Which watches will be discontinued in 2022?
さて、毎年この時期になると時計ファンの話題に上がる「新作予想」。
特にロレックスは話題の中心ですね。
ここ数年は記念年だったり新ムーブだったりで、予想が比較的簡単でした。
素人の私だって2つか3つ予想すれば1つはカスるくらいの高確率。
と、いう事で今年も当てたいぜ!
とか言ってますけど、既に昨年4月には「Watches & Wonders 2022 の ロレックス新作 はコレだ!(ZENMAIの大予想)#ROLEX2022 」と言う記事で、今年の新作は予想済み。
気になる方はチェックしてみてください。
で、です。
新作が「追加ラインナップ」だった場合は「コレいいね~」で御終いなんですが、「モデルチェンジ」の場合に起きる「あぁ買っておけば良かった」と言う後悔が。
毎年「買っておけば」の繰り返しですが、人間は学ばないものである!としみじみ。
うむ。
ディスコン予想モデルは12月くらいから相場が急上昇してきて、気付いたころにはちょっと遅い。
で、遅いと「先月は幾らだったのに」と、購買意欲にブレーキがかかりがち。
なぜなら「本当にディスコン(生産終了)になるのかわからないから」なんですね。
今年2022年の場合、高確率なのは旧ムーブメント(3100系)を積んでいるミルガウスとエアキング。
どちらもお世辞にも人気モデルとは言えない「現代向け便利ウォッチ」なんですけど、例年通りに12月から急上昇中です。
このまま「アクシデント」が無ければ3月末まで右肩上がりで相場上げしていきます。
「本当にディスコン(生産終了)になるのかわからない」のにね。
と、いう事で現在のミルガウス、エアキングの相場をチェックしてみましょう。
ミルガウス 116400GV
2007年から続く超耐磁 ロングセラーモデル ミルガウス グリーンガラス ブラック文字盤 116400GVです。
今年の1月1日から価格改定により920,700円から1,014,200円に変わりました。
遂に100万円オーバー。
文字盤はマイナーチェンジがあり3種類。
・1つ目は2007年から2013年ごろまでの初期タイプ。インデックスにルミノヴァとクロマライト(3.6.9)と2種の夜光を使ったノーマル型。
・2つ目はGシリアルからランダムシリアルにかけて「OYSTER PURPETUAL」の文字が「横長」「幅広」になった「ロングレター」「ワイドレター」型(夜光は2種混合)。
・3つ目は2013年以降の、インデックスがすべてクロマライト夜光になった最新型。
「ロレックス”ディスコン”ドリーム」を狙うのであれば、新デザインの保証カード付個体を探しましょう。
では、現在の相場を価格ドットコムから。
並行新品ではなく国内正規未使用の掲載最安価格ですね。
既に170万円!
ミルガウスが2007年に登場した時は「グリーンガラスは希少、ワンショットの限定生産では?」なんて噂が流れあれよあれと相場を上げ約170万円ほどまで行きましたので、15年掛けて追いついた感じです。
当時買った人が報われます。
ここ3か月の動きです。
為替の関係もありますが、やはり12月からヨーイドン!で上昇しました。
こちら2年間の動き。
2年前は90万円台でしたね。
そもそもショーケースで見かけたモデルでした。
次にミルガウスでは人気カラーのZブルー文字盤。
差し色のオレンジが映えますね。
2014年に追加ラインナップされました。
ブルーが流行っていましたのでZブルーも大人気でしたが、エアキングが出たあたりから話題に上がらなくなっていきました・・・
耐磁謳ってオメガにだいぶ引き離されたしね。
ノーマルのブラック文字盤が廃盤になりホワイト文字盤も廃盤になり、グリーンガラスの黒とZブルーが残ります。
では、現在の相場を価格ドットコムから。
なんと、200万円オーバー。
溜息出ますね・・・
ブラックと同様に12月に一気に駆け上がりました。
2年前は100万円、遂に2倍になりました。
コレでね、デザイン同じでムーブメントだけ交換となったら相場どうなるんだろ?
Zブルー無くなるなんてこと無さそうだし、グリーンサファイアクリスタルもミルガウスの専売特許、オレンジのイナズマ針も同様です。
キャリバーチェンジと、耐磁性だけ上げてくるってことも充分にあり得る。
エアキング 116900
続いて、人気があまり無く、好き嫌いがハッキリしているエアキングです。
こちらも1月から711,700円だった定価が793,100円になりました。
定価80万円の腕時計かよ?と・・・思ったら負けです。
実勢価格はもっと高いのです。
価格ドットコムでは約130万円となっています。
あれ?2年前には定価付近でウロウロしてたし中古はこの半額くらいで売っていたような。
ディスコンの匂いを嗅ぎつけたモノたちが買いあさったのかミルガウスに少し遅れて年末くらいから、ようやく上がった感じです。
置いて行かれなくて良かったな。
2年間で見ると去年の新作発表時に一度ピークを迎えてましたね。
続投だとわかると、一気に相場が落ちています。
わかりやすい(人気ないからな)。
去年に倣うと、およそ160万円くらいまで3月末に向けて上がっていき、発表後にどうなるのか?です。
新ムーブ搭載で新作が出るのか、エアキング自体が続くのか?
ただ、ブラッドハウンドSSCデザインはもう使わないとか言われています(2019年からスポンサーを降りています)ので、新作はまったく新しいパイロットウォッチになる可能性が高そうです。
とはいえ、214270の夜光入りダイヤルを使わなくていけないでしょうから3・6・9は残りそうですけどね。
イエローの王冠は見納めかも知れません。
ミルガウスが2022年、エアキングが2023年にズラしてモデルチェンジする可能性も。
果たしてどうなるか。
エアキングくらい「変な」文字盤が無くなると、後からジワジワくることもありますので安いうちに行っとくのもアリです。
まとめ
いかがでしょうか?
「【ロレックス”ディスコン”ドリーム】 新作発表の壁 2022年 ロレックスの生産終了モデルはどれ?」でした。
どれ?って言ってもミルガウスとエアキングですけどね。
海外ではまことしやかに116508 グリーンとオイパペのターコイズブルーが生産終了になるとか言われています。
本当かよ。
プラチナのデイトナも毎年ディスコンでは?と言われてますが無くなりませんね。
何が本当なのかは誰もわかりません。
ただ、ディスコンモデルは、新作発表時には「そそり立つ壁」になりますよ、きっと。
「あぁ買っておけば良かった」と言う後悔がありませんように。
皆さん、今のうちです!
それではまた!
#ZENMAIのココ東京
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