【2022年5月28日開催】イネイチェン オークション “Royal 50” Ineichen Zurich 50種類のロイヤルオーク
Ineichen Zurich – Auctioneers Auctions “Royal 50”
海外オークションネタです。
スイス チューリッヒのオークション ハウス「イネイチェン チューリッヒ」が5月28日(14:30 CET)に開催するオークション「Royal 50」です。(発音聞くとイネイシェンって感じですけど正解は何?)
5月28日開催のオークションは、ロイヤルオーク50周年に合わせ、50種類のユニークなロイヤルオークが競売されます。
ラインナップはまぁまぁ・・・って感じですかね。見たことないのもあります。
で、ここのイネイチェン チューリッヒ オークションは、この5月から「特別なこと」があるようです。以下をご確認ください。
We have cancelled the buyer’s premium, you pay only the Hammer price now!
Created by Gerald Genta in 1972, the Audemars Piguet Royal Oak became one of the most celebrated designs in the history of watchmaking.
In the past 50 years, the Gerald Genta’s creation has been through hundreds of iterations, but the iconic Genta-look, including the octagonal bezel with eight visible hexagonal screws and brand’s signature Tapisserie pattern on the dial have remained unchanged.
In 2022 the Audemars Piguet’s best-known and most collectible watch turns 50. To mark such a milestone for the Genta masterpiece, Ineichen Auctioneers will offer 50 unique Royal Oak timepieces at our thematic auction devoted to the model’s 50th anniversary.
The sale will please collectors in search for unique designs, timeless craftsmanship and rich heritage.
Auction “Royal 50”
14:30 CET, 28 MAY 2022
Saal Metropol Zürich Stadthausquai 11-13, CH-8001 Zürich
⚠️ NO BUYER’S PREMIUM FOR ALL LOTS ⚠️
そうなんですね。
バイヤーズプレミアム(購入者の手数料)が不要になるらしいのです。これによりハンマープライス(落札価格)を上げることが可能・・・なのかな?(通常20%ほどバイヤーズプレミアムが加算されます)
目的は何でしょうね?
海外オークションに参加する方は皆資産家な気がして、バイヤーズプレミアムを支払うことに意義を感じている方も多いような気がします。それでサービスが良ければ良しみたいなところないかしら?
バイヤーズプレミアムが無いオークションは聞いたことが無かったので、けっこう珍しいんじゃないでしょうか(ヤフオクとかは無いけど、そう言う事ではありません)。今後増えていくのかも知れません。
では、掲載商品を見てみましょう。
当たり前ですが全て八角形ですね。
初代ロイヤルオーク”ジャンボ” 5402STからスタートです。
Aシリアルは希少なんですね。
日本円800万円からスタート。
→ハンマープライスは15,333,350円でした。
同じくBシリアル、トロピカル文字盤。
ただの「劣化」と取る方も多いでしょう。トロピカルって便利なワードだなぁ。
800万円スタート。
どちらも保証書無し。
→ハンマープライスは10,666,700円でした。
こちらも型番は同じ 5402STですが、文字盤のデザインが変わります。
好みですが旧タイプの方が希少度は高そう。
Dシリアル、状態良さそうですね、アーカイブ付き。
666万円スタートです(CHF50,000)。
→ハンマープライスは 8,000,050円でした。
こちらは初代ロイヤルオーク・クロノグラフ 25860STです。
初代と言っても1998年からなので比較的新しいコレクション。
2004年製の個体で保証書付き、当時は100万円ちょっと販売されていましたが、400万円スタートです。
ロイヤルオークなら何でも人気なんですね。
→ハンマープライスは 5,866,700円でした。
こちらは珍しいロイヤルオーク40周年でリリースされたプラチナケース オープンワーク 15203PT.OO.1240PT.01。
ロイヤル オーク1972年-2012年にスケルトンバージョンキャリバー2121(Cal. 5122)を搭載、コンテンポラリーな装飾とガルバニックチャコールグレーペイント。プラチナ。40本限定生産。
当時は1000万円くらいの定価だったかと思いますが、3300万円スタートです。
→ハンマープライスは 56,000,050円でした。
同じく40周年、ピンクゴールド製 15204OR.00.1240OR.01。
こちらは2000万円スタート。
→ハンマープライスは 32,000,050円でした。
こちらは2018年モデル、ベゼルがプラチナ、ケースはチタンの250本限定 15202IP.OO.1240IP.01。
お値段は400万円ほどでしたが、なんと2000万円スタート。
滑らかなサテン仕上げチタン製のケースとブレスレットに、繊細なポリッシュ仕上げプラチナ製のベゼルとリンクを組み合わせた希少で高貴なスタイル。そこに漂うピュアな気品。このアイコニックなロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シンは、「プチ・タペストリー」模様のスモークブルーダイヤルを備えています。
とんでもないな。
→ハンマープライスは 28,000,050円でした。
出ました、ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリ 20本限定。
チタン製で20m防水の付いた、音のなるミニッツリピーターですよ、なんと4600万円スタート。
たぶん定価は3300万円。
→ハンマープライスは 65,333,350円でした。
こちらはエクストラシン以前の15202STである「ジャンボ」です。
12時位置のAPマークがポイントですね。
1000万円スタート。
→ハンマープライスは 14,666,700円でした。
こちらはトゥールビョンですねぇ。スティールケース。
ロイヤル オーク フライングトゥールビヨン 26530ST.OO.1220ST.01とはちょっと違いますね。
なんでしょう?10本の限定モデルだとか。
→ハンマープライスは 76,666,700円でした。
文字盤にオークの木?
15100ST.OO.0789ST.01だそうです。
36mmのミドルサイズ、1999年にリリースされたモデルのようですね。
Time for the Treesシリーズ?
ちょっとよくわかりませんが450本限定。
→ハンマープライスは 8,933,350円でした。
まとめ
いかがでしょうか?
こんな感じで50種類のロイヤルオークが競売されますので、気になる方はサイトを確認してハンマープライスをチェックしてください。
https://ineichen.com/auctions/special-6/#lots
サイトはスイスフライン以外にも日本円、USドル表示になります。
オークションに参加する方法はわかりませんので、参加してやるぞ!ってヤル気のある方は自力でググってください。
結果は私も気になるので、そのうち確認いたします。
それではまた!
(リンク先に結果も出ています)
【2020年12月12日開催】PHILLIPSオークション ポールニューマン氏のデイトナRef.6263はなんと5.7億円!
【2019年5月11-12日開催】PHILLIPS オークション The Geneva Watch Auction NINE “段落ちタキ200アイルトンセナ”
【2018年5月12日開催】PHILLIPS Daytona Ultimatum 特別なニックネームのデイトナ・オークション
#ZENMAIのココ東京