いよいよ始まるロレックスの認定中古時計販売!気になる販売方法や価格は?
Rolex Certified Pre-Owned
いよいよ噂されていたロレックス公式の認定中古販売が日本国内もスタートするようです!(おそらく2023年の春以降)
先日「噂」があったので記事にしていますが、こんなに早く実現されるとは思いませんでした。
ホームページに【ロレックス認定中古時計】のページが表示されましたので、ちょっと覗いてみましょう。
真正性を保証
Rolex Certified Pre-Owned(ロレックス認定中古時計)プログラムは、「Rolex Certified Pre-Owned」という特別なプレートを掲げた正規品販売店にて再販される時点で、中古のロレックス ウォッチの真正性を保証するものです。お買い求めいただいた時計が、すべてのロレックス製品に適用される品質基準を満たしていること、そしてロレックスのワールドワイドネットワークのノウハウとプロフェッショナリズムを反映した時計であることを保証します。
卓越性のシンボル
時計についているRolex Certified Pre-Ownedのタグは、ロレックス認定中古時計であることを示します。この特別な称号は、ご購入時における時計の真正性と時計が正常に作動することを証明するもので、2年間の国際保証が適用されます。
ロレックスの2年間の国際保証
販売時にお渡しするRolex Certified Pre-Ownedの国際保証カードは、ご購入時における時計の真正性を正式に認めるものです。また、保証マニュアルに従い、ご購入日より2年間、時計が正常に作動することを保証します。
ロレックス認定中古時計を購入する
ロレックス認定中古時計は、専用のポーチに入れられます。時計には、ロレックス認定中古時計のタグ、2年間の国際保証カード、アフターサービスに関する小冊子、保証マニュアルがついています。
こんな感じです。
気になる「販売店」「販売方法」「販売価格」「買取店」「買取方法」「買取価格」については記載がありません。
もう1つは「取り扱いモデル」。
現行品もやるのか?
ヴィンテージもやるのか?
気になる事だらけです。
「目的」はコピー品の流通抑止、ブランド価値維持または向上ですね。
セカンドマーケット価格が安定的に高ければ、新品も順調に販売できます。「損しないなら買う」って方達への訴求効果が抜群。
ホームページで「中古」と検索しても出てこないですし、おそらく公式オンラインの販売は無いでしょう。
2年の保証が付くと言うことで、他のメーカー同様にオーバーホール後に販売されると思います。
そして凄い気になる画像がありますよね?
見たことない「Certified Pre-Owned」の文字があるクリーム色のタグ、同じくカードケースと保証カード。
いや~これだけでも、ちょっと欲しいですね。
と、言うことでわからない事だらけなので、「先に始めた」スイスのショップ「ブヘラ」も覗いてみましょう。
Rolex Certified Pre-Owned Retailer – Bucherer
Buchererの認定中古保証
認定中古保証
認定中古(「CPO」)時計の販売により、Buchererは2年間の別の保証として時計の完璧な機能を保証します。お客様には、時計を受け取る際に、この効果の保証書が贈られます。
この保証は、購入時に開示されたCPOウォッチの年齢の兆候、または以下に起因する欠陥または損傷には適用されません。
製品の不適切または不適切な使用(打撃、衝撃または破壊など)、不正な改ざん、製造元が推奨するサービス(特に耐水性チェック)の省略、欠陥または過失処理、またはBuchererが推奨するコンポーネント以外のコンポーネントの使用。
紛失、盗難または火災。
お客様または第三者による意図的な損傷、誤った操作、過失または事故、および/または時計の不適切な修理または改造。
販売時に時計の耐水性を保証できなくなった場合、お客様にはこれに明示的に通知されます。その場合、耐水性は保証から除外されます。一般的に、耐水性は、内蔵のシーリング要素の機能が時間の経過とともに毎日の使用で劣化する可能性があるため、Bucherererが保証を発行できる恒久的な特徴ではありません。Buchererは、お客様が製造元の推奨事項に沿って耐水性チェックを実施することを強くお勧めします。
お客様は、保証の対象となる欠陥に対して修理を行うのに十分な時間をBuchererに許可するものとします。Buchererは、保証の対象となる欠陥の修正の種類と方法を決定することができますが、いずれの場合も、Buchererは損傷や欠陥を無料で修正する権利を有します。
最初にテスト店舗に選ばれたのは老舗のブヘラです。
新品販売3年後の商品のみ取り扱い(転売を防ぐ目的)だそうですよ。
まずはブヘラのスイス、オーストリア、ドイツ、フランス、デンマーク、イギリスのショップで開始。
サイトでは在庫確認ができますのでチェックしてみましょうね。
おっ、GMT MASTER II 116710BLNR バットマンもありますね。
クリックしてみます。
販売価格は21,000スイスフラン。
付属品は認定中古セットでオリジナルのモノは無くなるようです。替わりに認定中古のポーチ、ベージュのカードケース、タグが付くみたい。
さて、価格は安いのか高いのか・・・?
21,000 スイス・フランは約3,031,570円。
国内のセカンドマーケットよりは割高です。
CHRONO24でスイスからの出品をチェックしてみます・・・。
21,000スイスフランだと未使用品が買えますよ。
認定中古としての価値ですね、ポイントは。
そしてオンライン販売は無しで、販売店の在庫の有無だけがわかる仕組みです(取り置きとかの機能は無し)。
モデルで価格が固定されているんですね。
珍しいモデルもあります。
でもコレ等は、どうやって「仕入れ」ているのかな?
デイトナなんかもありますし、レディースもあります。結構な数がありました。
あと、このタイミングでは現行品の在庫はありませんでした。
ヴィンテージ(4桁)も同様です。
ちょい古な「11番台」が多め。
状態は360度回転させて確認できます。
それなりにコストが掛かってますね。
在庫なし
在庫あり。
在庫のあり・なし、どこの店舗にあるのかなども、こんな感じで確認できます。
便利。
ブヘラ系列アメリカのトルノーのサービス「トルノー(tourneau)のCertified Pre-Owned」。
こちらはロレックス以外の中古品も扱いがあり、もちろんプレミアム価格のモノは相場で販売されており、付属品などは元来のモノです。
トルノーが今回スタートに参加しなかったのは、この辺の在庫の問題でしょうか。
日本ではどこの代理店が参加するのか気になりますよね。販売ブースが必要ですし、デパートの中ってどうなんだ?って思いますから、レキシア銀座(ホッタ)などが良さそうです。
まとめ
いかがでしょうか?
「いよいよ始まるロレックスの認定中古時計販売!気になる販売方法や価格は?」でした。
販売方法・販売店は一部の正規代理店のみです。
そして販売から3年経過したモデルが対象です。
タイミングが合えば、現行品やヴィンテージも並ぶのかも知れません。
過去の箱や保証書などは付属しないみたいですね。
買取方法や価格は分かりませんでしたので、もう少し調査します。
1番気になる価格はセカンドマーケットより高め・・・
販売価格が高くてSNSでは不評のようですが、時計専門誌などでは期待感と好感触な記事を見かけます。
大きな波ができるには信頼感と価格の折り合いですね。
ちょっとしか販売値が変わらないなら、誰だって認定中古の方が良いでしょう。
公式の保証が付きますからね。
ただ安く売るには安く買う必要があり、買取が安ければ認定中古は増えません。
今後どう成長していくのか非常に気になるニュースでした。
セカンドマーケットショップが日本ロレックスにオーバーホールされたものを販売するのと然程違いがありません(保証とか)。
ただ新品を販売するための「下取り」が可能になれば、顧客関係をずっと続けられるループができますね。
例えば規制モデルであっても3年後なら問題ないので、そこで購入した116610を下取りして126710を優先販売するとかのズブズブの関係が継続的に行われます。
これを良しとするか、ズルと思うかは・・・人それぞれ。
更に詳細がわかりましたら追記していきます!
それではまた!
#ZENMAIのココ東京