2021年1月 ヴァシュロン・コンスタンタン 人気モデルの相場をチェック!オーヴァーシーズ メンズサイズ

Vacheron Constantin
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明けましておめでとうございます。

2021年がスタートしました、今年もこの拙いブログをよろしくお願いいたします。

さて、人気モデルの相場を追うシリーズから、今回はヴァシュロン・コンスタンタンの大人気看板シリーズ オーヴァーシーズのスティール3針メンズモデルです。

1996年に誕生したヴァシュロンコンスタンタンのオーバーシーズ。

222やフィディアスの流れを汲みます。

三大ブランドのラグジュアリースポーツとして定番化しましたが、ロイヤルオークやノーチラスには今一歩及ばないのは、デザイナーがジェンタ氏ではないからでしょうか?

いやいやそんなことないですね、充分人気があります。

翌年1997年に誕生したパテックフィリップのアクアノートも含めて、この4モデルは非常に人気があり現行機は予約ができたりできなかったりと、枯渇状態が続いています。

15年前なら3本買っても150万円くらいでしたのでリーマンショック後の人気の出方は異常です。

さて、オーバーシーズの相場を追う前に、皆さんオーバーシーズの現行機は何世代目かご存知でしょうか?

1996年からですので実はまだ第3世代目なんですね。

とは言え、そこに辿り着くまでに幾つかベースになったと思われるモデルがありますので、おさらいしてから相場をチェックすることにしましょう。

1977年にメゾンの創立222年を記念して発表されたモデルです。ブレスレットが組み込まれたそのモノブロック・ケースは、過酷な環境下での使用にも耐え得る、舷窓スタイルのネジ留めベゼルを特徴としていました。その個性的なキャラクターによって、この象徴的なモデルは40年以上にわたりヴァシュロン・コンスタンタンの中でも最も有名なデザインのひとつとなり、他の有名なデザインである「オーヴァーシーズ」コレクションにもヒントを与えています。<Vacheron Constantin HPより>

この222は時計ファンには有名でしょうか。

ヴァシュロンコンスタンタン(バセロンコンスタンチンって言ってましたね)創業222年記念というこじ付けの様なタイミングで、1972年誕生のロイヤルオーク、1976年誕生のノーチラスと同じルクルトのキャリバー920をベースにしたキャリバー1121を搭載しています。

Jorg Hysekデザイン、スポーティな「222」は実物を見る機会がほとんどない稀少モデルとなっています。

「222」の7年ほどの製造期間を経て次世代機「333」が登場します。

ポラリスやロイヤルオークのエッセンスを注入された「222」って感じで、80年代の混迷さを感じさせますが現在この333を着けてる紳士が何人いるか・・・、ちょいヘンテコ。

そしてフィディアス。

1990年前後に発表されたフィディアス(Phidias)は、もう少しでオーバーシーズといったデザインになっています。

ベゼルがあればもう少し格好良かったのかも知れません。

 

第1世代(1996~)

1996年、オートオルロジュリーのテクニカルでスポーティな側面にスポットライトを当てた「オーヴァーシーズ」コレクションがヴァシュロン・コンスタンタンから登場します。
さりげなくエレガントでクリーンなラインを特徴とするデサインによって、このモデルは、今の時代にふさわしい「旅」がテーマになっています。ピュアなスタイリングは、機械式時計としての卓越性を映し出しています。<Vacheron Constantin HPより>

という事で第1世代のオーヴァーシーズです。

ミッドサイズ、レディース、クォーツ、クロノグラフなどのバリエーションがあります。

 

ラージサイズは2種、42040系と42042系があります。

GPムーブメントベースの高精度ムーブメントキャリバー1310(1311)を搭載。

ケースバックには特徴的な帆船アメリゴ・ヴェスプッチ号。

ベゼルとバックル部にマルタ十字。

ダブルロック式で初見の人はきっとブレスレットを外せないと思います。

今回どちらもChrono24に掲載がほとんど無かったので楽天市場から引っ張ってきました。

ロイヤルオーク、パテックの2モデルに比べると相場の上がり方が緩やかで、現在でも100万円前後で購入可能ですね。

ただ球数は多く無さそうです。

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あと以前使ってて思いましたがブレスレットが特殊でガクガクと噛んでしまうのが難点。

見た目は格好良いと思います。

当時の最終定価は966.000円とそこまで高くなったですね。

ラージサイズは37mmで厚みは8.3mm、防水性は150mもありました。

この防水性はラグスポの中では高い数字となっています。

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私は当時ミディアムサイズが好きでした。

 

第2世代(2004~)

2004年に第2世代へとモデルチェンジします。

2004年に誕生したヴァシュロンコンスタンタンのラグジュアリースポーツモデル「オーバーシーズ」の第2世代 47040。

ラージサイズと言う概念が無くなりますが、42mmというジャンボサイズになりました。

2016年に現行機が出るまでの12年間も生産されたロングセラーモデルです。

第1世代との大きな違いは「大きさ」と「ブレスレットの形状」です。

マルタ十字を模った重量のあるタイプに変わりました。

格好良い(しかも噛まない)!

ムーブメントはキャリバー1311から1126SC、1226 SCへと変更されます。

厚みは10.5 mmと、ラグジュアリースポーツモデルにしては厚め。

Chrono24と楽天市場をチェック。

Chrono24は税抜き表示なんでおよそ120万円~と言った相場の様です。

ロイヤルオークで見ると15300ST、15400STあたりと時期が被りますので、半値くらいで購入できますし耐磁性(軟鉄インナーカバー)もあるグッドモデル。

搭載ムーブメントのキャリバー1126SCはジャガー・ルクルトCal.889ベースですね。

クロノメーターやジュネーブシールの表記が無いのですが高精度なんだと思います。

第2世代のオーヴァーシーズはお買い得。

 

第3世代(2016~)

2016年の新作で、41mmにリニューアルしたヴァシュロンコンスタンタンのラグジュアリースポーツ「オーバーシーズ」4500V。

特徴だったマルタ十字を2つ重ねた8つのベゼルデザインが、6つに変更になったのが1番の見た目の「違い」ですかね?

カクカクしていたフォルムも、優しい丸みのあるラインになり「222」をオマージュしているのだと思われます。

ケース径41mmは現代のラグジュアリースポーツの基本サイズ。

ロイヤルオーク15500STも41mm、ノーチラス5711/1Aは40mmですが耳を入れると43mmくらいありますね。

もうアンダー40mmは流行らないのかも知れないです。

パワーリザーブが60時間と長めなのも好ポイント。

ディフォルトでスティールブレスレット、レザーストラップ、ラバーストラップが用意されていて、ワンタッチで交換が可能なのはリシュモンスタイルで良いですね。

その分、定価がやや高めな2,420,000円です。

ケースの厚さ11mm、磁気から保護する軟鉄製ケース・リングつきでシースルーバック。

ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発のキャリバー5100、ジュネーブシール、パワーリザーブ 約60時間、ブレスレットだと重さが160グラムちかいです。

Chrono24と楽天市場をチェック。

新品だと定価くらい、中古だと200万円~と言った相場の様です。

3大ブランドのラグスポですが定価以下と言うのも魅力的ですね。

 


 

まとめ

いかがでしょうか?

他の方とは被りにくいラグジュアリースポーツ「オーバーシーズ」。

新型の顔は丸くなりましたが、海を越えていくロマンはそのまま。

TPOでストラップを変えて楽しめますのでお買い得感ありますね。

私個人的には第2世代が安くて格好良いと思います。

高級感は第3世代、武骨でマニアックな第1世代も隠れた銘品だと思います(難点があるところが萌え)。

皆さんはどのオーヴァーシーズがお好きでしょうか?

それではまた!

 

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コメント

  1. MSYK より:

    第2世代のを持ってます。
    あのブレスが気に入って買いました。
    今のは機能的かもしれませんがちょっと好みから外れますね・・・

    当時それほど値段が変わらなかったロイヤルオークは中古も高騰しているので、先にロイヤルオークを買って、値上がりしてからオーヴァーシーズに買い替えればタダで2本楽しめたのに・・・という思いもあります。

    • ZENMAI より:

      こんばんは。第2世代が私も好みなんです~格好良いですよね。ロイヤルオークは確かに高騰著しいです、15300STももう300万円以上になりそうです。100万円以下で売ってたのにな~って思っちゃいます(笑)

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