂュニアを復刻し、チューダーは15,000ガウス以上耐えられるマスタークロノメーターを取得した新作ブラックベイを発表しました。

今後耐磁性は、オメガに「数字」で対抗するのはチューダー、ロレックスは「常磁性合金」ブルーパラクロム・ヘアスプリングと、シロキシヒゲゼンマイで技術的に対処する流れになるのでしょう。

とか、いいつつ後半戦でミルガウスがド~ンと復活するかも知れませんね。昨年のディープシーチャレンジみたいに突然ド~ンと現れるかも。

60周年のデイトナ、70周年のエクスプローラーは新作が出ましたが、まだ70周年のサブマリーナーが静かなので、後半戦の新作はサブマリーナーにも期待しています。

さてさて、ミルガウス116400GV達の今後の動きはどうなるでしょうか?

もう少し相場が上がるのか、それとも静かに維持していくのか・・・上がるとしても後期の新デザインのカードギャラ付きでしょう。2020年8月以降のね。

ディスコンしても、シードゥエラー4000みたいにググっと上がって維持、GMTマスターII の116710LNみたいにググっと上がって維持、やっぱりねディスコンになる前に「人気があったのか?無かったのか?」ここが重要な気もします。

それではまた!

 

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コメント

  1. 良い記事サンキューおやじ より:

    コメントが少ないとのことだが、内容が個人ブログレベルを超えており時計雑誌を読むような感覚になることからコメントが少ないのだろうと思う。あとメールアドレスが必須だからか?
    オサーンのブログなんかもそんな感じ。たぶん読者は多いのだろう。
    ここはロレックス、オメガだけでなくその他のメーカーも取り上げてくれるのが嬉しい。これからも見るよ。

    • ZENMAI より:

      良い記事サンキューおやじさん>コメントありがとうございます。メールアドレスですよね、そうなんです。ただ無いとスパムだらけになっちゃうそうなので、こんな設定にした記憶があります。4000件近い記事投稿に対してコメントは良い記事サンキューおやじさんのコメント含めて353件・・・。頑張ります!

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